Hiroaki Ishiyama

Hiroaki Ishiyamaさんの My best 2019

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東京都

ワインバル

Hiroaki Ishiyama

まだ1月だけど、今年のBest10に入る(であろう)お店。 五反田の『LOVAT on the corner(ロバットオンザコーナー)』 恵比寿の人気イタリアン「LOVAT」の姉妹店。 Bar利用がメインのようだけど、食事がめちゃくちゃうまいんです! 外観もグリーン基調のオシャレ度抜群な雰囲気。 カウンターがメインで、周りにちょいスタンディングの席。この程よい距離感がいいんだよな。 「自然派ワインとかが15時から飲めます」とモナリザも申しています(笑) こだわりのお酒はもちろんたくさんあるんだけど、俺はいつも通りスパークリングから。 ■クリームチーズの香草サンド ■トマトのカツレツ フルーツトマトをなんとカツレツに。上に乗ったクリームが滑らかさを…アンチョビが味のアクセントとして効いてるんです。 ■アヒージョ レモンオイルサーディーン イワシのアヒージョにはレモンの程よい苦味とパクチーの香りを添えて。うーん、オトナな味♡ ■チキン&フリット エシャロットソース ★いっしーリコメンド いやぁ…これは刺さるなぁ。チキンは唐揚げでもとり天でもない初めての味。フワッとしててそれだけでもうまいけど、エシャロットソースで味の変化を楽しんでも良いですね。 ■蓮根とドライトマトのきんぴら シャキッとした蓮根はバター炒めてあるのでかなりコクがある味わい。いやぁこれにはビールかな!?(笑) ■ステーキ&フリット 見ての通り火入れも完璧なステーキにはガーリックバターのソースを。断面萌えな俺にはたまらないな。うーん…これまた絶品! ■アメリケーヌカレー ★いっしーリコメンド いい意味で期待を裏切ったのがこちらのカレー。ぱっと見優しそうな女の子が実はかなりキレッキレの毒舌を吐く…そんな感じ!?違うか(笑)シュリンプベースのルーには、実はたくさんの青唐辛子が!ただ辛いだけじゃなく、シュリンプの旨味がまず感じられるのが良いところなんだよね。 ■濃厚プリン 締めはこちら。少し硬めのテクスチャーがちょっと昔懐かしい感じでうまいね!! ポーションは決して大きくはないものの、2人だったら十分かな。その分いろいろ食べられるし。 いわゆるBarだと間違いなくこの料理のクオリティーはないよね。 常連になりたい…と心から思えるお店。ぶらっと来て3品くらい頼んで軽く一杯…で夜の街へ…みたいな使い方をしたい(妄想) とりあえずまずは恵比寿の「LOVAT」!それから、もう一度こっち…だな(笑)

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オーストラリア料理

Hiroaki Ishiyama

WhitedayのDinner… 毎年どこにしようか迷うんですけどね。 あっ、本当はリピートしたいお店がたくさんあるんですよ…ただ仕事柄新規開拓しなきゃいけなく(涙) …で今回選んだのは新丸の内ビル6階にあるオーストラリア料理のお店 『Wattle Tokyo(ワトルトーキョー)』 3/1に店名や何やら大幅に変わったんです。以前の名前は「ソルト バイ ルークマンガン」 聞き覚えのある人も多いんじゃないかな。 ちなみに「ワトル」とはオーストラリアの国花で、ヨーロッパでミモザ、アカシアって呼ばれている黄色い花なんですね。写ってないけど、実は俺もこれに合わせて黄色のニットで来てます(笑) テーブルにもワトルと共にこんな素敵なメッセージ…。 席に座るとオーストラリア型のお皿と、オペラハウスに見立てたナプキンが。ここら辺もニクい演出でしょ(笑) 今回予約したのは女子ウケも良さそうな乾杯のスパークリングワインがついている「プリフィックスコース」 4品の中、前菜とメインを選べるじ「少食男子」にも嬉しいコースです(笑) ■牡蠣食べ比べ これはコース外でオススメってことで頼んだ、タスマニア産牡蠣の食べ比べ。一つはシンプルに生牡蠣、もう一つは酸味強めのジュレにタルタルのついた味付け牡蠣。身のしっかりしたプリプリの牡蠣は甲乙つけがたいな。 ■アミューズ ■タスマニア産サーモンのグラブラックス 前菜は4種類からチョイス。 あると頼んじゃうサーモンはネットリ感がちょいエロスを感じさせる味。 控えめなキャビアと食感にアクセントを加えるレンコンチップ、新玉ねぎのジュレにピクルスで爽やかな味に。 ■クイーンズランド産穀物牛フィレのグリル ★いっしーリコメンド メインは5種類からチョイス。 生肉Loverの俺としては焼き加減はレアで。とろっとろのマッシュポテトとちょい変化球のいぶりがっこバターをつけて。 まずはベースとなる肉が極上。ナイフいらないんです、いや…マジで。そんくらいのとろけるような柔らかさ。 そのままでももちろんいいし、色々ソースやサッパリ酸味強めのサラダと食べてもいいし…。いやぁ…うまい!! ■デザート盛り合わせ デザートはメッセージ付きのデザートプレートを。こういうの嬉しいよね。自分で頼んでおいて自画自賛でなんだけど(笑)頼めばどなたでもやってくれるはずです…男性の皆さんお忘れなく…。 最後はお店からこんなメッセージも。これは俺も予想外(笑) とにかく至れり尽くせり…色々気を使っていただきありがたい限り。 大満足のWhiteday Dinner。 これで我が家も平和です(笑)

