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東京都

スリランカ料理

すぎやま まさたか

モダンスリランカが話題のスパイスカフェ2号店。 欧風でもインドでも無い、もちろんジャパニーズカレーでもない。 スパイスの可能性をスリランカ料理というジャンルを通して表現する、まったく新しいイノベーティヴなスリランカ料理を楽しめるお店です。 2021年のMyBestにも選んだスパイスカフェの2号店。伊藤一城氏のお店です。 もちろん、ディナーを予約して2名で行ってきました。 2022年5月3日 火曜日 17:59 *Taste of New Sli Lanka Starter Fish Meat Rice&Curry Dessert Tea *アラック *スリランカクラフトコーラ *フレッシュライムソーダ スリランカはアユールヴェーダの国。 コースのスタートも、アユールヴェーダの考え方に始まります。冷たい水ではなく、岩塩、生姜、レモンを添えたカルダモンの入った白湯。消化を助けてくれて、胃に負担がかからないものなんだとか。 ワインペアリングは付けていないので、ドリンクはお連れ様がアラック、私はスリランカクラフトコーラ。このコーラ、コーラの概念を根底から覆す、スパイシースパークリングドリンクです。 Starter 赤米のココナッツスープ(お粥)、チャパティ菜の花と玉ねぎを乗せて、エッグホッパー、牡蠣のアンプルティヤル、パティス(揚げ餃子)。 店名の『Hoppers』はこのエッグホッパーからきています。卵を乗せたクレープ料理で、通常よりミニサイズで提供。 ふた付きの小さくて深い鍋で調理しますが、作るには技術が必要で、見た目より何十倍も難しい料理。うずらの卵を使い、コンパクトサイズで完璧に作るシェフの素晴らしい腕前に感動。 お粥はアユールヴェーダの代表レシピ。 スリランカでは朝食としてよく食されています。 牡蠣のアンプルティヤルは強烈にスパイシーで、このお粥と合わせて食べるのがベスト。 Fish スリランカと言えば魚です。これはイサキを使ったマサラ蒸し。バナナリーフに包んで蒸し、玉ねぎの甘みとマサラのスパイシーな風味に、ふわっふわのイサキが完璧に調和してます。 ポーション小さめですが、満足度はサイズの何倍にも感じられます。 Meat 豚肉で、コース唯一の肉。 ソース2種にそら豆、そしてフェヌグリーフ。 フェヌグリーフは、キャラメルのような甘い香りですが、とってもビターで苦味が強いです。 これをちょこっと付けて食べると…最高ですよ。 ジューシーなポークが一瞬でご馳走になってしまいます。 Rice&Curry ご飯は日本の雑穀米とバスマティ。 副菜は全てバラバラに分解され提供。 カレーは蛤を使ったシーフード。よくあるワンプレートではなく、自分で副菜を盛り付けて頂くのが楽しい。ソイミート、ビーツ、ココナッツ、牛蒡、ダル、菜の花、茄子、カブ、アチャール、パパダム。 ひと通り味わった後に盛り付けてみたものが写真1枚目です。もちろん混ぜ混ぜして食べます。 なにより、一品ごとのクオリティが高すぎて驚き。 それらを混ぜて頂くのだから、美味しく無いはずがありません。お連れ様、美味しすぎて泣きそうだと言ってました。 Dessert&Tea ラストのデザートまで完璧。 サクサクのパイ生地とふわふわクリームにいちごを乗せたもの。そして、お茶は産地を選んでオーダーできます。 最後まで楽しませてくれる至高のコースでした。 オープンは2021年の12月、兜町の『KABUTO ONE』の1階です。伊藤氏は天才なんじゃないかと思いますが、未だに東京のフレンチやイタリアンのレストランで研修させてもらっているんだとか。また、食材の生産者さんを訪問したり、漁師さんを訪ねたり、畑や山に行ったり。『うちの料理は、国内外で学んだ様々なことが生かされているんですよ。』と仰られる通り、飽くなき探究心と自らが楽しみながら新しいものを生み出すポテンシャルが素晴らしいです。 お店のデザインは、スリランカの建築に精通した建築家さんにお願いされたとか。「スリランカの海沿いに立つ、リゾートホテルの近くの小洒落たレストラン」がコンセプトで、ミニマムな落ち着いた雰囲気。 スパイスはスリランカからの輸入で、野菜は日本全国の生産者さんと直接契約。日本の美味しい野菜を使っています。ちなみに、お皿も日本の作家さんの物を使う拘り。 カレー好き、スパイス好きな方はもちろんですが、グルメな方は是非一度体験して欲しい素晴らしいお店。 ぶっちぎりです。 激しくおすすめ。 #アユールヴェーダ #イノベ #モダンスリランカ #天才シェフ #姉妹店 #遊び心あり #スパイスの可能性を広げる #絶妙なスパイス使い #ワインペアリング #兜町

