Kokubo Satoshiさんの My best 2017

店主の技術に裏打ちされた珍しいお料理たち 貴州、広西チワン族自治区など、あまり耳にしない地方の中華菜をラインナップした貴重なお店。今回はアラカルトでオーダーさせていただき、かなりの品数をいただきました。 「貴州名産わらび春雨の冷製黒酢仕立て」は弾力が強くツルツルのわらび春雨の食感と黒酢の酸味が爽やか。 「スモーク筍と豚ロース肉の湖南田舎炒め」はスモークの香りがたまりません。 「新疆ウイグル自治区　羊のごはん”ポロ」は葉に包み蒸し上げた調理法。蒸すポロは初めて頂きました。レーズンが具に入っていたかと記憶していますが、このせいもあって甘みがあり、優しい味わい。 「貴州・水豆鼓とお野菜の和え物」は発酵させた豆を使い淡い味付けながらなんとも豊かな味わい。上手い表現が見当たりませんが、私はこの一品がこの日で最も感激しました。繊細な味を上手く出すのはシェフのセンスという気がします。 いずれのお料理も非常に美味しく、こじんまり居心地のいい店内。予約困難なのも納得。 #とっておきキャンペーン #中華 #隠れ家 #秘境中華

ランチのレベルが高い ファイヤーホール陳だった、こちらのお店。いつの間にか名前がマイナーチェンジしています。このお店、もともと四川飯店の系列店としてオープンしたのですが、菰田シェフが独立されたことから、冠していた陳の名前を外したとのこと。 陳の店名だったときに、夜２度ほど伺って火鍋をいただいたことがありましたが、今回はランチ。メニューをみてちょっと興奮しました。火鍋専門店なので、コスト的にも時間的にも夜と同じ火鍋を提供するは無理（予約をすれば、昼もいただけるそうですが）。そこで、ランチ専用メニューばかりとなっています。夜の火鍋のスープを使った火鍋ラーメン、汁ありの担々麺、ピリ辛和え麺など麺のメニュー推しです。火鍋の看板肉、加藤ポークを使った定食も３種類用意されています。 目移りすることしきりでしたが、ピリ辛和え麺をセレクト。そして夜に頂いてかなり美味しかった焼き餃子もハーフ（２個）でオーダー。 ●ピリ辛和え麺　重慶式　辛さ２ 成都式と重慶式の２つが選べます。成都式はあっさり系、酢と醤油ベース。重慶式は濃厚系、ゴマだれベースとなっています。辛さは３段階選べ、３辛は１００円追加。 届いたどんぶりはなかなかの壮観。ネギ、挽肉、ピーナッツ、刻んだ漬物などの上に唐辛子。彩りが美しいです。どんぶりの底にはゴマだれ。混ぜると彩りは失われ、かなり凶暴な赤一色になりますが、ゴマだれも効いているのでそれほど凶暴な辛さではありません。 そして、驚くのは麺。薄く平たい面で、小麦ではないもちっとさの少ない麺。表面には麺の方向に沿った溝が規則的にあります。こういう麺は初めて見ました。食感は軽く、タレがよく絡みます。 ピーナッツやゴマだれによってコクとマイルドさが加わる中辣と麻が楽しめて素晴らしい出来の麺でした。 ●焼き餃子 ２個が小さなお皿で提供されました。小さなお皿と対照的に大きな餃子！皮は厚めで、飛騨は細かく８か所くらいつままれて美しい。餡は肉がかなり多めのもの。噛むとタケノコやキノコなども入って、絶妙な味わいです。これ、肉まんに近い印象の餡ですね。なかなか個性的でおいしい焼き餃子でした。 平日、開店直後に伺い１２時前に退店しましたが、人の入りは３～４割程度。五反田という立地上、こういう本格的なメニューを出す店よりチェーン店が重宝されるのでしょうか。８５０円～１０００円とお手頃価格ではありませんが、この本格的なないようからすればかなりのディスカウント価格。これが食べられる五反田近辺にお勤めの方はかなり恵まれていると思うのですが。

驚愕の餃子コース 餃子のコースがあるという噂は聞いていたのですが、それほど興味をそそられていなかったんですよね。なんとなくピンと来ていなかったというか。しかし、お誘いを受けて伺い、その餃子コースをいただきました。（要予約） 頂いてみて、「なんで今まで行かなかったんだ！」という印象でした。 コースというのは具材の違う餃子を一つづつ頂く趣向。（前菜とデザートも付きます） 餃子の具材の種類が豊富な餃子というのはいくつもありますが、大抵は、基本の餃子があって、そこに混ぜ込む具材が違うというもの。つまり、ベースの餡が共通。しかし、こちらのコースの餃子はそうではありませんでした。具材一つ一つに合わせて餡が全く違うので、餃子の印象が全く違うのです。さらに包み方も全く違うようにしてあります。驚きの連続でした。そして、いずれもが、お味も素晴らしい。

【頭抜けて手がこんだパキスタン料理】今回のメニューの中化ではパラク・ゴーシュトとシムラ・キーマがヒットでした。都内から行くとこちら、本当に遠いですがやはり足を運んで伺う価値のあるお店です。 ２０人を超える人数を集めて開いていただいた特別メニューの食事会でした。 一部、特別にお願いをしないと出していただけないメニューを含みますが、上記の２品はレギュラーメニューでいただけます。

