Yuichiro Nagai

Yuichiro Nagaiさんの My best 2015

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1

東京都

ラーメン

Yuichiro Nagai

来ましたね、2015年3月の時点で個人的な「ラーメン・オブ・ザ・イヤー 2015」です(本年まだ3ヶ月しか経ってませんが、、、)。ただ、これは年末の段階でもまだ上位に位置していることを予感させるインパクトがありました。初見でここまでグッときたのは、去年の「篝」以来かもしれません。 ラーメンの種類もいろいろあって楽しいのですが、これまでのところ稲庭中華そば(しょうゆ)と、喜多方ラーメン(塩・しょうゆ)をいただきましたが、喜多方ラーメン(塩)の完成度にやられました。味自体はとてもシンプルなのですが、塩ラーメンにありがちな「おいしいはおいしいけど、何か物足りない、、、」という印象がまったくなく、かといって味自体が濃いわけでもないという、とても不思議な存在感を発揮しているラーメンです。 おそらく店内でこだわって打っている自家製麺のクオリティの高さが効いているのだと思いますが、麺は本当においしいです。昨今、スープにはこだわるのに麺は簡単に製麺所に任せてしまうのがスタンダード化しているラーメン業界において、麺にも手を抜くことなくこだわりまくっているのが伝わる骨太なラーメン屋です。今の時代珍しいんじゃないでしょうか。 唯一の難点は、都立家政駅という、都心からかなり離れて不便なところにあり、このお店以外何の用事もできようがないような場所にあるため、お店に行くこと自体がひとつのイベントになってしまうということがありますが、その小旅行させ楽しめる人であれば、絶対にチェックして欲しいお店だと思います。1年に4-5回は少なくとも来たいですね。

Yuichiro Nagai

渋谷でビストロ(フレンチ)と言えば、個人的なイチオシがここ、アルル。シンプルに何を食べても美味しく、雰囲気や接客も良く、かつしっかりポーションもあり、マッチワインも適宜良い感じでセレクトしてくれるし、その結果リーズナブルな価格におさまるという、全方位的に満足度の高いお店です。 正直、ここより満足度の高いビストロは都内でも有数なのではないかと思っていますが、肉の火入れもかなり丁寧で良いですね。付け合わせに出てくるフライドポテトが他では味わったことのないレベルで美味しいのも驚きです(しかもレシピを聞いたら快く教えてくださいました!でも家で試してみたら悲惨な結果になりました!)。小さいストウブで焼くスフレオムレツも秀逸で、ほぼ無限に食べれます。 渋谷の神泉界隈はレベルの高いビストロが点在していますが、今のところ一番のお気に入りがこのお店ですね。ちょっとした会食や打ち上げからデートまで、幅広く活用できると思います。そして面白いのが14時オープンの遅めランチをやっているところ。今度お邪魔してこようと思っています。

3

東京都

懐石料理

Yuichiro Nagai

なんというか、すばらしかったですね。料理はお任せのみで、季節の旬を取り入れた丁寧な一皿ひとさらをゆっくりと落ち着いて楽しませてくれる良店です。個人的には、ラ・ボンバンス@西麻布を超えた満足感を味わえましたが、最初から最後まで、サービスもふくめてとても良かったです。 各お皿にはウンチクがあってそれも楽しいのですが、個人的にはケンタッキーを見立てて箱からつくってしまったフライドチキンが秀逸でした。スッポンのスープ、ポワレ、鰤のつくり、カモのスープ、サラダ、いくらの炊き込みご飯など、どれも心にしみるようなあたたかい味で、日本人でよかったと再認識させてくれるような思いになりました。 和食が好きな日本人、和食に興味がある外国人、どちらにも力強くオススメできるお店です。接待に使っても確実に喜んでもらえると思いますし、家族の顔合わせや大切な食事の場にも使えますね。

