Mizuho Ito

Mizuho Itoさんの My best 2018

シェアする

  • facebook
Mizuho Ito

ビブグルマンに載ってたからという雑な理由で選んだ店だが、神の導きだった。蟹粉拌麺(蟹餡かけ汁なし麺)と葱油肉丝拌面(細切り豚肉入り葱油まぜ麺)を注文。蟹粉拌麺は生姜がきいたやさしい味の餡でこれだけでもかなりやりおる感じなのだけど、葱油肉丝拌面のうまさが突き抜けていた。油そばのようによくかきまぜて食べる。葱油の香りがまず暴力的に思考を奪ってくるし、しょうゆベースの甘辛いタレがコシのないぷつぷつした麺にからんで悪魔的にうまい。我にかえったときには完食していて、油でギラついた口も拭かずただ放心するばかりであった。小龍包とか生煎とか上海蟹は料理としてうまく、まだまだ探求心が刺激されるのだけど、この店の葱油拌面は唯一無二でほぼ結論でいいのでは?というぐらい有無を言わさぬ説得力がある。阿娘面に魅入られたあわれなわたしは再び上海に戻ってくるでしょう。

2

東京都

焼き鳥

Mizuho Ito

あまり焼き鳥を好んで食べないのだけど、この店は真剣においしかった。席がちょうど焼き台が見えるベスポジで、こんなに手間暇かけて焼くのかと思わず見入ってしまうほど繊細な仕事。普段は特段好みもしない正肉系は異様にジューシーでうまく、普段好んで食べる臓物系は悶絶するほどうまい。野菜串もうまい。〆の親子丼もこれまたうまい。自分がストップって言うまでエンドレスで出てくるシステムなんだが時間いっぱいまで粘ってしまった。また頑張って予約とろう。

Mizuho Ito

上海蟹食べたい、からノリで企画された暴飲暴食の旅のメインイベント。上海蟹の名店は色々あれど、蟹マニアといわれる店主が開いた店とあっては期待せざるをえない。陽澄湖にも専属の養殖場を持っているのだとか...。コースは蟹尽くしでどれもうまく、これ何匹分だよ?っていう量の蟹がひと皿に贅沢に使われておりすごいのだが、おそらくたったひとつの完全勝利ルートはそれらをガン無視して酔っ払い蟹と姿蒸しにリソースを全部投下することである。このふたつはもはやうまさによる純粋暴力といってよく、人間が簡単に終わりを迎え、知性と品性がゾンビ以下に振り切れるのを観測することができる。魔都上海で最後に出会ったのは己の中の魔であった。

Mizuho Ito

深夜までやってる安くておいしい人気の火鍋チェーン店、というだけでは片付けられない異常性がこの店にはある。以下羅列。 ・1時間以上待つのもザラらしいがなんと待合室がある ・待合室はフリーwifi、無料のドリンクとスナックがありボードゲームで時間を潰せる ・託児室完備で子どもを預けて食事できる ・なぜか無料のネイルサービスがある ・なぜかマッサージチェア完備 ・なぜかロボットがいる。接客してる...? ・お通しが山盛りのフルーツ ・麺を注文すると謎のパフォーマンスをしてくれる ・トイレで、ハンドソープのプッシュ→手洗いの蛇口をひねる→おしぼりの手渡しサービスがある ・おしなべて接客が異常によい まだまだ書ききれないほどあるのだが、とにかくおもてなしレベルがぶっ壊れている。なんなんだこの業態...。中国で見つけたらチェーンと馬鹿にせず入ってみるとすごい体験ができますよ。ちなみに(サービスレベルはやや落ちるものの)日本にも支店があるらしい。

5

東京都

パン屋

Mizuho Ito

くっそ並ぶが最高においしいパン屋。大和、ソンプルサン、ブリオッシュ、クロワッサン、あんぱんを購入。ここは菓子パンとかソフト系のパンもさることながら、ハード系のパンがほんとうにおいしい。今回でいうと大和、ソンプルサン。わたしは特にソンプルサンを偏愛しており、何もつけずにもぎゅもぎゅ頬張ると完全に優勝できる。幸せを噛みしめるとはまさにこのことである。