Hiroaki Ishiyama

オレがお店選びで重視する「味」「雰囲気」「居心地の良さ」「値段」「楽しさ」 そのバランスが非常に高い焼肉屋がこちらの新世代の「Neo焼肉」とも言える 『焼肉 うしみつ 恵比寿本店』 今回は「春の料理長おすすめコース」を堪能しましたよ。 最後には予想外の演出が!? というわけでまずはドリンクから。 今回はお酒好きが多かった(笑)ってことで料理に合わせてペアリングしてもらいました。 まずはオーガニックのシャンパンで乾杯!! ■スペシャリテ 黒毛和牛タン。キャビアと合わせてその名も「キャビタン」 上にはセルフィーユ。希少なタン元を刻み、合わせるのは色鮮やかな卵黄のエスプーマ…。トリュフオイル、タンの旨味と濃厚なエスプーマが合わさっていきなり心奪われる人多数…(笑) ■刺し身 出てきた瞬間びっくりな缶詰のユッケ。中にはユッケの他に、うに、いくら、ほたて、そしてキャビア。 この缶詰、実は自家製というとことん細部までこだわるのが「うしみつ」らしさ(笑) 自分でかぱっと開けて、絵の具の容器の中の醤油をかけて…。味がいいのはもちろん楽しすぎでしょ! ■一門名物 和牛サーロインの一門焼き このまま顔にパックしたい(笑)って思っちゃうほどのサイズ感のサーロイン。 多分実際にやったらプルンプルンの肌になるよ(決して店内ではやらないでください…いや、店内じゃなくても(笑)) これに合わせるのは、磯の香り漂う桜エビ、大根のシャーベット、そしてトロロ。 ごま油の香りが効いた宮崎のサーロインのオイリーさを、さっぱりとした付け合わせでバランスとってるんだね。 ■けんしろう名物 神戸牛シャトーブリアンのけんしろう焼き 出ました!名物けんしろう焼き!! フタを開けると桜チップの香りが溢れ出し、低温調理されたシャートーブリアンが登場!!そして生コショウをチョコンと。この食感はいつ食べても衝撃うけるんだよね。他ではなかなか味わえない逸品です。 ■塩焼物 ★いっしーリコメンド 神のタンと神のハラミの厚切り、雪室熟成タン。あぁ…思わず壁紙にしたくなるくらいの絵力でしょ!? ちなみに神のタン&ハラミ!?ってこれはお店が言っている訳ではなく、そういう銘柄なんですね。 外はじっくり焼いてカリッと、そして旨みを閉じ込めた上、中にも程よく火を入れてちゃんと温かくできるって。やっぱうまい肉であればあるほどプロに焼いてもらったほうがいいよね。 熟成タンは普通レモンをつけるところを、ここでは少し甘めのあるグレープフルーツをつけるのが新しいよね。ハラミはシンプルにワサビで。 いやぁ…どれもうまいなぁ。 ■火鍋 薬膳火鍋のしゃぶしゃぶ3種(タンしゃぶ、ミノしゃぶ、トモサンカクしゃぶ) 中にはハッカク、くこのみ、朝鮮人参。健康にも良さそうでしょ!? このスープに最上級のお肉をしゃぶしゃぶするんだからうまくないわけはない(笑) 薄切りタンはさっぱりポン酢、トモサンカクは栃木県産の極上卵「極」の卵黄で。 ■タレ焼物 万葉牛、近江牛、シャトーブリアンのタレ肉食べ比べ 希少なシャトーブリアンをまさかの食べ比べという贅沢企画(笑) ■肉料理 ★いっしーリコメンド シャトーブリアンのカツサンド。ご覧の通り火入れを見ただけでよだれが出そうなシャトーブリアンをブリオッシュでサンド。 一口食べると口の中でブリオッシュがまずふわっとなくなり、その後シャトーブリアンの旨味が襲いかかってくる感じ!? いやぁ…これうまいよ。マジで。こんな豪華なサンドウィッチはなかなか食べられないからね。B級グルメがA級グルメに…いやぁ…さすがです! ■お食事 薬膳火鍋の出汁で炊き上げた薬膳ご飯。最高の出汁に合わせるのはバフンウニ♡ さらに中には、黒舞茸、シビレ、隠し味でワイン。最後はカラスミをかけて。大人すぎるシメのご飯。 ■デザート スノーパウダー、ココナッツミルク。スコップデザインのスプーンで雪かきをイメージして。 生クリーム&桜シロップ&ベリーで甘味・酸味のバランスがとてもいいですね。ただ食べるとパチパチするのはなんでなんだろう(笑) そして最後にびっくりサプライズ。なんとスタッフにマジシャンの方がいらっしゃり、運が良ければ「無料」でビックリマジックが目の前で見れるんです。ってか本当に焼肉屋!?(笑) いやぁ…今回も…っていうか今回は特にかな。色々演出も変わっていて「うまくて楽しい」を体現したうしみつで大満足の夜でした。 あぁ…幸せってこういうこと言うんだろうな(笑)

