庄司嘉夫

庄司嘉夫さんの My best 2018

シェアする

  • facebook
1

東京都

そば(蕎麦)

庄司嘉夫

誠に残念なのですが、 2018年11月25日をもって閉店です。 行けて良かった、本当に良かった ‼︎ 東京の奥座敷、檜原村。 <そば処みちこ>は、 奥多摩の森に包まれて、 ひっそりと佇む、<瀬戸沢の一軒家>。 文字通り この地域、家はこの一軒だけ、 そして築400年以上と言われる古民家です。 実はこの家、1990年に先代が亡くなり、 しばし無人の家になりました。 しかし、主のいない家は朽ち果てるもの。 それに心を痛めた14代目の当主が、 やってみないか?と (濱田)美知子さんに声をかけます。 ここは美知子さんの母の生家。 美知子さんも、よく遊びに来ていて、 大変思い入れのある家。 御自身は、既に調理師免状を持ち、 そうした仕事にも就いていましたので、 快く引き受けたのですが----。 しかし此処には、 ♪ テレビがない、電話がない、 オラの家には電気がねえ‼︎ あるのは、ランプと囲炉裏だけ。 完全に自給自足の生活とはいえ 今の時代に信じられますか? 確かに山奥ですが、ここは東京都ですから。 開店までの御苦労は、 大変なことだったでしょう。 それでも2000年に開業するや、 口コミから、 今では森の人気店にまでなりました。 私は、この日が3回目の入店になります。 仲間から閉店情報を聞き、 9:30に着きましたが、既に60人待ち ‼︎ これには驚くと同時に納得もします。 それほど愛されているお店ですし、 皆、別れを惜しむお客さんばかりでした。 <みちこ>が愛されるわけ。 それは料理、建物、風景はもちろんのこと、 私は接客にあると思います。 よくぞ此処まで来て下さいました。 ささ、ゆっくりお休みなって下さいな。 そうした思いやりが、 ひしひしと伝わってきます。そして、 気をつけてお帰り下さいね。 と、笑顔でお見送り。 接客と言うより、おもてなし。 中に入るだけで、 温かな空気に包まれますし、 初入店でも、即打ち解けられます。 これなら、 もう、何度でも来たくなりますよね。 注文した料理は、 石臼挽き蕎麦と、さしみこんにゃくです。 お蕎麦は、麓の御自宅で打ったものを、 ここまて運んできます。 美味しい水に恵まれる、この地域。 その水を使い、薪で湯を沸かし、 そしてキュッと締めるのですから、 これはひと味違います。 薪で沸かすと、 水の良さが判ると言いますし、 蕎麦には甘みを感じました。 特にのど越しが良く、蕎麦つゆも水のせいで、まろやかさが感じられます。 わさびは本物、この地域の名産品です。 そして、さしみこんにゃくが絶品 ‼︎ こんにゃくも、やはり地元の名産品。 箸を使うと、 ぷるりん ぷるりん、トロっトロ〜♡ 生姜とネギが、実に良く合います。 これを食べたら、 今までのは何だったの? もう、ほかでは食べられないかも(^^;; これだけは、 ウチのやつにも食べさせたいと思い、 パックを頂き持ち帰りました。 もちろん !!! そして ♡♡〜♡です。 また持ってきて〜♪ おいおい(^^;; この日は、大変な混雑ぶりでした。 なので、より多くの方に食べて頂きたい、 その思いから、 お蕎麦の大盛りと、天ぷらはありません。 結局、お店を出たのは1:00頃。 でも、まったく苦になりません。 ほかのお客さんも、 そうだったと思います。 最後にもう一度ここで食事を、 そして美知子さんに会いたい。 その思いで来ているのですから。 山の秋は冷え込みます。 焚き火を囲めば、 そんな話しばかり、こぼれて来るのでした。 でも、閉店を惜しみながらも、 皆さん、清々しかったですね。 これも美知子さんの、 人柄によるものでしょう。 その美知子さんがお店を開いたのは、 52歳の時。 年齢的に70歳までかなぁ---。 そう仰っていたそうですが、 それが今年2018年だったわけです。 でも、お店はなくなっても、 私の心には、いつまでも残るお店です。 そして、 多くの方の心にも残ることでしょう。 美知子さん、お店の皆さん、 どうもありがとうございました。 そして、どうぞ いつまでもお元気で。 #心に残るお店 #山奥の一軒家