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東京都

カレー

すぎやま まさたか

天才黒澤氏の独創性溢れるスパイス料理有名店。 完全予約制で、週替わりワンコースを提供する言わずと知れた名店KALPASI。 インド、スリランカ、ネパールなどテーマを決めて提供されるスパイス料理は、一口食べると一瞬で黒澤マジックが発動。未知の領域に到達してる美味しさでした。 お一人様でディナーに行ってきました。 2022年7月30日 土曜日 18:19 Starter *ブロウンギーロースト South IndianThali *パンディカリー *デビルフィッシュモイリー *チキンサール *マンディ *ミックスポリヤル *カチュンバルサラダ *ウールガイ *ライス Desset *ローストココナッツジェラート Drink *スイカラッシー South IndianThali 夏らしいスイカ味ラッシーをいただきながら待っているとブロウンギーローストの登場。 最初から飛ばしてます。 弾力があって肉厚なエビは、目が覚めるようなスパイスチューニング。 マサラが絡みまくった大きな海老です。 パンディカリー クールグ地方の名物、パンディはカンナダ語で豚の意味。いわゆるポークカレー。肉をパクリと頂くと悶絶級の美味しさ。 デビルフィッシュモイリー ケララのココナッツカリーで、シチューのような滑らかで優しい味わい。ぷりんぷりんのイカの旨味が美味しすぎて、そのままでも混ぜてもいい具合。 チキンサール マンガロールのチキンカリー。 レンズ豆の粉末とサーリナ・プディという各種スパイスを配合した調味料を使って作るスープ料理です。シャバっとしていてラッサムに近い口当たり。サールを出す時、普通ラッサムは出しません。 ラッサムよりとろみがあり、とっても深みのある味わいで、もちろん混ぜたら最高でした。 マンディ 米粉を使った南インドの野菜カリー。 オクラなどを上手に使って、野菜のエグ味も上手にまとめ上げた技ありな味わい。これも混ぜたら絶品です。 ミックスポリヤル じゃがいもを使った炒め料理。炒め蒸しにしてあり、ココナッツ甘味とじゃがいもの優しいな甘味が合わさって、香ばしさも加わった後を引く美味しさ。 カチュンバルサラダ インド風のスパイシーなサラダです。 細かく野菜をカットしてあるところがとてもインディーですね。このサラダ、カルパシの凄さを垣間見ました。出汁の風味もあり、スパイスもバチバチ効かせ、さらにピンクペッパーがインパクトを与えています。サラダまでぶっ飛びレベル。 ウールガイ オレンジ色のカクテキみたいなやつ。 にんじんの漬物です。 もちろん、混ぜて味変に使用。 食後はスパイスバッチバチに効かせたジェラートをゆっくり頂いて大満足。 あまりお目にかかる機会のないスパイス、『ストーンフラワー(カルパシ)』を使った南インド料理。 幻のスパイスを使いこなすすごいお店でした。 こりゃリピート確定です。 KALPASIは、2015年の冬頃、例の、浅草地下街で間借り営業。いきなり整理券を配るほどの長蛇の列で人気店に。その後2016年に、現在の場所世田谷にお店をオープンさせた超有名店。 また、2020年には予約不要の姉妹店『Curry Spice Gelateria KALPASI』を下北沢にオープンさせています。 スリランカや南インド料理をベースに独自の発想が光る多種多様なカレーは、スパイスクリエイターと言いたくなる独創性があり、同時に底知れぬ旨みもあります。 店主、黒澤氏は人材派遣関連の会社員出身。 それまで料理修業経験ゼロ。 趣味の食べ歩きが高じて、スリランカやインドを何度か旅して腕を磨いた方。 完全独学だからこそなのか、カレーの領域を超えようとする創造性がすごい。 もはや、料理で表現するパンクロッカーですね。 こりゃすごいよみなさん。 完全予約制です。 TwitterフォローとLINE登録必須です。 タイミング外すとすぐ満席になってしまいます。 気合い入れて予約してください。 とってもおすすめ。 #完全予約制 #LINE登録必須 #SNSフォロー推奨 #独学で身につけた凄腕 #料理がクリエイティブ #天才シェフ #唯一無二 #驚きのあるスパイス感 #レジェンド #住宅街にポツリとある #落ち着く雰囲気 #ジェラート #絶妙なスパイス使い #スパイスが効いてる #awardbronze #百名店 #Retty人気店