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フランス料理

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真のLuxuryとは…ってことを考えさせられたお店。 ついに訪れることができた麻布十番のフュージョン料理 『Courage(クラージュ)』 前回、1周年記念Partyに伺ってその雰囲気が気に入ったので、ずっと来店のチャンスを狙ってたんです(笑) これからの季節、こんなテラス席もいいでしょ。ドンペリに囲まれてエロさバツグン!! もちろん場所柄お忍びで…って方にはムフフな個室もありますよ。 まずは豪華にドンペリ2008で乾杯! Courageでは+1万円でペアリングを楽しめるんです。(このクラスのワインが飲めて1万円ってすげぇ安いでしょ!) Courageの大井シェフの作る料理はフレンチ・イタリアンをベースにしながら「和」の要素を入れた独創的なフュージョン料理。今宵は果たしてどんな夢を見させてくれるのか!?ドキドキです…。 ※料理名が決まっていないようなので主に食材の名前となっています。 ■長野県天竜川産 稚鮎 カリッと揚げられた稚鮎の上にはキャビア、これを一口でパクリと。稚鮎独特の風味や苦味・奥深さが感じられる味。西陣織の器も凝ったもので目を奪われますね。 ■ホタルイカとモズク、カツオ、鰆 モズクにはシェリービネガー、程よい酸味でツルッと。鳴門のカツオにはハーブソース。 そして鰆には、塩漬けされた鰆のスライス&ノリのチップスで。この鰆好きだなぁ。 ■タケノコの焦がしバター 上には菜の花を散らして。シャキッとしたテクスチャーのタケノコは旨味も十分。焦がしバターの香りがこれまた食欲をそそるんです。 ■真鯛とホワイトアスパラ 真鯛のホワッとした絶妙の柔らかさが感動的。上には食感に変化を与えるピスタチオと、なんとも言えない優しさで包んでくれるビスクのソース。そうだなぁ…例えるならこんな優しい子がいたら完全に好きになるやつ…かな(笑) ■アワビとウニとワカメのパスタ ★いっしーリコメンド スペシャリテはこちらの逸品。まずはコリコリ感がたまらないアワビとウニを堪能。この新鮮そのものの食材を引き立てるのは味の深みが凄まじいキモのソースか。あぁ幸せ…。 ただまだ幸せは続くんです(笑) このソースを少し残しておいてワカメのパスタとさらに追いウニをIn…。豪華食材を使いながらもそれぞれがバランスよく自己主張する…完璧だな。。。合わせるのはこの料理に負けない個性的な山梨県産のワインで。 ■宮崎都萬牛 牧草の草のみで育った和牛を使った逸品は、極上素材を活かすために余計なことはせず味付けは塩と生胡椒とSimple is Best。三段階の完璧な火入れもお見事!! ■大麦のリゾット 中には薩摩地鶏の胸肉、お味噌やかんずりで味付け。これまた優しい味だね。 ■フキノトウのジェラート なんとフキノトウをデザートに…。確かに食べてみるとうっすら感じられる甘みがフキノトウのそれ。周りにはブラッドオレンジと、乙女心を刺激する!?すげぇ小さいオレンジの蝶々も可愛すぎ♡ ■クリームチーズケーキ アカシアの蜂蜜、いちごパウダーでこれまた可愛らしく。 フュージョン料理って、えてして凝りすぎてなんだかうまいんだかよくわからない(失礼しました…)ってパターンもあるんだけど、大井シェフのさじ加減がいいんだろうね、ちゃんとうまいんです。 だいぶ派手めなオーナーのジーノさんも、とにかく気配りや知識も抜群で、この時ばかりはまじめ顔。ちょっと尊敬しちゃったよ(笑) 至高のおもてなしと料理と空間で、最高の夢のような時間はあっという間…。真のLuxuryを感じられた夜でした。 次来るのは記念日かな。またヨロシクです。

