佐々木 正孝

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Rettyでは主に首都圏ラーメンの新店についてアップしています。 フードやITについて編む・書くラーメン系エディター/ライター。 TRYを編集したり、DIME誌でラーメン特集を担当したり。

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佐々木 正孝

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富士見ヶ丘駅

そば(蕎麦)

富士見ヶ丘駅出て、商店街すぐだけど路地入る。 好アクセスなのに、いまだ知らない人もいる。 女性店主が一人で切り盛り。 おろしそば、せいろを頼んだ。 「北海道産のそば粉で打ってます」と簡潔な説明。 喉越しよりも歯ごたえが心地よい好みの仕上がり。 おろしそばも辛みと食感バランスよろし。 昼下がりの小腹に格好のボリューム。

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新宿三丁目駅

おでん

凪西尾さんのお誘いで、噂の新宿「西尾さん」へ。 どん底にも通底する地下の穴蔵感、嗚呼新宿三丁目。格好良い店主がお待ちかね。 おでんをバスバスつまみつつ、永谷園のお茶漬けをふりかけるセルフサラダ、フワッフワで旨み詰まったさつま揚げなどなど、佳作を堪能。 お酒は、京都のお昆布と削りたてのかつお節で楽しむ「だし割」。 いい人いい酒いい肴、を地でいくなぁ。 一人4000円弱見当と、コスパも上々。

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渋谷駅

カフェ

ランチで頂く、名物「ワッフルチキン」。 要するにフライドチキン オンザワッフル メープルシロップボトル添え。 同席の林さんがリコメンドして曰く、 「ボトル半分ぐらいぐわーっとかけるとね、これがまたビールに合う」 気分はだぼだぼソース、と椎名誠は書いたが、ここの気分はだぼだぼシロップのようである。 半分とはいかないまでも、三分の一ぐらい回しかけて、ええいままよと口にする。意外にも脂パリパリのチキン表皮にメープルシロップがしっとり馴染み、親和性バツグン。 ベースのワッフルもだぼだぼのシロップをしっかり受け止め、、はできずにジットリした風情でなよなよ崩れていく様がたまらない。 ランチゆえにビールとのペアリングは叶わなかったが、次回はぜひ試してみたい所存。 #クセになる

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久我山駅

ラーメン

2017年2月15日オープン。 久我山のノスラー系中華『中華料理 熊』の支店。ラーメンに特化してアルコールも置かず、カウンターのみのセルフスタイル。若い店主が切り盛り。 メニューはデフォのラーメン600円とネギラーメン、チャーシューメンなど。今回はワンタンとハーフ味玉入りの熊らーめん850円を頂く。 スープは塩度、旨みを強く感じる。本店の煮干しあっさり素朴な味わいというよりは、立ちそば感覚でエネルギッシュにさくっといただく仕様か。表面には本店譲りの香味油がラーメン感、満足度を担保する。 麺は白っぽい中細麺、本店と同じテイスト。小麦感、噛みしめ感よりは、つるりと喉越しに重点。のびにくくするっと啜れる。 具材の盛り付けはきちっと丁寧。オペレーションのイメージも確固たるものがある。メンマとチャーシューは本店と同じれしぴか。大判海苔に専門店という主張がのぞく。 あの熊の味わいが、駅前すぐでさくっと食べられるのは嬉しい。

佐々木 正孝

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大森海岸駅

ラーメン

2016年8月13日オープン。 麦苗の行列横目に大森からテクテク歩いて到着しました。 お店の店名はもちろん、ロゴに外観、内装とスーパーコンセプチュアル。席についてこだわり冊子をめくっても、練りに練られた圧巻の味世界です。 何たって、海・空・山・川の4種類のソバを提供する。だから、クワトロ。 つい最近、山までリリースされてるようですが、ここはやはり巻の壱、海から紐解かねばなりますまい。 着丼。これまたクリアなスープ。でもって具材も色とりどり。透明感と豊穣を併せ持つ、そんな塩ラーメンですね。 麺は細麺、ぷつぷつの全粒粉麺。カウンター奥に製麺機が見えたので、自家製麺なのでしょう。するっとそうめんのような啜り心地ながら、艶やかなスープをまとって官能的な食感です。 凝りに凝った具材群を象徴するのは、芽ネギ刺したる海老しんじょ。白ネギにひそむピンクペッパーもイイね! 海というネーミングは、これら多彩な味を包含するベースになるという感じもしますね。 そのスープはミネラル塩を感じる端麗味。蘊蓄には各種煮干しと節系が挙げられてましたが、どれかが突出することないバランスです。 鶏清湯塩の空、熟成醤油の山、未発表の川と。足を運ぶ楽しみがまだまだあると思うと。 ニンマリを花粉マスクに隠し、また麦苗の行列を横目に大森まで戻っていく私でした。