Ryuzo Mamiya

東京のイタリアンではもはや老舗の部類、十数年ぶりに訪問したが、ご亭主夫婦を中心とした暖かいもてなしは変わっていなかった。シシリア島にとても愛着を持っているとのこと、確かに魚介料理にそれが現れている。ワタリガニのクリームパスタは、今では色々なところで見る様になったが、二十年前にはここくらいしかなかった様に記憶する。そして、今でもここのものが一番よい。鰯のパン粉焼きも、昔と変わらぬ味わい。料理はこのクオリティにしてはとても安価、ワインも2000円台からとリーズナブル。ドルチェ、コーヒーに至るまで、きちんともてなしの心で作られている事を感じる。まるでイタリアの家庭にお邪魔したかのようだ。いつまでも長く、ここでゲストを迎えて欲しい。 #イタリアン #仲間と #老舗 #シシリア島 #デートにも

出張族の国内三大聖地は、すすきの・大阪・博多、だと思っているが、中でも博多は別格と思う。街の明るさが他とは違う。何というか、いつもお祭りの雰囲気が漂っている気がするのだ。そんな博多にはモツ鍋、海鮮、餃子…と色々あるが、シメは必ずここでラーメン。ここの凄いところは、ラーメンは勿論だが、魚や肉が美味い！もう腹一杯なのに、壁に書かれた「カルビ焼き」「サガリ焼き」の文字を見ると、ついついまた食事を重ねてしまう…。ラーメンの味も、勿論素晴らしいものだ。濃厚豚骨、という風情ではないが、あまり濃いよりこれくらいアッサリの方が飲んだ(食べた)後には丁度いい。日本全国にある店の中で、一番わが町に引っ越して欲しい店である。 #ラーメン #ツマミも充実 #アッサリ豚骨スープ

ミシュラン『鳥しき』の系列店。本家同様に、カリッとした表面で肉汁をしっかり閉じ込めた焼き方は、噛みしめるたびに旨味が口に広がる仕上がり。特に、ウズラ卵が美味だった。あれは煮卵にしてから焼いているのだろうか？デートや仲間と、予約も取りやすいので軽く本格の味を楽しめる名店だ。 #焼鳥

鉄板焼き、というのは日本固有のスタイル、というか料理ジャンル。味だけでなく、目の前で調理されるダイナミックさもウリのひとつだが、ここ『うかい亭』は、決してケレンに逸れる事なく、旨さを引き出す技術として鉄板を使っている様に思う。「うかい牛」と名付けられた、クドさなく牛の脂を味わえる質の高い牛肉は、その旨さを閉じ込められ、閉じ込められた中で更に増している様に思う。鮑も最適な温度で温めから焼きに入り、これまた絶妙な頃合いで作られたソースを纏う…鉄板焼き、というジャンルを考え尽くした結晶の様な素晴らしさを味わえる。 鉄板以外の前菜や、別室で味わうデザートも含め、下手なグラン・メゾンもかくや、というくらいのサービスと、非日常感に包まれる。今や、日本でも有数の「ハレの店」と言えるかもしれない。 ちなみに写真にあるハンバーグは、4歳の子供用に作ってくれたもの。これもうかい牛の切れ端などを使っているとのことで、とても美味い。大人も食べたい。 # 表参道店も変わらぬ良さがあるが、私は銀座店の方が「入り口」からはじまる、ワクワク感は上だと思う。 #鉄板焼き #記念日はここで #家族でも