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日本料理

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飲食店超激戦区…恵比寿に注目の新店がOpen… ってことで早速行ってきましたよ。 『東京和食 りくう』 恵比寿駅から徒歩5分ほど、恵比寿南三丁目交差点付近に静かに佇む割烹料理のお店です。 店内はカウンターをメインに、オトナ女子と一緒にしっぽりしたくなる「和モダン」な雰囲気。 今回はシニアソムリエの方にお願いして全てワインでペアリングしていただきました。 日本酒が飲みたい人はそれも合わせてくれるみたい。 ここら辺の自由度が高いのも嬉しい限りだね。 ■大葉 コースのスタートはまずは愛知県産大葉のスープから。なんとなくお茶!?っぽい感じで飲むと結構な酸味にビックリ。この酸味の正体はシソそしてフルーツトマト。 ■マナガツオ、アオリイカ 昆布締めしたマナガツオにはカリカリとしたチーズ風味の酒粕を。 ねっとりした旨味のアオリイカのゲソにはトマトのソースも。個人的にはシンプルに塩がオススメかな。 ■そら豆 しっかりとしたそら豆の旨味と、ホタテのエキスのマッチングもすばらしい茶碗蒸し。 ■山菜 モミジガサ、コシアブラの山菜。 ■稚鮎 酸味の効いた蓼酢を合わせて。水が綺麗なことでも知られる愛知県長良川産の鮎の苦味とベストマッチですね。ほんっとシンプルなんだけど、すげぇうまい(笑)いやぁ…それにしてもオトナの味だなぁ。 ■スッポン ひさびさ食べたなぁ…スッポン♡ フワッとしたテクスチャーは舌に心地良く、スッポン本来の柔らかさや旨味を存分に味わえます。 ■黒毛和牛の黄身焼き ★いっしーリコメンド 上質な黒毛和牛は黄身焼きの手法で。魚の黄身焼きは食べたことあるけど、お肉は初めてかな。ふんわり仕上げられた和牛と卵黄の滑らかさがいいね。ポーションの小ささもあと引く感じ(笑) ■金目鯛 合わせるのは大分県のしいたけ…いやぁ、いい出汁が出てますねっ。 ■七〇八米 七〇八と書いて「なおや」と読むそうです。この極上のコシヒカリに合わせるのは、紅くるり大根やシラス…。ご飯ながらもサッパリとした締めで助かった。あぁ…ほろ酔い&お腹いっぱい(笑) ■水菓子 イチゴとグレープフルーツ、そして白ワインのジュレ。 調理法としてはどれも奇をてらうことなく、比較的ベーシック。 その分、良し悪しがダイレクトに出てしまうので、素材には徹底的にこだわっている…っていうのが良くわかるラインナップですね。 四季折々の素材を使っているので、シーズンごとに訪れてもいろんな発見がありそう。 いやぁ…日本に生まれてよかった(笑) 基本はコース料理なんだけど、21時以降の来店であればアラカルトメニューやアルコールのみもOKってことで2次会利用もできるっていうのも高Point。 ここ連れてってもらったら、惚れちゃうな…少なくとも俺ならイチコロだよ(笑)