2

埼玉県

喫茶店

庄司嘉夫

美しい ‼︎ それは果てしなく。 写真を撮る前に、 まずは。この雰囲気に身を委ねませんか? 写真よりも、記憶に残るお店なのですから。 およそ 鶴瀬の町とは、似ても似つかぬお店。 雰囲気の良さげな階段を上がり、 ドアを開けると、 うわっ ‼︎ 花、花、花 ‼︎ そして花 。 さらに、たくさんの観葉植物。 こんな所に、 こんなにも素敵な世界が----。 ただ、ただ、溜め息しか出ません。 夏野菜カレーとコーヒーを頂きました。 まだ春ですけれど、 野菜は夏野菜?なのでしょう。 私は疎いので、その辺良くわかりません。 手作り感たっぷりのカレーは、 御店主さんの説明どおり、 かなりスパイシー。 また、結構辛いです。 辛さとしては、間違いなく中辛より上。 私にはビッタリですけれど、 辛いものが苦手な方には、 この辛さは微妙かも? でも、 とても喫茶店のカレーではありません。 メニューに迷ったら、是非、是非です。 コーヒー(ブレンド)は、サイフォン式です。 やや苦味が強いかな、でも良い味。 香りもいいですね。 何と言っても、 口当たりの柔らかさ、滑らかさは、 さすがサイフォンです。 カレーにしてもコーヒーにしても、 完全に自分好みでした。 もっとも、この雰囲気に包まれたなら、 何を食べても、飲んでも、 みな、美味しくなってしまいますけど。 使いこまれた木製の卓や椅子からは、 年月の重みを感じます。 こればかりは、 新しいお店では、絶対に作れないもの。 なぜなら、年月の重み、 そこにはお店の方や、お客さんの、 様々な想いが詰まっているのですから。 それにしても、 昭和レトロな世界ですけれど、 どこか、ロココっぽい感じがします。 やはり、花や植物のせいなのでしょう。 そして、 あのターシャテューダー女史まで、 思い出してしまいました。 <啓>の御店主さんは、 年配の女性の方です。 ご主人さんは、 ここ数年のうちに亡くなられ、 お一人でお店を切り盛りされています。 そして、 その接客ぶりから、人情味のある方だと、 すぐにわかりました。 今度は夜に来てみたいですね。 夜のほうが、さらにライトアップされて、 もっと雰囲気が良いでしょう。 そして御店主さんと、 ゆっくり語り合えたら、と思います。 ごちそうさま。 絶対に、また来ます ‼︎ #お店自体が美術品 #鶴瀬の名店 #絵画かスクリーンか? #座るだけで御満悦

3

群馬県

カフェ

庄司嘉夫

<東京コーヒーフェスティバル> まさか、あの岩野響さんが淹れた、 コーヒーが飲めるなんて、 まるで夢のよう----もう感激です ‼︎ 事前に出店リストをチェックすると、 そこにはなんと、ホライズンラボの名前が。 ええっ ⁈ まさか ‼︎ 桐生のお店は、諸事情で閉店していて、 現在はコーヒー豆の通販だけです。 なので、 もう、岩野さんの淹れたコーヒーは、 飲めないものと諦めていました。 それだけに、もう嬉しくて、嬉しくて。 この日、会場に着くや、 他のお店には脇目も振らず、 ホライズンラボに一直線。 しかし、 私の逸る気持ちは、すぐに打ち消されます。 コーヒーを淹れる岩野さんは、 あまりにも衝撃的でした。 ドリッパーに覆い被さるようにして、 湯を注ぐ、その姿。 全身全霊を傾け、ただ、ひたむきに。 そして静かに、ゆっくり、ていねいに。 湯の一滴までも、 見逃さんと言わんばかりです。 まるで、コーヒーという花に、 水をあげているかのよう。 コーヒーに対して、ここまで----。 感銘を受け、胸を打たれます。 そして、私にコーヒーを差し出す時の、 あの笑顔。 それまでの岩野さんとは、まるで別人。 両手に包まれたデミカップ。 まるで、 大切に育てたコーヒーという宝物を、 頂くかのような思いに、かられます。 そして、 このコーヒーは、味覚だけではない、 そう直感しました。 用意されたコーヒーは、 <グァテマラブレンド>だそうです。 ひとくち飲んでみると、 苦い ‼︎ でも----なにか違う。 さらに飲むと、えっ ? ? ? なんと、苦味を感じなくなります。 しかもそこに、ほのかな甘みが---。 何なの、このコーヒーは? コーヒー通ではない私には、 まったく持って、訳の判らぬ世界。 首をかしげつつも、 何故か、惹きこまれてしまいます。 日本酒にも、ありますね。 飲む毎に深みにハマるものが。 結局、もう一杯試してみました。 やはり、魅せられてしまいます。 でも私には、 このコーヒーの素晴らしさを、 うまく表現出来ません。 言えることは、 美味しかった ‼︎ それだけです。 他のお店のコーヒーも、色々試しました。 フルーティーなものを始め、 飲みやすいものが目立ちます。 それだけに、 岩野さんのコーヒーは、凄いインパクト。 でも、あの笑顔は最高‼︎ 実にいい笑顔でしたよ。 何だか、 将棋の藤井聡太棋士に似ていますね。 そうか ‼︎ あの笑顔こそが、 岩野さんのコーヒーなのか ‼︎ レビューを書いている時、 ようやく、それに気がつきました。 #東京コーヒーフェスティバル

