Shintaro

『仕事の合間に食べれて、安い。』そんな理由で立ち食いそばに通い始めた方はおられるであろう。 小生の場合は、『自分で最初にお金を払って食べた』という少年の頃からの一種のトラウマ的なもので、通ってしまう。讃岐に遠征して、どんなに美味いうどんを食しても、では、山陽そばに行かなくなるかというと、否である。◯◯産の昆布だ鰹節だと謳っても、次に触手が伸びない店は多い。 小生はいつも、きざみそば。練習試合の帰りなどは、そこにかけそばをお代わりして、帰宅してからも夕食を食べた。今、そんな事をすると、かかりつけの医者に不真面目だと怒られる。 長い海外生活から一時帰国した際も、飛んで行ったなぁ。

紀伊半島を松阪から尾鷲に向かって南下する。海山町にある『かい鮮や』に。 やはり、海の近くは良い。カンパチ、すずきに縞鯵。都会で刺身にすると嫌がられるグレなんかも、本当に美味しくいただける。マグロなんか加えなくて良いから、もう一品地魚を足して欲しい。春には山菜の天ぷらも頂戴して、旅は続くのだ。

松阪市のマームという巨大モールの中にある。夜に訪れたが、閑散としていた。モール店舗も良し悪しである。 しかし、味もそこそこであるし、陽気なオーナーさんと話に花が咲いて、なかなか楽しく過ごせた。 マライタトゥーチャーディヌホス ネパール人を虜にする魔法の言葉。これを言うと、間違いなくオーナーとの雑談が始まる。 温かいチャイをください。

新大宮駅近辺の小洒落た店で、夜に女性とも来れそうだ。インド風のリキッドなカリーで、サグチーズはやや塩気が効いていた。でも、インド系の味は千差万別で楽しめるので、ナンを二枚もいってしまった。当方のダイエットの失敗は、全てガネーシャの思し召しである。