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フランス料理

Hiroaki Ishiyama

半蔵門駅から徒歩3分…。 とあるビルのモダンな入り口からエレベーターで10階へ…。 名だたる名店で修行を積んだ田坂シェフが描き出すネオクラシックフレンチ 『ARGO(アルゴ)』 店内に入るとまずは書籍の並んだエリアへ案内され、しばしスタッフさんと談笑。 色々見させていただくと、家にも欲しい洋書がたくさん(…と言っても俺の場合は読まずに飾るだけだけど(笑)) 実際にお気に入りが見つかれば購入もできたり、コーヒー飲んだりもできるんですよ。 店名「ARGO」の由来はギリシャ神話に出てくる船の意。 エレガントな豪華客船のようなインテリアはその船をモチーフにしているんですね。 今回は俺の誕生日のお祝いをしてもらいました 誕生日…と言っても1ヶ月近く前だけどね(笑)なんだか予定が合わずにこんな時期になっちゃった。。。 贅沢にも東京タワーやライトアップされた国会議事堂が見える個室まで用意してもらいましたよ! コースはシンプルに1種類のみ。 まずはスパークリングワインで乾杯! ■清瀬の玉蜀黍 コース料理のスタートはトウモロコシのポタージュから。下には旨味たっぷりのゼリー。隠し味にいしりや昆布も。 ■瀬戸内の鱧 東京の杏子 ねりまめ 弾力をしっかり残し骨切りした鱧は二つの食べ方を提案。 片方は甘みと酸味が特徴的な杏子のピューレが。そしてもう片方はあんずのシャリシャリとしたシャーベット&キャビア。それぞれ使っている素材は非常に近いものなのに、テクスチャーの違いを楽しめますね。 ■フォアグラと高農園の新玉葱 濃厚なフォアグラに合わせるのは、玉ねぎのフリット&ピューレ。特にフリットがあることでとろけるようなフォアグラに食感と塩味のアクセントを。 ■北海道産ホワイトアスパラガスとリードヴォ 舟形マッシュルーム ミルキーでネットリとしたリードヴォ(仔牛の胸腺)に合わせるのは、夏みかんのソース。これが秀逸で甘み酸味、そして最後に苦味を感じさせてくれるんです。滑らか感極まりない、程よい甘みのホワイトアスパラもうまいね! ■鵜飼い 見た瞬間「犬神家!?」と思ってしまった(笑)その名も鵜飼い。見事に顔面から突き刺さってます。。。 素焼きした稚鮎は程よい苦味。下にはうずらバルティーノ、コンソメのスープとじゅんさいを合わせて。 ■ヒラメと本田農園のトマト フルティカ、プチプヨ、フラガール、華おとめ、トマトベリー…フレッシュなトマトの食べ比べも楽しい逸品。 ■香川産グリーンアスパラとハニーデューのグラニテ お口直しにはアスパラ感がしっかり残ったシャリシャリのグラニテ。 ■リムーザン産仔羊のロースト 赤ワインソース 上にはその場で黒トリュフをかける演出。ご覧の通り表面を強めにローストしたラム肉は弾力もしっかり。 グリルした野菜もうまいねぇ。 ■胡麻団子 胡麻団子…ってあるからデザートなのかな!?と思いきや、実は中にはチーズ、トリュフ、梅のジュレっていう変化球。 ■アバンデセール フランスの焼き菓子、しっとりとしたサヴァランの中にはミントが入っているので、嫌な梅雨のあけたような爽やかな味わいに。 ■グランデセール ★いっしーリコメンド 思わず「うまい!!」って叫んでしまったピーチメルバ。 上から順にアーモンドのスライス、木苺のソース、桃のコンポート、そしてバニラビーンズたっぷりのアイス。 何層にもなっているので、食べる箇所によって様々な味に変化して、いろんなデザートを食べているような楽しみ方も♡ そして誕生日のケーキまでいただいちゃいました。 さすがにお腹パンパンで動けないので、テイクアウトさせてもらいましたよ(笑) ■ARGOの宝箱 最後にちょこっとお土産が。小さな箱の中には…。ナイショです(笑) 正統派なフレンチの面もあるけど、少し遊び心を入れたりしているのが色々発見があって飽きさせないんだろうな。 料理はもちろん、お店の雰囲気や格式、ホスピタリティー、そして何よりもセンスがモロ好み♡ コースしかないので今回みたいな記念日使いが良さそうですね。 ここは間違いなし、「いっしー太鼓判」です!!