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中華料理

すぎやま まさたか

菰田氏が総料理長を務める高級四川料理レストラン。 四川料理の重鎮菰田氏が、中国料理人歴30年の経験と技術を生かし、日本の伝統・文化・食材を取り入れたコース料理を提供する高級店。 ずっと行きたくてチェックしてたら、たまたま予約取れたので、お誕生日祝い第二弾として2名で行ってきました。 2022年7月23日 土曜日 18:23 *フカヒレ煮込み入りコース 牡丹海老 よだれ鷄 魷豆花湯 加藤ポーク 鮑 毛鹿鮫 鴨 魚 伊勢海老 御食事 中国茶 甘味 フカヒレ煮込み入りコース 初めにピーカンナッツ飴炊きと、マカダミアナッツチリパウダー。 (写真2) キャビア、ボタンエビの卵、そしてカラスミ。 魚卵づくしの贅沢な一皿で、食感が食欲を刺激する牡丹海老。 (3.4) 麻を効かせた上品な刺激のよだれ鶏。 (5.6) あおりいかを崩した上湯スープ魷豆花湯。 (7.8) パン粉の食感とガーリックの香りが肉の旨味を劇的に高めてくれる加藤ポーク。 (9.10) 酒蒸しにした驚くほど柔らかい鮑ととうもろこしのソース。さらに、鮑の肝と豆板醤のスパイシーなソース。 (11.12.13.14) 青森県気仙沼モウカザメのフカヒレ煮。 気仙沼の毛鹿鮫の尾びれの最上級の部位を使い、白湯スープに塩だけを入れたスープに入れてます。 かすかに山椒が使われ、まったりし過ぎずキレがあります。 (15.16.17) 肉まで食べられる極上の北京ダックは、火を入れた後冷蔵庫で寝かせ、湯がいて吊るして水飴やお酢など液体を塗って、風を当てて乾かした後、50分かけて焼き上げた肉を菰田シェフ自ら捌いてくれました。紀州の梅ジャムと甜麺醤の2種類の味わい。 (18.19.20.21.22.23) ドライトマトの酸味が爽やかで、魚の美味しさと完璧にマッチさせている技アリ北海道産時鮭。 (24.25.26) 二種類の唐辛子をふんだんに効かせた阿波鳥と特大の伊勢海老。 (1.27.28.29) お食事は3種の中から選択。 ひとつは、最上級に上品で胡麻の風味が格別な豆乳冷やし坦々麺。 もう一つは、国産和牛の上品かつ濃厚な肉の旨味がたまらない麻婆豆腐とご飯。 ご飯は、最高級和牛の味わいを楽しめる米を選んでいる。 (30.31.32.33) さっぱりと中国茶を頂いたのち、フレッシュライチ、マンゴー剥いて崩して葛粉を入れて固めているマンゴープリン、生月餅のデザート。 (34.35) 圧巻のコースです。 素晴らしすぎてずっと感動してました。 最高です。 日本中華の重鎮・陳建一氏のもとで約30年グループを支え続けた菰田欣也氏。スーツァン・レストラン陳と四川飯店グループの総料理長をまかされ、「料理の鉄人」では陳さんの助手もやっていたすごい人。 2017年に火鍋の『ファイヤーホール4000』をオープンし、2018年にはこちら『4000 Chinese Restaurant』をオープンさせました。 四川なので、4000(シセン)なわけです。 菰田シェフの中華は、もはや中華を超越した究極形。日本料理の如く、徹底的に素材にこだわり考え抜いたもの。最初から最後まで、一皿一皿が芸術の域に達しています。 そして、何より素晴らしいのはおもてなし。 菰田シェフも含めて、自然に楽しく会話をしながら至高の料理を頂く時間は最高です。 北京ダックは菰田シェフ自ら捌いてくれるのですが、その時も楽しいお話で盛り上がりました。 コースを全て頂いた後も、中国茶を飲みながら菰田シェフやスタッフの方々との楽しい会話が弾み、帰る時間を忘れるほどの素敵な時間を過ごしましたよ。 菰田シェフとしては、このようなお客様一人一人との時間も大切にしたい思いもあって、1日2回転はしないそうです。 間違いなく、このお店は菰田シェフの集大成。 自分の誕生日もここへまた来たいなぁ。 ものすごくおすすめ。 #天才シェフ #四川飯店 #有名シェフのお店 #加藤ポーク #気仙沼の毛鹿鮫 #素材にこだわり #最高級の食材 #ソムリエがいる店 #肉も食べられる北京ダック #レジェンド #予約必須 #高級店 #awardbronze #百名店 #Retty人気店 #南青山

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東京都

タイ料理

すぎやま まさたか

進化したタイ料理が素晴らしいモダンタイレストラン。 まだまだ日本ではその魅力が十分認知されていないタイ料理ですが、このお店は本気で日本のタイ料理をアップデートさせるべく邁進しています。 2度目の利用、2名でランチに行ってきました。 2022年6月26日 日曜日 12:58 *カオヤム *カオモッガイ *自家製レモネード *自家製ジンジャエール カオヤム バタフライピーで染められたブルーのライスを取り囲むのは、ココナッツ、カフィアライム、きゅうり、赤玉ねぎ、パクチー、干しエビ、マンゴーなど10種類以上の季節の野菜とエディブルフラワー。そして、カリッと焼かれた鮎が丸々1匹。ソースはナンプラーベースで鮎の肝を混ぜてあって、タイ料理らしい複雑でインパクトのある味わい。 これら全てを混ぜ合わせ、鮎も崩し、鮎の肝を使ったソースをかけて頂きます。 ソースが野菜やフルーツをがっちりと一つにまとめてくれて、濃厚な味わいと爽やかな味わいが見事に調和してます。 鮎は本来の美味しさが引き立っていて、骨など全く気にならない調理。僕は頭を食べちゃいました。 シンプルなのに印象深い味わいの、このお店の看板メニューと言えるクオリティでした。 ヴィーガン仕様のカオヤムもありますよ。 カオモッガイ タイ深南部のマレーシア国境に近いエリアの名物料理で、ムスリムの人たちが好んで食べるが、実はバンコクでもポピュラーなメニュー。しかし、日本ではほとんど見ることのない幻のタイ料理です。本来のカオモッガイは、カオマンガイと同じく蒸した鶏肉を使いますが、こちらでは揚げた鶏肉を使ってボリューミーな仕上げにしてるので、正確に言えば『カオモッガイトード』となります。ターメリックイエローのライスは、ぱらっと炊き上げてあって、まさにタイのビリヤニ。 ホールスパイスは多用されず、むしろ日本の炊き込みご飯に近いシンプルで優しい味わい。 しかし、ライムを加えたミント系のさっぱりソースをかけるとパンチの効いてる鶏肉に対してライスが爽やかな味わいチューニングに変化。 付け合わせの赤玉ねぎやパクチーを混ぜ合わせて、肉・ライス・肉・・・と、もりもり食べられてしまいます。 ジャスミンライスを使ったカオマンガイも美味しいですが、ビリヤニ風のカオモッガイ、めちゃめちゃ美味しいので一度は食べてみてほしいです。 食後はレモングラスの番茶でさっぱり。 北から南までのタイ料理をしっかりベースにしていながら、斬新で新しさもある。 イノベーティヴィまで変化球にしていないのがポイント。 進化したモダンタイ料理ランチ、最高です。 こちらのお店、食通の方々には名の通っている『森枝幹』氏のプロデュース。調理師学校卒業後、シドニーの「テツヤズ」、東京の「湖月」、「タパスモラキュラーバー」などを経て2011年に独立。下北沢の「サーモン&トラウト」のシェフを務めながら、レモンサワー専門店などの店舗プロデュースや社員食堂のメニュー開発などに携わり、2019年渋谷パルコに「チョンプー」をオープンしました。 森氏のお父様は、『食は東南アジアにあり』で有名な写真家で食のジャーナリストでもある森枝卓士氏。日本で「トムヤンクン」を有名にした人物でもあります。 森氏がタイ料理を手がけるのは、そのような家庭環境の影響もあるようです。 そして、厨房の守護神は、実家がチェンマイの食堂で、バッチバチなイサーン料理も楽勝な敏腕シェフです。 チョンプーのタイ料理が、タイ料理らしさをしっかり感じられるのは、ガチンコシェフの手腕ですね。 お店はPARCOの4階で、40席のなかなかなキャパシティ。半個室やテラスもあります。 シンプルでミニマムな内装で、若者が中心のPARCOにありながら、大人が寛げる落ち着いた雰囲気になってます。 実は、オープンしたての頃に一度来たことがあるのですが、その時よりサービス面も含めて格段に質が高くなっています。カオヤムもまだメニューに登場していない頃でしたからね。 タイ料理の概念を変えてくれるお店であり、同時にタイ料理の良いところを気づかせてくれるお店です。 これはもう、応援する意味でBestにします。 いいお店ですよ〜。 とってもおすすめ。 #イノベ #丁寧に作られた #シェフが本場仕込み #イサーン #カオモッガイ #ヴィーガン #食べるべきメニューあり #カオヤム #大人女子会 #タイ料理デート #店内お洒落すぎ #落ち着ける店内 #個室ありが嬉しい #渋谷PARCO #ワインにこだわり #自然素材にこだわり #カジュアルに使える #Retty人気店 #渋谷

