Tomoaki Makino

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デジタル&ビジネスプロデューサー 東京、あらかわの下町在住。 舌は肥えてないが食べるのは好き、つまり雑食。 焼酎、日本酒、ウイスキー、、、飲む方は達者。 日々会食ながら、おひとりさま行動も好き。

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駒込駅

焼き鳥

しぼり酒、濁り酒、演歌を聴きながら、、、もとい、演歌は流れておらず、、、ます田のカウンターの冬は、あらしぼり。 出羽桜のしぼり、刈穂のにごり、、、すいーっと臓腑に沁みる酒、合わせるは、極品レバー、味わい強い軍鶏の皮、そしてつくね。 季節によってモノがちがう楽しみ方のできる酒、それもまた日本酒の魅力のひとつであろう。 そして、仕上げはスペインのデザートチェリー。 自家製レアチーズケーキにかけて出してるとのことだが、本日最後の一切れはこの日カウンター唯一の女性のもとへ、チーズケーキ食べる?と。 なので、デザートチェリーを小さなグラスで供して貰う。 これぞシメの一杯、かなりありだ。 この店を改造してマスターになっとる不思議な夢をみた。 壁じゅうに本棚を並べて、お通し(一品一杯一冊)というメニューで、客の顔を見て私が勝手に突き出しと一杯目の酒と一冊の本を選び提供する店。 そんなおかしな夢の話に、あぁいいね、この店やってくれよ、とマスター。 あと10年したら考えよう。それまでは通わせていただく。 #焼き鳥 #やきとり #ヤキトリ #日本酒 #酒 #にごり酒 #新酒 #刈穂 #出羽桜 #レバー #つくね #駒込

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神田(東京)駅

焼肉

美味しいは偉い。 簡素なテーブルの席に座るやいなやいきなり、ジンギスカン食べると聞いたからタレはこっちにしたから!と店のオヤジが言ってきた。 ふーん、とそのタレを舐めてみる、、、美味い。 ジンギスカン食べると他の肉食べなくなっちゃう、タレが美味いからずっとジンギスカンになっちゃうんだよみんな、とオヤジ。 頼んだハイボールは、、、濃い。ウイスキーの香りと味がきっちりするハイボール。うん、合格、この店はまず間違いなく当たり、とみた。 この手合いの店では、オーダーはオヤジに訊くのかよろしかろうと判断、何食ったらいいの?と訊ねる。 うーん、そうだな、うちのぼんじりはプリッ、豚トロはモチッ、だからな、あとレバーは食えるのか? ちゃんと焼いてな、焼いて食べるんだぞ! それ食べておいて次にジンギスカンにしな、な、それで行こう、とオヤジ。 プリッ、モチッ、ちゃんと焼いて、最後にジンギスカン、仕上げに石焼ビビンパ、美味しすぎました。オヤジ、偉いっ! リピ確定だな。 #クセになる

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荒川二丁目駅

中華料理

東京23区のひとつでありながら、幾人かの人に区名をわかるだけ挙げてごらんなさいと尋ねても、おおかた誰も挙げられない、仕方なくこちらから、荒川区ってあるよねなどと切り出しても、ええとぉ、どのへんだっけぇ?と返されてしまう、そんな荒川区。 山手線も地下鉄も通っていて、私学の雄、名門中高一貫校、東大合格者数第1位(ナンバーワン)を何十年も譲らない開成も立地し、水のなかのレジェンド(陸に上がるとレジェンドではないらしいということは今回は詳述しない)ちょー気持ちいい北島康介選手や勉強するくらいなら走ってこいと育てられた、下町の星、神ってる鈴木誠也選手を輩出、なんとあれば小学生までならば逢い引きにもつかえる素敵な遊園地さえも有するのに、その存在を都民にも忘れられてしまう、認知すらされていないかもしれない、東京都民の忘却の此方(彼方ではない)荒川区に、もし、あなたが、何かの手違いで訪れることがあったならば、そしてそれが、お昼どき、ランチタイムであったならば、迷うことなく光栄軒を訪れなさい。 食事の記録を意味する名前を冠したレストランガイドであるウエブサイトや、食通をレストランへと誘うというネーミングのウエブサイトにおける光栄軒の評価やコメントは気にしてはいけません。 なぜならば、それらに記載された食堂評価(レストラン評)の多くは、ぼっち(友達の少ない、心的垣根を取り払えない人)が、ただただ自己呈示(セルフブランディング)をしたいがために書き連ねた駄文でしかないからです。 そうした黄色やオレンジや赤色のウエブサイトには、光栄軒すげぇ、量(ボリューム)はんぱねぇ、大盛やべぇ、特盛激ヤバ、、、といった、量についての記述(コメント)ばかりが溢れています。 賢明なる読者諸氏は、食事が量ばかりで評価されるものではないことはご存知なはずです。 だいぶ年齢を重ねたこともあり頭部の毛髪が少なめになってきた光栄軒の大将(コック)が供する料理(ランチ)は、その目を見張るばかりの量でのみ評価されるにはあまりに惜しい、純国産中華風料理です。 あなたは、目でその絶大なる量(ボリューム)を楽しむことで満足をえてしまうことなく、火とフライパンと油とを制したものだけがこしらえることのできる純和風中華料理を自身の舌で味わうべきなのです。 平日のお昼どき(ランチタイム)であれば、8席ばかりのカウンターも、4人席3つの座敷席も満員でしょう。相席を楽しむ心をもって訪れなさい。 なんとなれば、下町系のおとうさんたちや、ガテン系のおにいちゃんたちと、おっ、チャーハン大盛りですね、食べ切れちゃうんですよね、脂が案外あっさりですものね、といった会話を仕掛けるのもまた荒川区ならではの楽しみ方と言えましょう。 ラーメン、チャーハン、チキンライス、オムライス、レバニラ、焼肉、、、とならぶお品書き(メニュウ)のなかから、選ぶべきは、焼肉定食か生姜焼き定食です。私はそれを推奨します。 70はゆうに超えていると思しき女将(おかあちゃん)により供される焼肉定食は、やはりどうしても見た目のボリュームへの驚きは隠せないでしょう。 そのボリュームをまえに、食べきれないという困惑を抑えつつ、とにかく箸をつけてごらんなさい。 亜麻色をやや超えて炒められた玉ねぎと焼肉の下に、その存在を隠してある野菜についつい笑顔になること間違いなく、野菜と焼肉との味の唱和(コラボレーション)に包まれて幸せな気持ちで平らげることができるでしょう。