Aki Kojima
日本橋(東京)駅
割烹・小料理屋
嘉永3年(1850年)創業、江戸城の御用仕出しを務め幕末の料理屋番付では「勧進元」という最高ランクに位置づけられたという老舗。 二代目と三代目は江戸城に出前に来たら桜田門外ノ変に遭遇したり、初代と二代目は徳川慶喜に伴い駿府へ移住したり、山縣有朋や伊藤博文、井上馨ら明治の元勲らが足繁く通ったり、売れる前の永井荷風が「早く嶋村で昼飯が食えるようになりたい」と日記に書いたりという歴史あるお店で、江戸後期の料理を再現したという「幕末会席」をいただきました! 胡麻酢和え、海月・海老・椎茸ともったりとした和え衣に少々の酸味が美味。 うずら椀、身と骨をたたき練り状になったものを蒸した物。うずら初めて。少々癖がありジビエのようだが食べやすい、 鯛のお刺身は歯応えがあり最高に美味しい♡ 鯛兜煮、少し甘目な煮汁が美味しく最高♡ 宝楽蒸し玉子、甘く煮た椎茸・鶏肉が入った茶碗蒸しのような蒸し玉子はおろし生姜が添えられています。美味しいけれどスゴイボリュームです。 きんぷら(てんぷら)は海老3尾にししとう。 水菓子は柚子シャーベットでした。 幕末会席¥6600、現代とは違うお料理が楽しめ、どれも美味しく大満足! 夜5人で予約したところ2階の個室(畳にテーブル)で落ち着いた会場となりました。