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神奈川県

タイ料理

すぎやま まさたか

ディープ過ぎる超ハイレベルなガチンコタイ料理店。 新丸子のハズレの方に位置する、想像を絶する超ハイグレード、ハイレベルなタイ料理が食べられるお店。お一人様で行ってきました。 2022年8月20日 土曜日 18:53 *ホイチョー *サイウア *ラープガイ *ソムタムグンソット *カオニャオ ホイチョー 中華料理の流れを汲むタイ料理。タイの沿岸地方でよく食べられていますが、お店でメニューに載っているのはあまり見かけません。 蟹と豚ひき肉の湯葉巻き揚げ、揚げしゅうまいみたいな感じ。 肉が柔らかくて、外側の湯葉はカリっとした口当たり。甘辛スイートチリソースで食べると後を引く優しい美味しさ。 サイウア 柔らかくてお肉の旨味がすごい。 肉の旨味たっぷりなのに、ハーブが効いているので爽やかさもある。 生姜と一緒に食べると、独特のピリリとした辛味で美味しく食べられます。 ちなみに、もう一つのソーセージメニューにサイクロークイサーンがあります。 なんと、お店で作っているんだとか。 サイウアとサイクロークイサーンの食べ比べなんかも楽しいと思います。 ラープガイ めちゃめちゃ美味しい。 驚きのハーブ感と、パンチの効いた鶏肉の旨味。 油を使わず鶏肉の脂だけで作っているから旨味が増し増しになっています。 尖ったスパイシー感はソムタム以上。しかし、旨味がたっぷりなのでお口に入れると辛さは影を顰めて爽やかなハープ感とお肉の旨味で抜群の味わいが広がります。 とてもパンチを効かせている尖ったラープ。 ソムタムグンソット カオニャオ 承諾書が必要なメニュー。 ソムタムは干しエビをよく使いますが、グン・ソットとついているものは干しエビではなく、生の海老を使ったものです。 なかなか珍しい、普通のタイ料理店では見かけることのないメニューです。 青パパイヤに埋もれていますが、大きなエビが5尾くらいゴロゴロと入ってます。 シャッキシャキソムタムにプリップリの海老、贅沢な味わいと口当たり。 突き刺さるような辛さではなく、ハーブの風味を損ねずじわじわ蓄積される、後に残る辛さ。刺激的なのにジューシー感抜群。 カオニャオをつまみながら、あっという間に美味しく完食。 ドリンクはマンゴスチンネクター。 ライチ味。 氷を入れたグラスと缶。 このスタイルでソフトドリンクが出てくるお店は、だいたい本気のタイ料理店な気がします。 このお店、普通はお店に入ったらタイって事はありがちですが、ここはもう店の前に来たら異国オーラがぷんぷんしてます。 実際にお店に入ったら満席状態で、お一人様のタイ人のおじ様のテーブルで待たされました。 で、中国系の奥様と日本人旦那様とお子さん3名がいたテーブルを離してもらって着席。 日本人は旦那様と僕だけ。 その後、日本人3名の奥様グループが来店。 なんと、予約してたのに席が満席とゆうトラブル発生。飛び込んだ僕、ちょっと責任感じました。 結局、奥から簡易テーブルを出してきて、フロアのど真ん中に設置。 体を斜めにしながらでないと歩けないほどの密空間で楽しくお食事しました。 このあたり、接客が雑だとかオペレーションが云々と言ってしまう方、このお店に向いてません。 マイペンライの精神が必要です。 さらに、こんなに密なのに突然タイ直送食材の物販大会が勃発。サワガニの瓶詰め、カエル、ナマズ、昆虫、生胡椒、ガパオなどのハーブ類などなど、みんな集まってワイワイ。 カオスです。 ここは日本ではありません。 だからこそ、他店にはない珍しいタイ料理もたくさん。味もガチなタイ。 お店は2015年オープンで、ロブッリー県出身のイサーン料理大好きママさん1人でお料理作ってます。なので、出てくるまで時間かかります。 とっても愛想の良い方で、以前は蒲田でタイ料理屋をやっていらっしょった。 都内各所にもある「アジアンランチ」にもレシピを出しているという、なかなかの腕前をお持ちの方。 承諾書が必要なタイ料理、まだ見ぬタイ料理、食べられますよ。 素晴らしいお店、玄人向きですがめちゃくちゃおすすめ。 #承諾書 #現地の味 #激辛部おすすめ #ガチ #異国情緒 #マイペンライ #ディープ #本場の味 #食べるべきメニューあり #タイ人に人気のお店 #媚びてないタイ料理 #イサーン #本格派 #百名店 #新丸子