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寿司

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グルメな友人に連れられ、茅場町から徒歩1分… ひときわ煌びやかな外観の『不二楼』へ。 ちなみにこちらのビル 1階 焼き鳥と日本酒 2階 佐賀牛鉄板焼(要予約) 3階 新江戸前鮨(会員制) 4階 シガーバー とフロアごとに違うジャンルとなっているのが特徴的。 今回は「完全紹介制」の3階の江戸前鮨に行って来ましたよ! 料理はシンプルにお任せコースのみというLuxuryな設定(18,000円) まずはシャンパンで乾杯です!! ■3種盛り お茶で炊いているタコの柔らか煮などなど。 ■3週間熟成のカンパチ さて、来ました!看板メニューの熟成鮨!! 大好きなカンパチを熟成することによりフレッシュな状態より脂を閉じ込め、さらにコクが増していますね。 ちなみに熟成方法は企業秘密だって(そりゃそうだ…) ■明太子、イカの塩辛、子持ちカレイ、モロヘイヤ 見事なくらいの酒のアテのラインナップでしょ(笑)めんたいこは芋焼酎で漬け込んでる手の凝りよう。 ■ウニとキャビアの茶碗蒸し お椀をあけた瞬間、思わず歓声をあげてしまった茶碗蒸しにはウニ&キャビアのゴールデンコンビが鎮座されていました。。。ふんわり優しい味の茶碗蒸しと、そこに加わる濃厚ウニと絶妙な塩味のキャビアは高バランス。 ■新子 今が旬の夏場の限られた時期しか取れない新子はトロットロ、酢の締め方も見事! シャンパン2杯飲んだ後はピンクのラベルも可愛らしい鍋島を。 ■3日熟成海老 巨大な海老はエロスを感じさせるネットリ感がたまらない。 ちなみにここのシャリは赤酢を使っているので少し茶色っぽくなっています。 ■ヤリイカ まるで美しく開いた花びらのようなヤリイカは、噛めば噛むほど旨味の変化を楽しめる逸品。 ■石垣貝 パシッと大将が石垣貝を叩くと…なんと元気いっぱい!?ビンビンに(笑) ■西京焼き 自然な甘さの絶品西京焼き。思わずご飯が欲しくなるわ(笑) ■赤鯵 ■イサキ 夏が旬のイサキ。あまりの弾力にびっくりです。 ■車海老の昆布締め よく見ると透けているプリプリ食感の車海老は、ほどよい昆布の香りも楽しめます。 ■マグロ漬け ■クエ すだちの香りが爽やすぎる!?幻の高級魚とも言われるクエ。 ■1ヶ月熟成中トロ 大好きな中トロはご覧の通りの照り。程よい脂分がやっぱり好きだなぁ。 ■エボダイ ■ハマグリのお吸い物 上品な香りと共に、ハマグリの上品な出汁でほっこり気分。 ■ウニ巻き ★いっしーリコメンド 出てきた瞬間、目が点になったほぼウニのウニ巻き♡ 歯がいらないほど(いるけど)、とろけるテクスチャーとウニの旨みをこれでもかっ!!と味わえる逸品はウニ好きにはMustでいって欲しいですね。 ■一ヶ月熟成 大トロ ★いっしーリコメンド 最後は裏メニュー!? の大トロ♡ 表面のみ軽く炙りその上に大根おろし、柚子胡椒で大トロ特有の脂をうまく いやぁ…最後まで大満足♡ 和モダンなカウンターのみの席で、大将と楽しい会話をしながらいただくお寿司はどれがも絶品。 「完全紹介制」っていうのもプレミアム感があってテンション上がっちゃうよ(はい、単純です(笑)) こりゃぁ…究極の「デート飯」かな。 今度は他のフロアも行って見たいな。味は間違いないだろうからね!!

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イタリア料理

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奥さんの誕生日...毎年どのお店でお祝いしようか迷うんですけどね。 記念日は失敗できないし、仕事上いろんな付き合いもあるし...ね(笑) そんなこんなで今回選んだのは、先日4周年目を迎えた目黒の隠れ家イタリアン 『RINASCIMENT(リナシメント)』 ご覧の通り看板もないので昔は知らないで通り過ぎていた(笑)、2019年に世界的なグルメガイド「ゴ・エ・ミヨ」を獲得している名店です。 ■Appetizer ★いっしーリコメンド インサラティッシマ・リナシメント(瞬菜 旬菜 果物の前菜盛り合わせ) リナシメントを語る上で欠かせないのが、こちらの大皿。 色とりどりの前菜が散りばめられた逸品は、どれがどのメニューか当てる楽しみも。 ちなみに3問外すと、デザートがついてきません(ウソです…) ちなみにのんびり楽しみながら食べるので、ポーションは小ぶりながらも結構お腹にたまります(笑) ・ニューカレドニア 海老とトリッパ ・ノルウェー サーモン 菊芋 ・今治 漁師藤本氏 カルパッチョ ・カナダ オマール海老 バジル香り ・今治 漁師藤本氏 カッチュッコ ・カルヴィザーノ キャビア 蕎麦ブリーニ ・京都 大黒本 占地マリネ ・ふくどめ小牧場より プロシュットコット ・二戸 短角牛 ・北海道 熟成牛 ・檜原 舞茸 スカモルツァ パーネカラウーサ ・鹿児島 幸福豚 青森 シャモロック ミルフィーユ ・足寄 仔羊 自家製ミニハンバーグ ・フランス フォアグラテリーヌ ・千葉 甘長唐辛子 タレッジオ ベシャメルソース ・プーリア プラッターチーズ 生ハム 洋梨 ■2nd Appetizer 神奈川 昔の味玉フリット カルボナーラ仕立て 面白かったのがこちらの一品。卵をフリットに。これを割ると見事なシズル感のある卵黄がトロッと…。 さらに周りのチーズと合わせてパクリと行くと…なんということでしょう…(某番組風に…) パリッとした食感と共に、ちゃんとカルボナーラの味がするんです!! こういうサプライズ感があるのも、ここの魅力かな。 ■Pasta ★いっしーリコメンド スパゲティ 特製ボロネーゼ パスタは3種類の中からチョイス。大好きなボロネーゼにしたよ。しかも白トリュフも乗せてもらった(涙) コクが半端ないボロネーゼソースは肉肉しさも満点。これに最高のテクスチャーのスパゲティが合わさって、シンプルながらもまさに絶品な味ですね。 ■Main dish 北海道 蝦夷鹿 そのジュ カカオソース メインも3種類からチョイス。ジビエ好きとしてはやっぱ鹿肉は試してみたいよね。 ご覧の通り火入れも完璧な蝦夷鹿は、当然臭みもないけど程よい荒々しさが魅力的♡ ■Dessert 和栗のモンブラン この時点でかなーりお腹いっぱいだったけど、やっぱりデザートは別腹!? 季節を感じさせるネットリ濃厚なモンブランとエスプレッソで、最高の締めになったかな。 洋梨の赤ワインコンポート アールグレイのジェラート添え もう一品は、かなりさっぱりなジェラートで。 最後にお願いしていたBirthdayプレートも。 続いてサプライズで来たのがこちらのプレート(笑) はい、こちらこそお願いしますね。 最後はスタッフ総出でお祝いしてくれる圧倒的ホスピタリティに大満足。 やっぱり好きな人と楽しい空間で美味しい料理を食べるのが一番のリラックス方法。 改めてそんな当たり前のことを感じられるAnniversary Dinnerでした。

