Ryu Horiguchi

高校の級友たちと伊豆栄からの二次会で、ゆっくり落ち着いて話せるお店、はちふくへ。 が、みあたらない。 あれ？ あれ？ 確か、ここだよな？と見上げた先には、小豆の看板が。 外から見る限り内装は変わってない。まあ問題なかろうと入ってみる。 内装ははちふくとかわらず、メニューもはちふくの名残か、ふぐ、すっぽん、はもがある。 が、メニューは全体的に増えた。 味は変わらず良い。 何より、前と変わらず、落ち着いて話せる。 しかし、、、しかしだ。 学生時代にふらりと飛び込んで、ヒレ酒に感動して以来、少なくともほぼ毎年一回は行っていたお店。 店名やメニューが変わったのはやはり寂しい。 幾ばくかの感傷を込めて。

秋葉原駅すぐのビルの五階に新しくできた創作和食のお店。 値段は比較的高め、店内は落ち着いていておしゃれ。 神田、秋葉原、御徒町界隈で、ちょっと気合の入った接待やデートというときに使えるお店というイメージ。 お一人様で訪問し、案内されたカウンター席の前で、かわいくて気さくなお姉さんが包丁を振るいながら、ちょこちょこ話しかけてくれた。 日本酒は面白い酒が多い。 料理は、洋風おでんにおばんざいをたのんだが、おばんざいは京風の薄味で美味しい。洋風おでんは、ポトフに生クリームを加えたような、薄いがしっかりした味。 いずれも日本酒の活かす味。 美味しく楽しめた。