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神奈川県

カレー

すぎやま まさたか

一部の人に理解される超有名1000年カリー専門店。もはや『カレー』と一言であらわすのが大変失礼な気もしてくる、ある意味カレーの究極形態。 お一人様でランチに行ってきました。 2022年1月30日 日曜日 14:03 *スリーコースセット カリー・サラダ・チャイ スリーコースセット メニューはこれ一択のみ。 テーブルに案内されて、特に注文を取る事なく待っていれば出てきます。 内容は、カリーとサラダと食後のチャイ。 登場したカレー、もはやそのビジュアルだけで「昔人の知恵」が詰まっているオーラを放っています。まさに、「皿の上に母がいる」とはこのとこですね。 これをカレーと呼ぶべきか否かも一瞬わからなくなるほどに、今まで見たこともないカレーが現れました。 肉も骨も軟骨もサリサリでほろほろ。 骨までかじれる程に柔らかくしっとりしたお肉。 硬めに炊かれたライスといい感じに一体となって、あっさりしているようですが、噛めば噛むほどに味わい深いです。 しっかりと鶏の旨味が感じられる、煮込み形の究極と言いたくなるカレーです。 ベッキーも「メチャメチャ美味しい!」と言うのがわかります。 唯一無二とはこの事です。 ちなみに、サラダをアチャール感覚でカレーと一緒に頂くと美味しかったです。 常連っぽい女性客2人のうちお一人が、『私こうやって食べるの好きなのよ〜』って言ってやってたの真似してみました。 最後はチャイでほっこりして完食。 感動的な美味しさでした。 このサリサリカリー、玉ねぎとニンニクを6時間かけて煮込み、鶏もも肉とトマト、ショウガを加えて、さらに9時間煮込むとか。 味付けは最後に塩で整えるのみ。 故オーナーのご主人が、パキスタン人の友人から教わったおもてなし料理なんだそうです。 水は使わず野菜だけで水分を出し、スパイスはシナモン、ブラックペッパー、コリアンダー、カルダモン、ビッグカルダモンをカレーが完成して火を止めたあとに、投入して混ぜるだけ。 なんでも、マスターが1990年代半ばに仕事でパキスタンに住んでいた頃、サリサリカリーの元となるカレーに出会い、帰国後に資金20万円で北海道に「カラバトカリー」をオープン。このときパキスタン人の友人に来日してもらい、カレーの作り方を教わります。 大繁盛して家まで建てて、2007年とある事情から横浜に「サリサリカリー」をオープン。 よくある「どこそこの店で修行」とかありません。 メニューが1つしか無いのは、これしか作れないからです。 1つの技を極める、善逸みたいなオーナーだった訳ですね。 ここのカレーを頂いて、昔音楽関係の仕事をしていたときに聞いた話を思い出しました。 『東京にはたくさんバンドがある。けれど、あまりに情報が溢れているために、本物のインディーバンドはなかなか生まれてこない(インディー=independent)。むしろ、あまり情報が溢れていない地方から、誰も想像しなかったような独自の価値観や独創的な音楽性を持ったバンドがポン!と出てくることがある。』 ここのカレーはindependent curryです。 インドカリーではなく、インディーカレー。 インド風のインディーではなく、インディーロックなどと同じ、independent=『独立した』です。『唯一無二』の言葉が相応しいカレー。 限りなくシンプルだけど、ものすごく奥深い。 現在サリサリカリーの他、「札幌カラバトカリー」と「盛岡サリサリカリー」があり、初代マスターのお子さん3人がそれぞれの店でこの味を引き継いでいます。 通販もされています。 一部の人に理解される、昔人の知恵がつまったカレー。一部になってみませんか〜。 生物の本能に直接響く美味しさです。 めちゃくちゃおすすめ。 #一部の人に理解される #ベッキーは言った #皿の上に母がいる #フルーツショップ柳屋 #素材にこだわり #塩だけで味を整える #無水 #パキスタン #名物メニューはこれ #メニューは1つだけ #通販サイトあり #テイクアウトできる #Retty人気店 #白楽