上品で美味しい ナシゴレンに感激し、再訪です。今回は、ちょっと珍しいメニューも試してみましたが、どれも本当に美味しい。特にウラブ (ゆで野菜のココナッツ和え)、ペペス・イカン(サバのバナナリーフ包み焼き)は注文して正解でした。ペペス・イカンはかかっているソースがスパイシーで美味しい。 また、ここのもう一つの楽しみはサンバル。ハーブやスパイスなどが、香りが豊かで各メニューの味わいに奥行きを与えてくれます。4種類もあるので、また色々試すのも楽しみ。今回は2種類頂きましたが、サンバル・ケチャップがオールマイティな感じ、サンバル・サレ・タビオは絡みが強く、ソースの味の強いペペス・イカンにはベストマッチでした。 ここのお料理は、いずれも品が良く、丁寧に作られている印象です。店内の雰囲気も良く、また、店員さんが日本人なのも安心です。

ハズさないメニューばかりで悩ましい 先日、キーマ・マトンに痺れ、再訪。今回は知人を伴い大挙しての再訪。 カリーバーの名の通り、バー的な利用を想定してあるのでポーションは控えめ、お値段も手頃なメニュー。そこをわかった上で、目一杯たくさんのメニューをオーダーさせていただきました。どれも美味しそうで、目移りしてしまって、本当に悩ましい。 カレーはどれをお願いしても極上の味。タンドール料理も本当に美味しい。ニシンのタンドールなんかも素晴らしい。そして、ピクルスみたいなものもとても美味しい。羊やジビエが好きな身としては羊のメンチカツやイノシシのカツなんかも美味しかったです。 電車の駅からのアクセスは良くないですが、是非再訪したいお店です。 #春ごはんキャンペーン

羊の旨味と香りが余すところなく(つけめん) ふわふわ羊にヤられて、他のメニューも頂きたいと翌日再訪。 今日はつけめん。メニュー写真からは普通のつけめんの印象しか感じられず、また羊のゲンコツを使っているものの、豚骨との併せダシと聞いていましたので、ちょっと高を括っていました。 羊密度で言えばこちらの方が遥かに上回るものでした。あーここまで羊の味がダシに表現できるのですね！つけめんとしても非常に完成度が高いし、美味しい。さすが庄野さん！ #これは絶対食べてほしいキャンペーン #羊 #つけめん

餃子激戦区の浅草で独自路線の餃子屋さんができたということで、餃子好きを誘って行ってまいりました。 店内はカウンター７席と小上がり１卓のこじんまりした感じ。旧い飲食店を居抜きで使用しており、店名からイメージするおしゃれさとは無縁の、扉を開けるとホッとするような浅草らしい店内です。 焼餃子は季節の餃子も含めて最大５種類。基本の肉餃子はにんにくやにらを使わず、豚肉を塩麹につけて旨味を引き出した餡だそう。浅草開花楼製のつるんとした舌触りの比較的薄目の皮の食感もよくなかなか美味しい。パクチー餃子はしっかりパクチーの香りが楽しめ堪りません。 ヴィーガン向けに作ったというきのこ餃子はまたすごい。動物系の素材を一切使うことなく旨味を引き出しています。昆布だしを使い上手に旨味を持たせていて物足りなさは一切感じません。そして、程よい大きさに刻まれたきのこが心地よい歯触りをもたらしています。 水餃子は厚めの皮でむっちりした食感が素晴らしい。そして麺入りのスープ餃子は食べごたえ抜群で〆にもってこい。 ビール、ワイン、スパークリング、ウィスキー、キンミヤまでお酒の種類が豊富。しかもワイン450円、スパークリング500円からとなかなかリーズナブル。 お酒が豊富ならおつまみもほしくなりますが、そこもツボを心得ていて、にがりを使わないお豆腐を使い塩麹に漬け込んでできたとろっと豆腐、ねぎを焼いただけがこんなに旨かったのか感心するねぎの一本焼（300円）、香りがたまらなくお酒が進むスモーク玉子とチーズ（フランクとセットで1,000円）、細挽で切ると肉汁があふれ出す店主の手作りのフランクなど。手間を惜しまず作りこまれており、小さいお店ならではのもの。 手ごろなお値段でほっこりとお酒を楽しめる佳店ですね。

旨味たっぷりの羽根つき餃子 焼き餃子四種盛り合わせ 見事な羽根の焼き餃子。齧り付くと肉汁がジュワッ。想像以上にポテンシャルの高い餃子。 酸菜水餃子 中国 東北地方の発酵野菜、酸菜を入れた水餃子。塩気と肉餡のバランスがとてもよく、落ち着くお味。 こちらのお店、大連出身の姉妹が切り盛りする餃子専門店。オーダーすると、基本的には皮作りから始まります。40種類以上の餃子のバリエーションがありますが、それを成り立たせるためのもオーダーを受けてから包み始めるのはなるほどという印象。ただし、オーダーから提供までの時間が長めなところは留意。

もちもちの麺が堪らない冷やし中華 店頭で麺を手打ちしている様子を見ることができますが、この手打ち麺を使った冷やし中華を頂きに伺いました。 こちらは、餃子の美味しいお店として餃子を頂きに伺ったことがありました。餃子の皮ももちろん手打ち。夏も終わりに近づいて、冷やし中華を食べておこうと調べていたところ、マツコの知らない世界で冷やし中華マニアの方が一位に推していたと知り、伺ったという訳です。 開店数分前に伺ったのですが、同じようにマツコの知らない世界で噂を聞きつけたのか、それとも最近はいつも人気なのかわかりませんが、並んでいる方がすでに多数。一巡目で案内して頂ける最後尾という感じでした。 冷やし中華は3種類展開ですが、馬賊冷やし中華を。 かなり大きめのお皿にたっぷりの具となみなみのスープがかかった冷やし中華は見た目のボリューム感満点。そして噂どおりもちもちでコシのある麺が堪らなく美味しい。きちんと王道の冷やし中華ながら、期待を裏切らないお味でした。