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寿司

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「銀座で江戸前寿司」 こんなオトナな言葉はないよね(笑) 今宵訪れたのは、そんな中でも最上級!?な寿司屋 『鮨きよし』 あの銀座…いや日本が誇る寿司屋の名店「久兵衛」で25年余り修行された大将が独立されたお店です。 清潔感あふれるこじんまりとした店内は、カウンター席がメイン。個室は1つだけあるのかな。 壁には美しく江戸切子が並んでいます。 料理はシンプルに「おまかせ握りコース」(25,000円)のみ。 まずはシャンパンで乾杯。 銀座+寿司+シャンパン=至福の時 ですね(笑) ■白魚 霞ヶ浦産白魚。食感のプリプリ感がいきなり堪らない。生姜でさっぱり、ツルッと喉越しよく。 ■北海道余市のあん肝 大好きなあん肝もこのクラスだと全くレベルが違うね。 ねっとり濃厚なあん肝はコレと日本酒だけで(この時はまだ飲んでないけど…)チビチビいけちゃいそうだね。 ■生いくらとめかぶ めかぶのネバネバコリコリとした食感と、塩味もちょうどいい生いくら。 ■ヒラメとカマスの昆布締め シコシコ感がたまらないヒラメはポン酢でサッパリと。 ■牡蠣のコンフィ 程よい苦味とネギのシャキシャキ感がアクセントに。 ■戻り鰹の漬け ねっとり感がたまらない鰹は、和辛子が味の深みをさらに一層引き立ててるね。 ■スミイカ 上には味のアクセントにカラスミ。 …とここで堪らず、えらく酔っちゃうので普段あまり飲まない日本酒を(笑) 「HYPER NOVA 極超新星」ってあまり日本酒っぽくないネーミング。 その日本酒に合わせるのはお店ご自慢の江戸切子。 どれでも好きなのを選べるんで、ここではぜひ日本酒を飲んで欲しいな。 ■寒ブリ ★いっしーリコメンド まさに今が旬!!な寒ブリは、何と言ってもその脂のりが最高!! 思わず口にいれた瞬間叫びそうになっちゃったよ(笑)いやぁ…うまい。。。もう一度言います…うまい。。。 ■白子 なめらか〜でミルキーな濃厚白子には、味を引き締める黒トリュフの塩が。 ■ノドグロの塩焼き おっと、ここでいきなりの塩焼き。しかも大好きなノドグロ♡ 皮目がパリッと、脂乗りも上品なノドグロにはスダチをかけて。 ■銀杏 周りには紅芯大根、そして皮まで食べられる風鈴かぼちゃ。それぞれもろ味噌をつけて。 ■大間の中トロ ★いっしーリコメンド ここで大好きな中トロの登場♡ こちらは赤酢かな!?ロゼかな!?まさに口の中でとろけるので、思わずおかわりしたくなるね(笑) ■赤身 ■三つ葉のおひたし ■ウニの軍艦巻き 新鮮そのもののウニは、濃厚ながらもくどくない…。ここら辺のバランスはさすがだね。 ■甘海老 しっかりねっとり…エロさ抜群の甘海老。 ■車海老 海老が続くけど、少し火を入れているのでさらに海老感を感じられるかな。 ■シャコ、シジミだし ■穴子 ★いっしーリコメンド 穴子は塩&タレで。フワッフワのテクスチャーと最高の甘み。思わず食べた瞬間に瞳を閉じた逸品(笑) ■玉砂糖の卵焼き、わさび干瓢巻 卵焼きの中には芝海老のすり身。ぱっと見、卵焼きに見えないビジュアルもおもしろいね。 ■シジミの味噌汁 ■シャインマスカットのゼリー 締めのデザートも抜かりなく…。 銀座で寿司…しかも高級店…となると結構普段なら緊張するもんだけど、店員さんの柔らかな人柄のせいか肩の力を抜いて気軽にいただけるのが俺には嬉しいな。 どんなに美味しくても「頑固オヤジのお店」みたいなところには行きたくないもんね(笑) 素材が新鮮そのもの…なのはこのクラスなら当たり前だけど、シャリに関してもネタとのバランスを考え(白・ロゼ・赤)と変えるなど、シンプルな寿司だからこその細かいこだわりには脱帽。 銀座で特別なあの人と…な時にはうってつけの寿司屋かな。 「完璧な勝負デート飯」として候補にぜひ入れてもらいたい名店ですよ。