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東京都

ジンギスカン

すぎやま まさたか

希少な国産羊肉を最高の鮮度で頂ける羊肉専門店。 国産をはじめ、オーストラリアやフランス産など最高に美味しい羊肉を無冷凍で提供してくれる超こだわりの羊肉専門店です。 ジンギスカン専門店ではありません。 ジンギスカンをはじめ、タイミングが良ければ羊のホルモン焼き、羊肉のカレー、羊肉のユッケから羊乳アイスクリームまで! 羊肉をめぐる冒険に行ってきました。 *お通し *国産羊の炙りユッケ *北海道せたな産ラム *北海道トマム産ラム *北海道恵庭産ホゲット *国産羊肉ホルモン盛り合わせ (レバー、ハツ、ハラミ) *茨城県土浦市産蓮根 *山口県産自然薯 *静岡県産芽キャベツ *佐賀県太良町産アスパラ *羊魯肉飯 *ひつじのカレー *羊乳アイスクリーム ・グラスビール ・コーラ ・レモンサワー ・烏龍茶 炙りユッケ 最初からこんな美味しいユッケ食べたら、誰だってテンション爆上がりします。本当に軽くジンギスカン鍋で炙っただけ。 目の前でできあがります、鮮度が抜群にいい証。 黄卵を崩し、お口に放り込んだら、ナマ系が苦手な人でも悶絶してしまう美味しさです。 せたな産ラム みずみずしさととろけるような柔らかさが最高に美味しいお肉。 まずはお塩で。 トマム産ラム THE羊肉!って感じにお肉感がしっかりして弾力のある力強い美味しさ。 どちらもまったく臭みがなく、共通するのは旨味が溢れ出す感じ。 こちらもまずはお塩で。 恵庭産ホゲット ラムとマトンの中間となるホゲット。 脂も乗って濃厚な味わい。マトンに近いパンチがありますが、冷凍されていない超新鮮な国産なので、まったく臭みなどなく美味しくジンギスカンで食べられてしまう奇跡の美味しさ。 こちらもまずはお塩で。 ホルモン盛り合わせ (レバー、ハツ、ハラミ) お店の方曰く、国産羊のホルモンは月に2回くらいしか入荷されない超希少メニュー。 レバーは両面を1秒さっと炙っただけ。 ごま油で食べます。 さっぱりとクセがなく、旨味だけが凝縮されお口の中で弾けてとろける感覚。 ハツも同じく旨味が詰まっていて、食感がしっかりあって食べ応え抜群。 ハラミは柔らかくてヘルシー感が最上級。 とっても味わい深い。 もし、お店に行った時にホルモンが入荷されたと言われたら、迷わず注文するべき。 ひつじのカレー カレーはとてもシンプル。 故に、羊肉の美味しさをまったく損ねておりません。スパイスが効いて辛さは程々。 羊肉の美味しさで、カレーがご馳走になることを証明しています。 羊魯肉飯 羊肉の美味しさが120%にブーストしてます。 甘目で濃すぎない優しい味付けですが、羊肉の旨味がガツンと加わり、濃厚ではないのに完成された美味しさ。カレーと同じく、シンプルなのにスパイスが効いて羊肉の旨味が美味しさをぎゅっとまとめてくれてます。 野菜は全部食べられなかったですが、どれも新鮮でタレを軽くつけて食べると最高に美味しい。 個人的には自然薯がおすすめ。 羊乳アイスクリーム 〆のデザートも羊さん。 あっさりと優しい口当たりの羊乳アイス。 ここで豆知識。 ラム肉の脂の溶ける温度、つまり融点は44度。 これに対し人間の体温は、36度前後。 そのため、人間の体温でラム肉の脂は溶けづらく、腸内に入った脂も吸収されにくいため、ほとんど体外に排泄されます。 つまり、食べても太りにくいヘルシーな食べ物なんです。 そして、美味しい羊肉は鮮度が命。 一度も冷凍することなく、チルドで仕入れて提供するこだわり。国産羊肉は、北海道や東北の羊飼いから直接仕入れていて、社長自ら車中泊しながら一軒一軒足を運び、羊への愛が通じて契約を交わすことができたらしいです。 こだわり抜いた最高の羊肉は、間違いなく素晴らしいご馳走です。 羊肉好きはもちろん、苦手な人にも是非ここで最高の羊肉を食べてもらいたいです。 絶対好きになります。 めちゃめちゃおすすめ。 #希少な国産羊肉 #チルド #これは絶対食べてほしい #食べるべきメニューあり #塩でいただく #食べ比べ #予約必須 #Awardbronze #職人技 #Retty人気店 #百名店 #ジンギスカンデート #麻布