庄司嘉夫

突然、目の前に現れる不思議な家。 メルヘンチック、 そして、どこかジブリっぽい。 う〜ん、これは気になる ! なんだか 面白そ〜 ♪ 楽しそ〜 ♡ で、興味津々入ってみました。 外から中が見え難く、 チョッピリ入りにくいかな。 ふと見上げると、屋根に竹が張られています。 通風を考えてのことでしょうし、 夏は涼しいですよね。 でも、まるでキノコのカサみたい。 そう言えば、この家、 キノコにも見えませんか? 店内は、とても落ち着ける雰囲気です。 落とし気味の照明と高い天井。 よく見ると、この家 八角形になっています。 お隣はギャラリースペースで、 色々な雑貨品や陶芸品が並びます。 こちらも八角形でした。 あまりにも珍しがって、 キョロキョロしたので、 女性店主さんに笑われました。 でも初めてのお客さんは、こうなるとか。 そりゃ〜、そうですよ ! 何から何まで、あまりにも凝りすぎですので。 裏手には、太い材木が並んでいましたが、 店内にも木の香りが漂います。 コーヒーと、 これは珍しいですね、 いちじくのタルトを、お願いしました。 いちじくが、見た目以上に熟していて さっぱりした甘みが嬉しい。 タルト生地とも良く合っています。 コーヒーも飲みやすかったですよ〜。 さらに、このお店には隠し球があります。 薪で焼き上げるパンがそれで、 毎週火曜日に販売されます。 これ、かなりの人気のようですよ。 この日は火曜日でしたけれど、 夕方入店で、すでに売り切れ。 一度は試してみたいのですが、 曜日のハードルがキツいなぁ。 そこでレモンティーのパウンドケーキを 買ってみました。 これがまた美味しいんですよね〜。 味は濃厚、甘みは少なめ、そしてしっとり。 レモンが強めのレモンティー、 そんな感じの味わいでした。 こちらのお店、 コーヒーにしてもスイーツにしても、 相当、力を入れているようです。 それにしても、この家を見たら、 とにかく 中に入ってみたくなりませんか? 壺小屋は、ここやと読みます。 そう言われてみれば 壺のようにも見えます。 名栗街道から、さほど離れていませんが、 場所がちょっと分かりにくいかなぁ? 最後は、一見行き止りに見える、 民家が並ぶ未舗装路になります。 小さな案内板が遠くから見えますので、 どうぞ見落とされませんように。 #不思議な家 #メルヘンな家 #ジブリな家 #入ってみたい #薪焼きパン #コーヒー #スイーツ #場所が分かり難い?

