川村光
吉祥寺駅
鉄板焼き
通りがかりの「鉄板焼き」の文字につられて来店。 雰囲気のいいお店。 カウンターとテーブル席があり、トータル30席くらいの広すぎず狭すぎない空間です。 ランチのお得な鉄板焼ランチ1100円、那須高原豚のランチ1320円をオーダー。 那須高原豚の方はソースが選べて、トマト/デミグラス/焦がしバターと生姜のソースの3種類。あいにくトマトとバター風味が苦手なため、鉄板焼きにデミグラスソース…?と思いつつも、デミグラスソースをオーダー。 入店のタイミングが悪かったのか、テーブルで料理を待っている家族連れが「まだですか?まだならちょっと遅いんで他行きたいんですけど…」やら、カウンターで召し上がっていたこれまた家族連れが「コーヒーもういいのでお会計にしてくださいッ」という声が… 元飲食店勤務のため、スタッフの動きやサービスが気になる性分…お節介ながら、少し小言。。スタッフの数は十分だけど、指示を出す人がいないというオペレーションの部分と、食材や諸々の配置の導線がごちゃごちゃなのがめちゃくちゃ気になってしまいました、、雰囲気がいいお店なだけに、先に書いたようなお客様が出てしまったことが残念。。 そうこうしているうちに、セットのサラダ(カレー風味のドレッシング)、スープ、ライスが揃い、程なくしてメインの提供。 (我々は家族連れの方がイラッとされるほど遅いとは感じませんでした) 鉄板焼きの感想ですが、正直、想像よりも美味しくない…?と、、いうのも、それぞれのソースやドレッシングが少しずつミスマッチで、なんだか残念。。 鉄板焼きランチは、魚介とお肉の相盛り。いいとこ取りです。 ・魚介…本日はタラ。ソースは少し黄味がかったホワイトソース?フレンチソース?のようなもの。こちらは可もなく不可もなく。素材がいいので、しっかり塩コショウだけでソースなしの方が、鉄板焼きの素材の味が生きてていい印象です。 ・お肉…牛肉のステーキ。お肉自体も、ステーキソースもそれぞれは合うはずなのだが、ソースが、添えてあった大根おろしのせいか水っぽく、お肉と絡まず全体的に味の薄い印象に…しっかり大根おろしの水を絞って、ソースのとろみがあると美味しくいただけたのでは、と感じました。味が薄いフォローなのか、しば漬けのみじん切りが大根おろしとともに添えてありましたが、個人的にはもう少し粗みじんの方が良い感じがしました。 那須高原豚のランチは、思ったとおり、デミグラスソースがそもそもの間違い、、この組み合わせしか選べないこちらに非がありますが、この味ならば選択肢にも挙げない方がお店にも良いかと感じました。お肉が割とさっぱりあっさりしているので、ステーキソースに粗みじんの玉ねぎを混ぜたようなソースをラインナップに入れた方が男性客目線では合うのでは?と感じました。 …総じて、雰囲気も素材も良いだろうに、細々としたところが残念…我々夫婦は、二度目はないかな?という印象でした。何様だよ、という感想ですが、スタッフ間の連携と、メニューの見直しを行って、雰囲気に相応しいお店になることを期待します。