4

福岡県

寿司

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福岡県北九州市の小倉という小さな町にある、食べログ全国TOP50に入っている「天寿し」。日本全国津々浦々からの訪問客を抱えるこちらお店、ここに来るためだけに九州旅行をするというレベルになっているようです。自分たちも例に漏れず、こちらでお寿司を食べることをメイン目的とした週末旅行を企画して行ってきました。 お店は一度に6人座れるカウンターのみで、大将がひとりで対応してくれます。とても気さくな方で話題も豊富、笑いもわかってくれるのでとても楽しく食事が楽しめました。寿司ネタに関する話はもちろん、それ以外のことに関しても幅広く対応してくれつつ、結構なスピードで握ってくれます。こちらはお酒をまったく提供しておらず、ゆえにおつまみも基本出さず、とにかく最初から握りを楽しんでもらうというコンセプトのようです。お酒で誤摩化されない領域で勝負する心意気はいいですね。 このお店の特筆すべきは、やはりほとんどの握りを「塩とカボス」で食べさせるスタイルでしょうか。大将曰く、東京で食べられるような江戸前寿司をうちであえて出す必要はない、とのこと。わざわざ小倉まで来てくださるお客さんには、やはりここでしか食べられない寿司を提供したいと思っている、とおっしゃってました。ある意味マーケティングの基本に忠実なお店ですし、実際に東京では食べられない寿司、ネタの組み合わせ、味付け、だったと思います。好きか嫌いかは好みは分かれるとは思います。 個人的な好みで言えば、やはり醤油で食べる寿司の方が美味しく感じます。これは長年そうやって食べてきているのでしょうがないことかもしれません。ただ、天寿しのチャレンジャー精神は高く評価したいですし、塩とカボスでこんなに美味しくお寿司を食べれるのかと感銘も受けましたし、わざわざ東京から来た甲斐もあったとも感じました。結局のところ、そういうことなのだと思います。 自分の好みに合った美味しい寿司屋は都内にいくらでも見つけられると思いますが、天寿しのようなお寿司はそうそうないので、九州旅行がてらまた寄りたいなと思わせてくれます。上述のとおり、大将の清々しいお人柄も併せて、ひとつのイベントとして再訪したいと思わせてくれるインパクトがあるお店でした。次回九州に来る際にはぜひまた訪れたいと思います。ごちそうさまでした!

5

東京都

焼き鳥

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久しぶりにかなり満足感の高い焼き鳥屋さんでした。コースは 4,500円のおまかせのみですが(その他アラカルトはある)、非常にバランスもクオリティも良いので初見ではこのコースを頼んでおけば間違いないと思います。派手さはありませんが、ひとつひとつ丁寧な仕事が施してあり、どれも美味しいかったです。この値段でこのクオリティ、ちょっと圧巻ですね。 神保町は良いお店が過密しているように感じますが、なぜなんでしょうか?カレーの有名店の多さは元から有名ですが、和食の傳 (でん)だったり、うどんの丸香だったり、やきそばのみかさだったりと、尖ったお店も多いです。他にもたくさん行けてないお店があり、もはや神保町に引っ越して来ようかと思うくらいの土地ですね。 ここ蘭奢待は雰囲気はカジュアルめなので、接待というより身内で気軽に行く感じが向いているお店ですね、カウンターを使うならデート使いもありかと思いますが。 いずれにしても、非常に完成度の高い良店だと思います。

6

東京都

ラーメン

Yuichiro Nagai

いいですね、個人的にはかなりツボに入った感があります。まず、なんといっても、今時このクオリティのラーメンを 500、600円で提供できるということに驚愕しました。スープも深みがあり、麺へのこだわりもしっかりと感じられる、非常に完成度の高いラーメンなのですが、この安さ。参りました、という感じです。 味のバラエティもたくさんあるので、3-4回はとても新鮮な気持ちで訪れることができ、その後は一番気に入ったものを中心に食べていく感じでしょうか。多くの人が「炙りチャーシュー皿(500円)」を追加で注文していましたが、かなりの量のチャーシューが盛られて出てきていました。すごく美味しそうだったので、自分も次回は注文したいですね。 接客もフレンドリーで良いです。店内はカウンターのみで決して広くはありませんが、清潔に保ってあるので、女性ひとり客でも問題なく入れるんじゃないでしょうか。「食堂七彩」といい、この辺には手練れなラーメン屋がまだまだありそうですね。 一発でガツンと唸らせるというよりは、週に二三度来ても飽きずに美味しく食べられる的な部類のラーメンだと思ってください。そっち系が好きであれば、このお店はすばらしいの一言に尽きると思います。