5

埼玉県

カフェ

庄司嘉夫

荒川の河川敷にあるviaでモーニングタイム。 この、ド迫力なサンドイッチには、 も〜、おそれ入りました ‼︎ そして、よ〜く 御覧になって下さいね。 サンドイッチの下のほう、 ラップが巻かれています。 これを外すと更に大きくなって(^^) サンドイッチの具は、 ハムカツ、玉子、 そしてトマトなどの新鮮野菜が、どっさり。 しかも、ただデカいだけではありません。 食事に気を使う方なら、 すぐ、お分かりになることでしょう。 このサンドイッチ、 エネルギー補給、栄養バランス、消化吸収など、実に良く考えられている一品です。 小脇に添えられた、お漬物も、 塩分補給に、 大切な役割りを果たします。 実は、こちらのオーナーは自転車愛好者で、viaには多くのサイクリストが集まります。 オーナー自らの経験を生かした フードメニューやドリンク。 サイクリストは元より、 広く一般の方に至るまで、 食べる人の、身体への気配りが感じられます。 こんなものが食べたい ‼︎ そんな声に応えるかのよう、 まさしく、 かゆい所に手が届くサンドイッチです。 そして、viaには隠れた名品があります。 それが 水 ‼︎ 水なのです。 地下から汲み上げていて、ミネラル豊富。 飲むと甘みと、僅かにとろ〜り感が。 そう この水、実は軟水なのです。 この水を使うのですから、 飲み物や食べ物が美味しいことは、 言うまでもありません。 戴いたレモネードしかり、 特にコーヒーが美味しいと大好評。 豆の販売もするほど、力の入れようです。 決して、場所は良くないにもかかわらず、 豆を買いに来る方も多いとか。 この水、頂くことが出来ますので、 是非、お願いしてみて下さい。 viaは、築80年の納屋を改装した、 古民家カフェです。 荒川の河川敷にありますが、 いかんせん気づき難いです。 遠くからでは、ただの林にしか見えませんし、 案内板も、 近くまで行かないと、ありません。 しかし、今ではサイクリストのメッカ。 でも、そういう人ばかり集まるお店って、 入りにくい---。 とんでもありませんよ(^^) お店の皆さん、いい人ばかり。 むしろ、一般のお客さんの来店を 願っているほどです。 そして、ここに集まる自転車乗りも、 みんな、いいヤツばかりです。 どうぞ図々しい顔?をしてお越し下さい。 きっと大歓迎してくれますよ\(^o^)/ #古民家カフェ #荒川河川敷 #判り難い #サイクリスト御用達 #水が美味しい #一般の方大歓迎 ‼︎

6

東京都

カレー

庄司嘉夫

お母さん♡ ただいま〜♪ ♡は〜い、おかえり 。 こんな、やりとりが、 聞こえてくるようなお店。 とても温かな、いいお母さんです。 カレーが食べたいんだけど、 どれがいいかなぁ?-----。 どんどん食べて! なんなら、 お代わりしても構わないから(^^) え〜っ ‼︎ それと、カレーと一緒ならコーヒーは、 150円でサービスしてますよ。 じゃあ、お代わりしたら無料になる? まあ、お客さんたら---アハハっ ‼︎ 初入店だというのに、この展開----(笑) 私がノリやすいのか ? いいえ、 お母さんの人柄が、 そう、させたに決まっています(^^) で、カツカレーを頂くことに、 したのですけれど----。 これが、ひと目見てホッコリ ♡♡〜♡ だって手作り感、そして、 お母さんの愛情たっぷりなのが、 ひしひしと伝わってきます。 温かなものに出会うと、 嬉しくなりますよね♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪ 大きなトンカツ ! これが控え目?で、とてもいい感じ(^^) なぜ?って、 厚みが、それなりのもの、だからです。 分厚いと、いかにも出しゃ張るようで、 まぁそれも悪くありませんが----。 このカレーには このくらいのほうが、良く似合います(^^) 衣が薄く、 サクサクッとして、なかなかジューシー。 これ、美味しかったですよ〜♡ 決め手はカレー、いえ、中に入っている、 細かく刻まれた玉ねぎ ‼︎ この不揃い感は、 機械なんかではありません。 絶対にお母さんの手仕事でしょう。 想像すると、 ちょっぴりジーンときます。 だって、年配のお母さんなんですよ。 この玉ねぎが、 カレーをマイルドな味にしています。 専門店とは違う味わいは、 どこか懐かしさもあり、 和風と洋風、併せ持つものでした。 辛さとしては、やや辛ぐらいかなぁ。 カツカレーに限り、サラダが付きます。 量も、しっかりあって、 各種ドレッシングが用意されていました。 <デリー>は、古いお店のようで、 年配のお母さんお一人で、 なさっている様子。 店内は、カウンター席だけの小さなお店。 とても家族的、庶民的な雰囲気です。 でも、今の世の中、 お店の方と、お喋りしながら食事する。 そんなお店って、少なくなりましたよね。 だからこそ、 是非、若い人に来て欲しいものです。 そして、お母さんと語り合い、 <気持ちのふれあい>を、 感じてくれたならなぁ、と 思ってしまいました。 でも、お母さんときたら、 TVの話ばっかりでしたけど(^^) ごちそうさまでした。 外は寒いけど、気持ちは温まりました。 そのうち言ってみようかな、 お母さん、ただいま〜♪ #秋津の名店 #家族的 #庶民的 #喫茶もあり #年配のお母さん #入り難くありませんよ