すぎやま まさたか

驚きと感動があるイノベーティヴアジアンレストラン。 「sequence MIYASHITAPARK」5階のイノベーティヴなアジア料理が楽しめるレストラン。一夜限りのスペシャルイベントに行って来ました。 2022年11月27日 日曜日 18:46 ADI×Dongxiコラボレーションディナー ノンアルペアリング *appetizer SAKAI ぼたん海老 青パパイヤ レモングラス 黄金ピータン 豆乳 雲丹 セコ蟹 バターナッツカボチャ フェンネル Adhikari キンメダイ 人参 ハーブ ターメリック 魚のフライ スパイスソース 椎茸 *Main SAKAI 鹿児島県産和牛 トッピナンプール カフィアライムリーフ Adhikari キンメダイ 人参 ハーブ ターメリック *Meals Plate SAKAI 京丹波いのししのルンダン 黄インゲンとベルベーヌ オータムポエムのリテー Adhikari ココナッツ/タラ トマト/大豆 ミックスビーンズ *Dessert SAKAI 麹/ル・レクチェ/しょうが Adhikari カカオ/コリアンダー/バナナ コースはドンシーシェフ堺氏とADIシェフアディカリ氏の料理が提供されます。 前菜で堺シェフは、ボタン海老をナンプラーで風味付けしたカルパッチョ風と雲丹とピータンをレモングラスで風味付けするなどタイを感じさせる料理。アディカリ氏は、キンメダイを使ったパニプリ。 続いて堺シェフは、モロッコのパイ包み料理のパスティラを昆布茶と合わせて。 アディカリシェフは、キンメダイのフリットにザクロとラズベリーでフルーティーな酸味のペーストを合わせた料理。 メインでもアディカリシェフは金目鯛を使い、堺シェフは鹿児島県産和牛をグリーンカレーのペーストで。 グリーンカレーのペーストは、滑らかで濃厚な風味が和牛にベストマッチ。 そして、ミールスは2人のシェフが1つのプレートとして提供。ダルとカレーがアディカリシェフ、ルンダン(青い器)とその他が堺シェフです。このミールスは、全てを混ぜて食べた時に、個性の違う2人のシェフ共同作業のワンプレートを疑うほど、完成度の高い美味しさ。 タイでも中華でもネパールでもない、アジアンなミールス。 そして、堺シェフは麹と生姜を使った洋梨のデザート。アディカリシェフは、カカオアイス焼きバナナ添えのデザート。 ペアリングのドリンクも素晴らしく、アジアの食文化を現代的なモダンテイストに仕上げたコース。 『すごい』、と『美味しい』を連呼した夜でした。 この日は、モダンネパール料理で注目される中目黒『ADI』のアディカリ・カンチャン氏と、ドンシーの堺哲也シェフによる一夜限りのスペシャルコラボイベント。 アディカリシェフは、1988年ネパール生まれ。日本の大学に留学、卒業後、日本企業や司法書士事務所に勤めたのち飲食業界へ。2019年、間借りカレーランチをはじめ、2020年にADIを中目黒に開業され、洗練されたモダンなネパール料理が人気。 堺哲也氏は、辻調フランス校卒業後、フレンチ、地中海料理のシェフとして経験を積み、『DEAN & DELUCA』のエグゼクティブシェフとして厨房を支えて来た方。国の歴史から人が交わる文化を紐解き、そこから着想したアイデアを食へ落とし込む新感覚の手法が特徴のシェフです。 Dongxiは、『洗練された』料理と言うより、そこから一歩踏み込んだ独創的なアイデアが光るお料理だったことが記憶に残っています。 今回のディナーは、Dongxiの目指す『シルクロードのように地域や時間軸を越境し、時代の感性を吹き込んで“名前のない料理”を生み出す』ことを突き詰めた素晴らしいお料理の数々。 お店のロケーションは抜群で、店内は渋谷のイルミネーションをバックに、ラグジュアリーでハイセンスな大人の空間。 ホテル併設のレストランですが、料理のクオリティやコンセプトは、一流レストランに並ぶ拘りがひかっています。 もちろん、サービス面もホスピタリティが非常に高く、最後にシェフが全てのテーブルに足を運び、お話をして下さったのも嬉しい限りです。 もっともっと、評価されるべきお店です。 とってもおすすめ。 #sequenceMIYASHITAPARK #モーニングメニューあり #イノベ #ラグジュアリーな店内 #お洒落にきめたい日ディナー #大人デート #ホスピタリティ高い #国産素材 #丁寧に作られた #接客が丁寧 #ホテル利用客以外も可 #MIYASHITAPARK #渋谷

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埼玉県

タイ料理

すぎやま まさたか

本場感もある日本人向き調整が絶妙なタイ料理店。 これまで何度かご紹介してきたこちらのお店。 同じお店を何度も繰り返し投稿するのは、なるべく避けているのですが、この度某グルメサイトの百名店に選ばれてしまいました…。 良いのか悪いのか微妙ですが、とりあえずおめでとうの気持ちを込めて投稿。 ディナーにお一人様で行ってきました。 2022年9月4日 日曜日 19:54 *カオニャオ *ソムタムパートーッ *ガイヤーン *ザクロジュース ソムタムパートーッ タイ料理投稿に必ずと言って良いほどオーダーしているソムタムですが、こちらは白身魚のフライを添えた、ソムタムの豪華アレンジバージョン。 一般的なソムタムは『ソムタムタイ』で、日本人が一番口にしているベーシックなもの。 でも、タイ料理が好きな方は普通じゃ満足できなくなってくる人も多く、そんな方に是非食べてほしい一皿。 ちなみに、ラグジュアリータイ料理の大御所、マンゴツリー東京には、白身魚フライグリーンパパイヤ乗せとして、同じメニューがありました。 白身魚をソムタムと一緒に食べると、甘辛酸っぱいソムタムの味が、外側はカリッとして、身はふわふわな魚の優しい味わいを際立たせてくれたす。 ソムタムはお砂糖、ナンプラー、唐辛子でパワーアップしてコクと辛味がバッチバチ。 タイ料理には、揚げた白身魚を甘辛ソースで頂く料理があり、そんな感じで美味しく頂きました。 ガイヤーン ソムタムと並ぶイーサン地方の郷土料理。今ではタイ全土で食べることができる、タイ料理の中でも有名な料理です。 ガイヤーンを食べるときは、もち米を一緒に食べるのがイサーンの伝統的な食べ方。 なので、『カオニャオ+ソムタム+ガイヤーン』は、間違いない超鉄板級のオーダースタイル。 『ガイ=鶏』『ヤーン=炙り焼き』で、甘辛い味付けの焼き鳥って感じ。 ナンプラーやニンニクなどをベースにした味付けをした鶏肉を炭火でじっくりと焼きます。 こちらのお店では、ソースもナンプラーベースの辛めな味。 余分な脂が落ち、皮はパリパリ、中身はしっとりとしたお肉に、このソースも付けて食べたら最高です。 カオニャオ もち米です。 カオニャオの食べ方は、少し前までは食べる分を手でちぎり軽く丸め、丸めたカオニャオをおかずにつけて食べるのが一般的。 しかし、今ではスプーンやフォーク、お箸を使用して食べるのが一般的なようです。 籠を開けるとカオニャオがラップで包まれていることが多いです。籠にそのままカオニャオがある事もたまにあります。 最初はお箸やスプーンで食べて、少し時間が経ったら手掴みで食べると上手に食べられるかも。 最初、あつあつの時だと手にもち米がつくことがあるので。 小皿を頂いて、籠からカオニャオを出して食べるのもアリです。最初から皿に出してくれる店も、ごく稀にあります。 尚、インド料理と同じく、手食するならマイアルコールジェルなどでしっかり消毒しましょう。 インド料理と違い、手食の為にフィンガーボウルなど出してくれるところは、少なくてもこれまで行ったタイ料理のお店では無かったです。 北越谷で2006年から営業、かなり地元に根付いたアットホームなお店。 バンコク出身のご主人が調理、ホールは基本奥様が担当。めちゃくちゃ腰が低く、丁寧で優しい接客をされる方。 この日はディナータイムだからなのか、奥様は厨房を手伝い、ホールは別なタイ人女性。 その女性、僕のオーダー内容聞いて『タイにいたんですか?』と質問されました。 行ってみたいけどなかなか行けないから食べ歩いてるなどとお話をして、今は色々大変でなかなか帰国できないなど、リアルなタイ事情も教えて頂きました。 みなさんフレンドリーです。 料理の味は、辛さを押し出すだけでない絶妙な味のバランスで、日本人もタイ人もみんな美味しく食べられる丁度良いさじ加減です。 手抜きのない丁寧な調理なので、地元民リピーターも多く、ランチもディナーも賑わっています。 で、ランチでは厳選した王道メニュー、ディナーは数多くのメニューが選べるのはどんなお店もだいたい同じですが、特にタイ料理のお店は絶対ディナーに足を運ぶべきところが多い。こちらもディナーは本気レベル120%でした。 でも、ランチもメニューかなり豊富です。 北越谷近くまでお越しになった際、タイ料理が食べたい時は一推しです。 とってもおすすめ。 #2006年オープン #バンコク出身のご主人が調理 #丁寧な味付け #接客が丁寧 #落ち着いた雰囲気でゆったりできる #辛さ調節可 #ファミリー利用できる #メニューが豊富 #テイクアウトできる #日替わりランチも人気 #Retty人気店 #百名店 #北越谷

