Jelly B. Kohsaka

Jelly B. Kohsakaさんの My best 2022

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1

三重県

すき焼き

Jelly B. Kohsaka

前々から伊賀市の友人から「金谷(かなや)のバター焼きはヤバいぞ!」と聞かされておりました。 「伊賀上野の人は美味い肉を知っている!」とも。 「今一番気になる食べ物」をイメージしてみたら、何だかそれがピークに達した気がして遂に行動を起こしました。伊賀市へ。 強いて言えば、地味な伊賀市駅あたりが中心部なのでしょう。そこから伊賀鉄道でひと駅。 一方通行の道を歩き進むとお店が見えてきました。 小売が併設されていて、ショーケースにはひと目で肉極道を唸らせるすき焼用をはじめとした伊賀牛が並べられています。靴を脱ぎ二階の座敷へ通されます。 すき焼の名店だけに心は揺れますが、そこは初志貫徹。「バター焼き」一択です。 ほどなく運ばれてきた肉を見た途端、妄想が見て直感に変わります。此奴はヤバい・・・。 仲居さんが付きっきりで焼いてくれます。 「最初に大根おろしを混ぜて下さい。」 たっぷりのバターで焼かれた大ぶりのヘレを大根おろしにランディングさせます。 箸でちぎれてしまう繊維質。テンションが高まります。おろしを突き抜ける肉の風味。これぞ醍醐味。 野菜も焼いていただきます。 鮮烈な先制パンチに続いてロース、そして再びヘレとバター焼きを堪能しました。

2

大阪府

中華料理

Jelly B. Kohsaka

町中華で海鮮の気分。 東成のイチオシ店に電話したら満席ですが、多分空きそう・・・だと。 20分後に到着。階下でひとり空きを待ちました。 友人Kは10分後に来るみたいです。 先客二人降りてきた。よし、再び電話してみる。 「空きそうですか?」 「じゃあ、10分後に」 店でKと合流。 何を食べても美味いのです。 日替わりメニューには、「真鯛の玉子蒸し・香港スタイル」なんてのがあります。心動かされます。 結局はふたりともこの料理にノックアウトされたのでした。 濃い醤油ダレに脂の珠がキラキラする鉢。 タレをレンゲで器に移していくと茶碗蒸しのような黄色が目に飛び込んできます(二枚目の写真)が、いきなり美味そうじゃないですか。そこには真鯛の切り身が。 蒸した真鯛から滲み出たエキスが香る醤油と玉子と真鯛の三位一体を堪能しました。 かつて神戸[千代]の蒸し魚にやられたのを思い出しました。 スタートは「よだれ鶏」。甜味に辣味に麻味のバランスの良さもさることながらよく見かけるように付け合わせのキュウリやトマトで上げ底(?)していないのです。 甕出しの紹興酒から早くも哈爾浜ビールの610mlの瓶へ。 「自家製豚バラ干し肉のサラダ」を挟み、こちらの定番とも言える「名物特製玉子皮春巻」。4切れ630円はお値打ちです。美味いがな。 これも行っときましょか。「フカヒレステーキと野菜のあんかけ」を。納得の1480円。 ここの海鮮メニューはハズレがありません。 「激ウマというかもうハゲハゲ馬やな」と帰途に着きました。

3

和歌山県

ラーメン

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和歌山へ日帰り海鮮ツアー中、[浜]のコーヒーと[山為食堂]の中華そばの禁断症状が出まして両者とも訪問。 確か1985年頃、「おいおい、この中華、紀和大会(大昔は夏の高校野球甲子園出場は和歌山・奈良から一校だった・・・)優勝物ちゃうか〜!」と唸らされ、1999年頃には「いやいや、650円(当時)は安くないけど実は関西1やないか?京都を含めるならばおぼろげながらやけど(笑)」と納得した中華そばを今回もいただきました。 「山為は日本1や。オレの為にある!知らんけど。」と調子のいい事を言ってた人も知っていますし、一世を風靡したラーメン王の方も超絶賛していましたので当たらずとも遠からずでしょう。 かまぼこ二枚と千代巻一枚の間によく味の染みたホロホロのバラ肉チャーシューが綺麗に収まる変わらぬビジュアル、濃厚ながら塩分は控え目であり酸味がちらつき豚骨のざらつきも加勢する変わらぬ味。現在は850円だけど肉カレーうどんが700円に抑えられているならば許してしまいます。 食堂と名のつく麺類店だけに上記うどん等にも関心が湧くのですが、それらを食べるのはいつになることやら?(笑) おまけに[浜]のコーヒー画像を。