7

東京都

カフェ

庄司嘉夫

生まれてから今日まで、 音というものを、聞いたことがありません。 そんな女性、かおりさんが御店主の、 <サインカフェ ベリーユー>は、 2015年3月にオープンしています。 かおりさんは、 生まれつき、耳が不自由で、 それにともない、 言葉にもハンデをお持ちです。 でも、特別な目で見ないで下さいね。 <普通>が、一番なのですから。 もっとも、そんな邪念は、 お会いしたら、 すぐに、吹き飛んじゃいますけれど。 彼女は とにかく、明るく爽やか。 なにより、 白い歯を覗かせる、笑顔が素敵です。 あの笑顔をみたら、 誰もがみんな、元気になってしまいますよ。 手話が出来なくても大丈夫、 あなたの思いを、身振り、手振り、素ぶり、 そして表情で、伝えてみましょう。 お店の外には、 手話を表す木札が掲げられています。 その中で私は、 あ、い、<愛>を選びました。 中に入ると、 かおりさんが笑顔で迎えてくれます。 (いらっしゃいませ、どうぞこちらに) 席に座った私は、メニューを指し、 (モーニングをお願いします)と、軽く会釈。 頷く かおりさん。 (はい、少々お待ちください) いかがですか。 言葉が無くても、思いは通じ合えます。 カメラを構える仕草で、 写真撮影の許可も頂けました。 むしろ、 気持ちの ともなわない言葉は、ただの音。 特に、やまびこ挨拶など、 不快な雑音にしか過ぎない。 あらためて、 そんな事を、思ってしまいました。 かおりさんは、 こちらが、ゆっくりと話せば、 唇の動きで分かるそうです(読唇術) またテーブルには、筆談用の、 ボールペンとメモ用紙が置かれていました。 それにしても、 このコーヒー美味しいですね〜。 香りが良く、 モーニングにぴったりの口当たり。 丁寧に淹れているのが分かります。 ちょっと並々ですけど(^^) そして9:00〜10:30までは、 モーニングタイム。 飲み物に、トースト+目玉焼きが サービスで付きます。 ちなみに、これで430円 ‼︎ とは、 コスパも十分満足。 しかも、醤油のほか、塩、胡椒、 そして箸まで用意して下さって。 この気配りは、ただただ嬉しい限りです。 言葉が存在しない店内には、 緩やかな音楽が流れ、 時間までもが、ゆったりと流れるよう。 センスが良く、明るく開放的な雰囲気。 そして清潔感と清涼感。 いや〜、実に寛げますね。 中央の観葉植物にも、安らぎを覚えます。 バリアフリーの設計は、 ハンデをお持ちの方に、配慮したもの。 健常者と、そういう方(少しの違いです)との、 触れ合いの場を持ちたい。 それが、お店を開いた理由の一つです。 そして面白い?ものを発見。 時計に \チック タック/ ドアに \パタンっ カチャ/の擬音が。 かおりさんは、 この音を聞いたことはありません。 それをユーモラスに-----。 明るい人柄が、良くお分かりになりますよね。 さらにベリーユーノートなる、 お客さんの、寄せ書き帳があります。 私も自分の思いを書き綴り、 かおりさんに、お見せしたところ、 とても喜んで下さいました。 もちろん、あの素敵な笑顔で、です。 そんな彼女を、 かおりさんのご主人は、 温かくサポートされていました。 サインカフェベリーユー。 サインは、ここでは手話になります。 でも私は、表情、仕草と訳すほうが、 よりふさわしいと思いました。 ベリーユーは、あなたらしい の意味。 ここで、 あなたらしい時間を過ごして欲しい。 その思いが、こめられています。 私は投稿するにあたり、 なんとか、 ハンデをお持ちの方の、 身になれないものか?と悩みました。 私には出来ません、でしたけれど、 それで良かったと思っています。 やはり普通が一番です。 そして、そのほうが自分らしい、 いえ、very you なのですから。 #ここだけは是非‼︎ #言葉が存在しないカフェ #手話が出来なくても大丈夫 #ホッコリし過ぎ #長居に御注意(^^) #ランチは自然食材中心