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ステーキ

Hiroaki Ishiyama

飲食店・超激戦区の恵比寿に新たな新星登場!! 『T's STEAK HOUSE』 焼肉で有名な「TORAJI」の新業態のお店です。値段的にはフラッグシップの位置づけかな。 エレベーターを登ると、どこからどう見てもSexyな色気満載の雰囲気♡ はい、もろ好みです(笑) いただいたいのはNEW YORK COURSE(15,000円) +ワインペアリング(10,000円)のコースです。 まずはシャンパーニュ・クーヴェ・アンリNVから。 ■Appetizer シーフードプラッター。 出てきた瞬間いきなり歓声が沸いた!?ってか前菜…ってボリュームじゃないでしょう(笑) カナダ産活オマール海老、ジャンボシュリンプ、サーモンのマリネ、ムール貝のMainのような豪華盛り合わせです。 合わせるのはサルサソース&カクテルソース。 新鮮そのもののシーフードは味ももちろん、海老が取れやすいように下処理されていたりってのはデートにも嬉しいよね。 繊細さはないけど、野性味溢れる雰囲気はステーキハウスの雰囲気にもあってるんじゃないかな。 ■Soup オマール海老のビスク。ってまた魚介かいっ(笑) 濃厚ながらも上品な味わいのビスクは旨味の塊だね♡ 味の深みのあるリッチなシャルドネを合わせて。 ■Main&SIDES DISHES T's STEAK HOUSE シグネチャー カルテットステーキ 28日間熟成USプライムサーロイン 黒毛和牛のサーロイン USプライムハラミ オーストラリア産ラムチョップ マッシュポテト&クリームスピナッチ 合わせるのはクリームソース、トマトケチャップソース、シャリアピンソース。 肉本来の旨さが際立っているので、まずはあまりつけずに楽しむのがおすすめ。ソースは味変くらいの感じかな。 ペアリングも実に見事!肉の部位によってピノ・ノワールと、カベルネ・ソーヴィニヨンが用意されてたよ。 特にカベルネ・ソーヴィニヨンはほんのりミントの香りがしてラム肉にピッタリ♡ ■DESSERT ★いっしーリコメンド T'sオリジナルニューヨークチーズケーキ。 ビックリしたのがこちらのケーキ。ぱっと見レアチーズなんだけど、表面のみ絶妙にベイクドになっているので、それぞれのいいとこ取りをしたような食感が味わえるんです。 アイスはバニラに濃厚ビターなキャラメルソースね。 マジで専門店よりうまいケーキ出してくれますよ(笑) デザートにもペアリングは抜かりなく。芳醇な甘みがピッタリマッチ♡ いやぁ…正直想像のさらに上を行く味やホスピタリティービックリ。ちなみにこのコースだと相当なボリュームです(笑) 「焼肉トラジ」ってのが頭があったので、完全に「肉」で勝負してくるのかと思いきや、全く別物のクオリティー。 TORAJIが低いって言ってるんじゃないよ、ココのレベルが高いんです。 ここはもう一度リピート確実。 年末に今年のベスト10入りのお店と出会えて、俺は幸せです(笑)