4

和歌山県

魚介・海鮮料理

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「美味い食堂があるんだな!その名はマンコウ!」 新聞広告が埋まった際に使われる響きやないですか。「え!満稿?」 拉致され和歌山は加太へ。 お土産品が売られる[満幸商店 本店]店先で順番待ちは次の次。 10分が経ち席に着きました。 何でも「わさびスープ」は必食やと。それだけはいかなあきません。 ガスコンロが置かれ、小鍋に真鯛の骨を煮たコラーゲン豊富なスープがやってまいりました。 お椀に移してから別添えの刻みわさびを放り込むのです。 美味い!これはいい! 生姜味に仕上げたサザエ、おく貝、あさりがたっぷりの「あわしま丼」と抜群の相性でした。 最初にやってきたのは「皮ハギのタタキのうす造り」。てっさみたいなのを想像し過ぎたか。 「どこがうす造り?」肉厚感がたまりませんね。 仲間は「しらす丼」に舌鼓を打っておりました。 故松原正樹氏のギターみたいな海の色に感銘を受け記念撮影致しました。

5

大阪府

イタリア料理

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中崎町の路地裏のどんつき。 イタリア国旗の三色に引き寄せられます。 [LA LANTERNA di Genova /ラ ランテルナ ディ ジェノバ]のシンボルマークはジェノバの象徴でもあるランテルナ灯台。 ミラノ、ローマに始まり、トリノ、アオスタ、トレント、ベネツィア、トリエステ、ボローニャ、フィレンツェなどなど街ごとに郷土料理はあります。ジェノバってどんなん?バジリコのジェノベーゼしか浮かびません。 さて、試しますか。 「鯛のクルード スイカのグラニータとレモンのジュレ添え」カルパッチョ的な鯛のクルード(生)です。今年はまだかき氷でしかスイカを食べていないなあ。今日もか(笑) ジュレという事でソフトなレモンとの相性を再確認。 「チーマ アッラ ジェノベーゼ」はリグーリア州の郷土料理。チーマは仔牛の胸肉。薄く切り開いた肉に玉子や野菜の詰め物をして蒸した料理のようです。 「パスタ ジェノベーゼ」は、これでもかとバジルペーストがたっぷりのパスタに風格さえ感じます。 チーズの芳醇な香ばしさに全体は昇華されます。 「カッポンマーグロ」も郷土料理です。海老や白身魚の魚介と野菜のミルフィーユです。イメージはサラータに近いでしょうか。バジルソースとトーンは似たパセリのソース、サルサヴェルデが使われています。 「牛肉とたっぷり玉ねぎの白ワイン煮込みソースのパッパルデッレ」は、ラグーと幅広パスタの掛け算はやはり豪快に食べなきゃ。 ドルチェは「パッションフルーツのセミフレッド」。半解凍の甘酸っぱさで締めくくりました。

Jelly B. Kohsaka

希少な和牛タンや和牛ハラミもあるみたいだぜ! 焼肉番長に誘われた茨木。まだ一年ちょいと新しめの店を探訪。 まずサラダを平らげ、「黒毛和牛上塩タン」を。 ねっとり舌に絡んでくる食感は、焼き手(僕ですが 笑)のスキルに負うところも少なくないですね。 脅威の2000円切り(一人前)です。 さらに上には、ど真ん中であろう「シャトーブリタン」もラインナップにあり、いつかはきっと! そしてこの「黒毛和牛特選ハラミ」。 ブアカーオのミドルキックを受けた事はある訳ないですが、そんな風に衝撃を覚える味のワイルドスピード。 阪神尼崎界隈では「幻のハラミ」とか言うてる奴と違いますかね(笑) これまた脅威の2000円切り(一人前)です。 〆に「とろろ冷麺」を。 たっぷりの山かけで加水率高めの麺をずるずるいわす組み合わせの妙。絶品でございます。