酒井たえ サプナピ
近鉄八尾駅
そば(蕎麦)
大阪府八尾市では、八尾若ごぼうという、葉っぱ・茎・小さい根の食感と、香りを楽しむ野菜があります。 「八尾若ごぼうが採れるとそろそろ春だよ」と言われるくらい春の代名詞になるほどです。 その「八尾若ごぼう」の蕎麦が 『そば処・酒房 楠喜』さんでお目見えしました! 若草のような緑が美しい蕎麦ですね~ 写真にもあります、八尾若ごぼう。(葉の部分) 4代目大将と若女将さんが12月に畑で葉っぱを刈り取り、キレイなものだけを選別し 乾燥をさせ、もぐさのようなフワッフワな若ごぼうの乾燥させたものが出来ます。 それを更科蕎麦にこね入れ、八尾若ごぼう蕎麦をうちます。 食物繊維が多い若ごぼうを蕎麦にこね入れるには、つなぎ加減・色目など、とても苦労をしたそうで、 これだという蕎麦ができるまでに7年かかったそうです。 この日は「八尾若ごぼう蕎麦と天ぷらセット」を頂きました。 (写真) (左)八尾若ごぼうと桜海老のかき揚げ (下)若ごぼう入り蕎麦つゆ (右)八尾若ごぼう蕎麦 (下)天つゆ おススメの食べ方は、 一口目は、沖縄岩塩をつけてズルズルっといただくと、「蕎麦のこしと、春のほろ苦み」がより感じやすく「ああ~春やな~ 美味しいな~」としみじみしていただけます。(*^^*) これぞ八尾の風流。 冬の温度に敏感な若ごぼうは、それによって毎年苦み加減が違うので 今年の春のほろ苦みを楽しめる。 「二八そば 楠喜」の提灯が目印 *「八尾若ごぼう蕎麦」は 八尾若ごぼうの収穫時期が終わるまでの限定メニューなので、 いつまで食べることが出来るかは、電話でお問い合わせください。 (たぶん4月いっぱいまでとのこと) そして、楠喜さんは日本酒の揃えも中々のものです。 蕎麦と日本酒。 おつまみを頼んで一献いかがですか?