Hironori machiyama

馬喰町から繊維街を歩き、浅草橋の交差点近くにあるボリューム押しのお店。 店名に冠したカリーズ工房、という割にそのカレーラはごく普通に和風カレー、辛さも含めて万人受けする味かなという感想です。 カレー専門店的な手間暇かかった感じはしないものの、最高値でも¥900のランチプレートにはコーヒーと大盛りが無料、サラダはレタスにパスタとポテサラが付け合わせてあり、汁物も付いてます、ボリューム満点。 テイクアウトも店内で食べるものと同量らしく、ビジネス街には嬉しい選択肢のひとつでしょう。 夜は使い勝手の良さを重視した居酒屋として機能している様で、東横インなど近隣ホテルの利用客を取り込む姿勢が感じられます。 次回は夜に伺ってみたい新店です。

地元に根差したお店です。 個人的なおすすめはやはりカツカレー。 カレーの南海系に比べて普通の色したカレールーは懐かしい味。 優しい味の味噌汁もついてます。 ちょっとしたアルコール類も置いてあり、夜の利用にも良いですね。

スパイスの種類が多ければ偉いとか。 グレイビーの加温中に足す香り付け優先の後追いスパイス投入で結果バランスを欠くとか、そうした過ぎる事を恐らく良しとはしないオーナーだと思います。 基本素材の野菜をじっくりしっかり仕上げる方向のカレーは欧風だとかインド風だとかでは無く、ご家庭カレーのレベルを頭ふたつ抜け出しながらも、あくまで日式カレーの正常進化版。 どこまでもお父さんカレーの延長線上に位置した、きっとホッとさせるカレーを志向されてる様に感じとりました。 何なに風だから本格的？…そんな偏狭な解釈に対して静かな反骨精神を感じるのは自分だけでしょうか。 日本が育んだ日式カレーは世界に誇れるもの、あの新宿中村屋のカレーだってその昔インド人にこれは何と言う料理だ？って驚嘆と感動を呼んだのです。 ご夫婦2人でお店を切り盛り、可愛いお子さんはマスコット的。 多少殺風景で飾り気のない店内は…しかし清潔感があるためかオーナーご夫婦同様に子連れのお客さんや女性同士のお客さんが多い。 安心して利用できるとてもアットホームな雰囲気の街のカレー屋さん、祖師谷大蔵の住宅街にまさにハマるゆったりしたムードのお店だと思います。

赤羽北口エリアの居酒屋の中ではなんとなく上品な雰囲気のお店。 店内はカウンター席とテーブル席が4卓程のキャパシティ。 なので1〜4人くらいまでの人数で、美味い肴でしっとり酒を呑みたい時、このエリアでオススメ出来るかなり佳いお店だと思います、海鮮系が美味いマスター手作りの逸品、お客さんと距離感のとり方が良い美人の女将さん。 「にしんの山椒漬けは絶品」 そう言った自分は恐らく、嘘つきとは言われない筈です。