Naoto Usami

「刺し身」と「生魚の薄切り」は違う、 ということを思い出させてくれる店。 ほとんどの安い居酒屋は、 なんの工夫もなくスーパーのパック刺し身みたいに サクを薄切りにして、なにも考えずに提供する。 この店の刺し身が素晴らしいのは、 それぞれの食材がおいしく食べられるように工夫されて提供されていること。 2cm角に切られて皮目を軽く炙ったサンマの刺し身を 肝醤油といっしょに提供したり、 かつおは生姜、ワラサはわさび、と楽しくなるような提案をしてくれる。 「つまもおいしいので」 と青じそドレッシングまで出された時には驚いた。 たしかに、いつもはしょうゆにつけて食べるけど、 それだと味が濃くなってしまう。 他のメニューも 生のピーマンにのっかったつくね、 炙り時間にこだわる炙りしめ鯖などなど、 おいしいものがたくさん。 よく気がつくスタッフさん達も素晴らしい。 汁べゑの本店がここだそうで。 納得。 ここは、人を連れて行きたくなるお店。 建物の作りもそうだけど、 味、人、店の３つがどれもハイレベルで、 しかもコストパフォーマンスが良い。 経堂に住んでる人が羨ましい。 #叉行きたい #また行きたい #推せる

音楽をなにかに例える時に、棍棒で殴られたみたいな、とか、 たくさんの鋭い刃物が突き刺さるような、とか、 大きな岩の塊が落ちてくるような、 みたいな例えをよく使うんです。 さて、飲食店をその方法で例えるとしたら。 斧。 この店は斧のように一撃必殺で来ます。 コントロールが難しいはずの斧で、確実に芯を捉えに来る。 威力は絶大で、立ち続けることもままならない。 そんな料理を出すお店です。 あ、とはいえガンコなわけではなく、 ちゃんと店員さんに気遣ってもらえるお店です。 濃いめの味付けがされた骨つきのとりもも肉を焼いたものを 熱がりながらガブガブ食べる。 飲みに来てるんじゃなくて、食べてる最中に熱くてビールで流し込まずにいられない。 熱いのに止めることができない。 そんなお店です。 ランチでも予約必須ですが15時くらいなら少し空くかも。

新しいお店。 新築の家みたいに新しい店。 焼きたてのパンみたいに新しいお店。 役作りがやっと終わった役者みたいに新しいお店。 新品のシーツみたいな新しいお店。 代田橋駅の近く、甲州街道沿い、環七の少し手前にオープンしたワインビストロです。 7席くらいのカウンターとテーブル３卓。 広いお店ではないですが、 友達や恋人と行くのがいいんじゃないかと思います。 オープンキッチンなので、 目の前で料理ができるところを見ることができます。 料理するのが好きな人は楽しいんじゃないかな。 あ、私も料理好きですが、楽しかったです。 プレオープン日に伺って、 写真の前菜盛り合わせと、ラザニア、サーモンのアクアパッツァ、デザートのタルトタタンをいただきました。 ビール飲んじゃったけど、ここはワインの方が合ったな。 夫婦でやっていて、奥様はもともとケーキ屋をやっていた人。 お土産用の焼き菓子なんかも売ってます。 新しいお店で、かつ友達が始めたお店、というのはどうにも褒めにくいものですね。 皆さん行ってみて感想をぜひ書いてあげてください。 近所にお住まいの方にはぜひたまーに行ってもらって、成長を眺めて欲しいんです。 だんだん成長してくれるはずですので。

白状すると私は「好きな食べ物はなに？」と聞かれたら、 「餃子です」と答えることにしています。 大好きだし、迷わないで済むので。 餃子、肉と野菜と炭水化物からなる宇宙。 餃子、カリカリとモチモチとザクザクが織りなす人生。 (ここまでコピペ) さて、パスタ料理の定義とはなんでしょう。 パスタ。小麦粉と水を練って伸ばしたり細くしたりしたものを使った料理。 あ、餃子ってパスタ料理なんじゃーん。 前置きが長くなりましたが、 私、初めてワインバーで手作り餃子をいただきました。 生ハムのサラダとか他にも気になるメニューはありつつ。 餃子好きなんだもん。 つけだれにバルサミコが入ってたりも面白い。 ワインには詳しくないですが、 餃子と白ワイン、いけます。 食後にシングルモルトウイスキーをいただいて帰宅。 二軒目じゃなければもっと居たかった。 他のお客さんやお店の方もとても気さくで、 1人で入っても楽しい時間を過ごせます。 ここなら話し下手な人でも大丈夫。