Shibuya Daisuke

純喫茶のような店名で中に入るとクラブでおなじみ低い椅子。グランドピアノがある。 出てくる料理は中華。実に興味深い。

東南アジアのチキンライスといえばシンガポールもしくは、タイのやつを思い浮かべるかと思います。いずれも鶏を茹で汁でご飯を炊いて、そのご飯の上に茹でた鶏を乗せた料理ですが、マラッカのチキンライスは様子が異なります。なんとご飯が団子。たぶんもち米だと思うのですが、ギュウギュウに丸めたご飯が茹で鶏と一緒に出てきます。鶏は骨がついたまま出されるワイルドなテイスト。ゴマペーストから作られるタレも他国のチキンライスと違ってコクがあり、鶏につけて良し、ご飯団子につけて良し、と調味料界の万能選手。マラッカまで行くのは大変ですが、ここのチキンライスを食べるためだけにシンガポールから4時間かけて行ってもおしくないですよ。

アメリカの味がないケータリング料理にうんざりした私と同僚は、日本人の味覚に合う料理を探し、たどりつたのがここ。店構えは、ザ・アメリカと言う感じだけど、出てくる料理は超本格ベトナム料理。春巻きを野菜で巻いて食べるのはベトナムに行った以来で懐かしかった。また、各種地ビールを用意しており、価格もかなりお安い様子。成人男性二人で行って、料理を5種類くらい、ビールをたらふく飲んでも100ドル行きませんでした。アメリカに行ったらベトナム料理だな。

めったに来ることがない清澄白河。予想以上に駅前は開けていません。昼ごはんどきだったので、検索すること数件、見つけたのがこの長谷川食堂。あなたはこの店構えの門をくぐることができるか？わたしはくぐりました、あっさり。早い時間なので店内にお客さんはいません。カウンターに並ぶ料理から揚げシウマイとキノコの料理を選び、御飯と味噌汁を一緒に持ってきてもらいます。全部で600円。やすい。味はまあ普通の食堂のそれとあまり変わりませんな。できれば焼き魚を食べたかった。