8

埼玉県

テイクアウト

庄司嘉夫

おばあちゃんが握る、おむすびに感激。 うっ⁈ ------ これは、これはうまいなあ。 おむすびを、よ〜く御覧になって下さい。 ごはん粒とごはん粒の間に、 絶妙〜な、 <ゆとり>があるのが、わかりますよね。 これこそが、美味しさの秘訣なのです。 どんなに良いお米や、具材を使おうとも、 それだけでは片手落ち。 ただ美味しいだけです。 にぎり、これだけで、 おむすびの味は変わってしまいます。 そもそも、おむすびなんて、 ありきたりの物で、作られる食べ物。 否、梅干しさえ入らない事もあります。 塩や味噌だけで中身は なし。 それでも、 美味しい ‼︎ と思いませんでしたか? 見た目ではありません。 そんな、おむすびを おばあちゃんが握ってくれます。 注文を受けてから、 握ってくれるのが、また嬉しい。 なので店頭に、作り置きはありません。 最初だけ、三角の型を使います。 そこに御飯を大ざっぱ?に載せます。 具材を載せ、またその上に御飯を、 そしてニギニギ。 海苔を巻き、袋に入れて具材のシールを貼り、 はい! お待ちどう様。 その、あまりの手際の鮮やかさ‼︎ 写真をお願いしたのですが、 おばあちゃん、 とても恥ずかしがって。 なので、店内撮影を控えましたので、 どうぞ御了承下さい。 さっそく、外で食べてみました。 美味しい ‼︎ でも家に帰って食べたら、 ♪ 美味し〜〜い♡♡に、なりました。 塩加減が絶妙なので、 御飯の甘みが、冷めると引き立ちます。 それに海苔の風味も、 御飯に しみ渡ります。 やはり、おむすびは、 冷めたほうが美味しいですね。 でも、おむすびって、 味だけでは、ありませんよね。 そこには、思い入れが伴います。 ですので、このおむすびを、 美味しいと思う方もいれば、 平凡と思う方も、いらっしゃることでしょう。 それで良いのです。 何故なら、思い入れは、 人それぞれ、違うものなのですから。 そして、 代金に5000円札を出したところ、 お釣りがないから、この次でいいわよ(^^) これは私ではなく、 職場の後輩からのエピソードです。 今の時代に---- 感激 ‼︎ としか、言いようがありません。 こんな おばあちゃんです。 お越しの際は、 撮影禁止ではありませんが、 なにとぞ御配慮のほど、 よろしくお願い致します。 営業時間は6:00〜14:00までで、 土日も営業しています。 お値段は、いくらが150円で、 それ以外は120円、お弁当もあります。 なお、写真に、 無印テープの、おむすびがあります。 私が<特注>でお願いしたものですが、 これが何だか、 もう、お判りになりますよね(^^) #おばあちゃんのおむすび #注文を受けてからニギニギ #見た目より味 #♡美味しいよ〜♪ #店内撮影に御配慮を #新規投稿