7

東京都

讃岐うどん

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香川から進出してきたという本場讃岐うどんのお店、一福。神田駅、淡路町駅、小川町駅から歩いて5分程度という、ロケーション自体は微妙でありながらも、アクセスは悪くないという立地です。自分は香川も行ったことがなくローカルの讃岐うどんの破壊力を味わったことはないのですが、ここ一福のうどんはちょっと感動しました。 カツオではなく、ニボシ系の少し苦味が強めのダシがガツンとくる風味なので、好き嫌いが分かれそうなところ。ニボシと昆布のダシで育った自分には何の違和感もなく入ってくる味。麺もコシそのものはあまりなく、讃岐うどんで連想するいわゆる歯ごたえを期待していくと肩透かし。やや細めでやや柔らかめのこの麺が、ニボシのダシにはよく合ってました。 個人的に、今まで都内で行ったことがあるうどん屋さんの中では Top 3 に入ってくるくらい好きだと感じましたが、天ぷらに関しては不満足。揚げたて熱々ではあったのですが、味が特筆すべきほどでなくわりと高いので、次回からはうどんだけで良いかなと。うどん好きの方には特に力強くおすすめしたい一店。

8

東京都

和食

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ラ・ボンバンス@西麻布の姉妹店であるここ「Sudachi」は、ラ・ボンバンスの完成度をキープしつつ価格を少しリーズナブルにした美味しい和食コースを提供してくれる新店です(2014年10月26日オープン)。特筆すべきは、このクオリティと雰囲気をランチで味わえるオプションがあるところではないでしょうか。 自分もランチでお邪魔してきましたが、のんびりと落ち着いてラグジュアリーな空間と時間でした。美味しいものを食べるのだけでなく、一緒に行く人との時間も大切にしたいと考えています、というコンセプトを伝えるのにもってこいの場所ではないでしょうか。大人のための優雅なランチ空間としての利用価値は高いですね。 ディナーももちろん期待できると思います。今はラ・ボンバンスよりも予約が取りやすいと思うので、ラ・ボンバンスのディナー予約が取れない時のオプションとしても活躍してくれると思います。

9

東京都

ピザ

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最近、ナポリピッツアに若干飽きがきてしまっていたということもあり、こういったオーセンティックなアメリカンスタイルのピザを身体のどこかが長らく待ち望んでいたんだと思います。食べた瞬間に全身の毛穴が広がる思いでした(笑) NY発ということらしいですが、結構忠実に再現している米国スタイルだと思います。チーズのみのスライスが1枚390円というリーズナブルさも良いですし、1枚でも女性なら腹一杯になってしまうかもしれないくらい大きいカットになっています。生地は薄めでカリッとしていて、チーズが多めで美味しいですね。お腹減ってる時は3枚くらいいけそうです。 トッピングもわりと豊富です(トッピングがつくものは500円/ スライス)が、個人的にはシンプルなチーズスライスが一番美味しい気がします。店内も広々としていて天井も高く、USな空気が漂っているのもいいですね。アクセスが若干不便なのが玉にキズですが、今のところ渋谷区周辺ではオンリーワンに近い種類のピザだと思うので、重宝しそうです。 ナポリピッツアに食べ飽きてきたピザ愛好家たちには良いオアシスになるんじゃないでしょうか。個人的にはかなりオススメなお店です。

10

東京都

カレー

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ここチリチリのカレーは、インドカレーと日本のカレーのちょうど中間くらいを行くよう な、程よい具合にスパイスを感じるカレーになっています。ピュアなインドカレーだとちょっと、、、という方にも食べやすく、かつ日本のカレーだと物足りない、みたいな方(自分もそうですが)にとっては、まさにどストライクなカレーです。 一度食べて爆発力があるというよりは、週に1-2回は通いながら習慣化していくようなカレーかもしれません。トッピングも豊富ですし、わりとあっさりめのカレーなので、毎日でも食べれますね。日頃日本のカレーばかり食べている方でインドカレーはあまり得意でないという方には特にオススメしたいお店です。 唯一の難点は、お店は夫婦で営まれているようなのですが、接客をしている奥様らしき女性の気分の上下がわりと激しく、すぐ怒られます。自分も普通に会話していたら、「もっと小さい声で話してもらえます!?集中できませんから!」と怒られました。友人と顔を見合わせて唖然としてしまいました。ほぼご飯盛り付けてるだけのように見えましたが、それにどれだけの集中力を要すると言うのでしょうか。 おばさんのムードスイングを除けばとても良いお店だと思います。