神田にある中国東北地方黒龍省の家庭料理の名店「味坊」の料理長リョウさんが新たに展開した、羊・牛肉の鍋料理のお店で、昨年末からしばらくはプレオープン営業のままでしたが、1月25日に正式に開店。おまかせ料理のみならということで無理を言って10名弱で予約させてもらったのが、結果、開店お祝いに駆けつけた形になりました(^^;;。
鍋料理の前に、羊の前菜(ハツ、レバー、ハチノス)、干し豆腐、砂肝、塩豆腐それぞれの和え物、よだれ鶏と、惣菜類が次々に登場。どれも上品な味わいで美味しい。それから羊肉の鍋を用意されるのだけど、トウモロコシ粉の饅頭のようなものを鍋壁に点々と貼り付け、とにかくとにかく煮詰めていく。で、煮汁がほぼほぼなくなる頃に、ようやくGOサインが。やばっ! 白い御飯ががほしくなる。まぢで旨いですーっ‼︎‼︎ こりゃ、酒飲みも下戸も関係なく好みの味だ。もう一つの鍋は、白身魚のスズキを古漬けの高菜漬物と煮込んだ鍋をチョイス。酸辣湯のようなほのかな酸っぱさが食欲をそそって、これまた美味すぎます! 身体あったまるなあ。すでに大満足なんだけど、さらに蒸し餃子、肉まんのようなもの、といった点心が。
味坊でおなじみのクミン風味羊串焼きなどの料理は、残念ながら設備の関係で供することができないとのことですが、絶品の鍋料理(4種類用意があるようです)には唸らされること必至です。ワインは味坊より少し上のグレードのもの。いや、素晴らしいお店です(^-^)。