庄司嘉夫

森田オープンガーデン。 名物おばあちゃんと、 絶品のカモミールティー。 小平市には<小平オープンガーデン>と 呼ばれる庭があります。 これは個人の庭を解放して、 多くの方に楽しんで貰おうというもの。 市の指定を受けた庭は、 現在20数ヶ所にのぼり、 マップも用意されています。 緑豊かな玉川上水に接した森田さんの庭。 オープンガーデンの中でも最大級を誇り、 敷地面積は1000坪に及ぶと言われます。 あの加山雄三さんも来られていますよ(^^) <茶処カモミール>は、 その中にある休憩所のようなものです。 でもオーナーの森田光江さんは、 ここにはいません。 ちょっと ちょっとお兄さん ! こっち来て一緒にやんないかい。 えっ、俺のこと? そうだよ、なに遠慮してんだい。 さあ、座った 座った ‼︎ 見学を終えた私にかかった、威勢の良い声。 振り向くと3人の方が、 豪華な?食事パーティー。 うん、カモミールティーかい? 今、持ってきてやるよ。 こうして<宴>の席に混ぜてもらうことに。 この威勢の良い声の持主が、光江さんです。 お年は70ウン歳と話してくれました。 光江さんは1日中、庭で過ごします。 食事の時も雨の日にも、 それほど花を愛されている方です。 そして、この庭には御主人との思い出が。 実は数年前、 光江さんの御主人が亡くなられています。 その時、落ち込んでいる光江さんを、 励ましてくれたのが亡き御主人。 花好きの光江さんのためにと、 御主人が持ち込んだ花。 その花が咲き誇るのを見て、 私には花しかないんだ、と 立ち直ることが出来たそうです。 光江さんが最も好きな花がカモミール。 私もカモミールティーが好きで、 これまで何度も飲んでいます。 しかし、光江さんのカモミールティー、 これは、も〜別格 ‼︎ 何と言っても、絞りたて、作りたて ‼︎ 今までのは何だったの? 造られたものと、自然本来の味。 とにかく味が違います。 香りも違います。 飲んだ人だけが分かる、 光江さんのカモミールティー。 まさに、カモミールの花そのものでした。 これほどの物が、 クッキーが付いて、わずか200円。 しかも売り上げは、 全額寄付されると言うのですから。 お店には、このクッキーや、 ここで採れる蜂蜜なども販売されていました。 ちょっとちょっと、 カモミールティー飲んでかないかい? 来る人来る人に、声をかける光江さん。 皆さんと親しくなるのが、 あたしの楽しみでね。 だって元気もらえるもん。 とんでもない。 元気を頂いているのは、こちらですよ(^^) 春先には向こうの家が、 見えなくなるほど、花が咲き誇るそうです。 その時は、何か手土産を持って 光江さんに会いに行きたいなあ。 #是非飲みたいカモミールティー #光江さんとお話しを #ここは東京 #自然に任せた花栽培 #新規投稿

10

東京都

定食

庄司嘉夫

♫ なんでだろ〜 なんでだろ〜。 コロッケ定食が320円 ‼︎ こんなに安いのは、なんでだろう? そして、 こんなに美味しいのは、なんでだろう? あの、テツandトモも来店している いしはら食堂さんは、 高齢の御夫婦と息子さんが営むお店。 安い、美味しい、雰囲気良し---etcと、 何拍子も揃った、町の定食屋さんです。 お母さん、体がくの字に曲がってますけど、 とても良いお母さんですよ。 とにかくメニューを御覧下さい。 安い、安過ぎ ‼︎ 夫婦揃って、くちが パカ〜 っと。 ほとんどの料理が100〜200円。 定食セット(御飯•味噌汁•お新香)200円を 付けても、 ワンコインでお釣りが来ます。 ここだけ時間が止まっているのでは? しかも、 これでも値上げしてるんですからね(^^) 数あるメニューから料理を選び、 自分で定食を作ります。 私はコロッケ、 うちのやつは、カキフライ定食です。 すると、 お母さんが申し訳なさそうに、 ごめんね〜 (^^;; カキフライ固くなっちゃって----。 これには !!! 今時、こんな事を言うお店があるなんて。 お客さん思いのお母さんです、 本当に申し訳ないと思ったのでしょう。 も〜 これだけで、 このお店が好きになりました。 いや、なんだか お店じゃないみたい(^^) さて、コロッケにしてもカキフライにしても、 正直なところ少々小さめです。 また、添えられるキャベツも少なめ。 しかし、それを言っては野暮になりますよね、 この値段で頑張っているのですから。 ガッツリ食べたければ、 お釣りで、もう一品追加しましょう(^^) そして定食のお味は、 美味しい ‼︎ も〜 、どうしようもないほどです。 でも、何故これほどまでに美味しいのか? 投稿者Tさんと私の感じたものは、 まったく同じです。 それは、お客さん思いの御夫婦が、 一生懸命作ってくれるからだと。 理屈なんかではありません。 この温かな思いこそが、 いしはら食堂の味だと思いました。 食べて、なぜか安らぐ味。 それは 多くのお客さんが感じられているはず。 だから、いつまでも愛されるのでしょうね。 また、朝6時から営業するのは、 タクシー運転手さんのためだと知りました。 今時こんなお店が ! 良い話しですね〜 なんだか嬉しくなります。 また来てね〜♡ もちろんですよ(^^) 今度は何を食べようかなあ? その時のお母さん、いや おばあちゃんの 笑顔の 可愛いこと 可愛いこと(^^) どうもありがと〜♪ 絶対、また来ますからね。 #美味しい #安い #雰囲気も美味しい #これぞ真の定食屋さん #庶民の味方 #何回でも来たくなる