すぎやま まさたか

ゼロワンカレーA.o.D姉妹店はナシカンダール専門店。 多民族国家マレーシアのミクスチャーなワンプレートナシカンダール。なんと、この魅惑的な料理を提供する話題のお店は、三田のカレー百名店ゼロワンカレーA.o.Dの2号店。 お一人様で行ってきました。 2022年3月12日 土曜日 13:51 *エッグ・ナシカンダール ナシ・ブリヤーニ L(ラージ) ライタ パチャディー カブと大根のココナッツ煮 ダールフライカレー 天使のエビイカカレー エッグ・ナシカンダール ライス・副菜・カレー・メインをワンプレートのぶっかけスタイルで頂きます。 メインのプレートは『エッグ・ナシカンダール』。 ライスは『ナシ・ブリヤーニ』をチョイス。 プラス100円になります。 さらに、L(ラージ)にしたのでプラス50円。 副菜は、『ライタ(白いやつ)』、『パチャディー(ピンクのやつ、ヨーグルトとビーツ)』、『カブと大根のココナッツ煮』。 このココナッツ煮の根菜は日替わりです。 カレーは天使のエビイカカレー。 マレーシアと言ったら、やはり最初は魚介から攻めたいものです。大きな海老が2尾も乗るのでおすすめですよ。 もう1種類のカレーは『ダールフライ』。こちらは辛さの無いカレーです。混ぜる前提で2種類のうち1つはこれを選ぶのは結構おすすめ。 全体的に辛さは抑えめですが、これぞマレーシアの味ってものを堪能できると思われるチョイスにしたつもり。 エビイカカレーは辛味そこそこでシーフードの美味しさを堪能できます。ダルと混ぜることで、より奥深い味わいに。 エビはそのまんまガブっと食べるのがいい。 ヨーグルトの副菜はどちらも混ぜ混ぜ用。ビーツの方が酸味がマイルド。 混ぜることしか考えてなかったので、ヨーグルト系2つも選んでしまいましたが、ライスは所謂大盛りにしたのでちょうど良かった。 マサラエッグはとろとろ半熟卵なので、まず半分に割って片方はそれごとパクリ。 もう片方はもちろん混ぜ混ぜ。 これは楽しくて美味しい。 全体的に辛さは控えめのチョイスでしたが、パンチの効いてそうなお肉系や、ヘルシーなベジタリアンナシカンダールなど、老若男女分け隔てなく美味しく食べられるはず。 最高に美味しい。 お店は大手町から徒歩で行くなら、自衛隊大規模接種会場を目指す感じ。出口はC2cから出ました。グランキューブです。 この日も行列ができていましたが、店内で食べる人は席を先におさえましょう。お店の入り口にメニューと一緒に置かれたリザーブ用のプレートを使います。 さて、マレーシアは多民族国家で、大きく分けるとマレー系(約65%)、華人系(約25%)、インド系(約8%)となり、まさにミクスチャーな文化が特徴。宗教的には約60%がイスラム、20%が仏教で、キリスト教とヒンドゥー教もある。 そんなマレーシアのナシカンダールは庶民派料理で、インド南部のタミル地方からマレーシアへとやってきたムスリムが始めたもの。 ムスリムといっても中東のような肉々しいものとは違って、東南アジアらしい華やかで軽いのが特徴。海に囲まれているので、魚介類も豊富に使われます。 自分の好きなように、好きなものをどさっと盛り付けて、ミクスチャーして食べると最高。 そして、テイクアウトはなんと本物のバナナの葉で包んでくれます。お店のテラス席で、このテイクアウトを食べる人も多くいました。 僕は次回、このテラス席でテイクアウトを食べたいと思ってます。 これは流行るんじゃないでしょうか。 僕は鬼リピします。 めちゃくちゃおすすめ。 #マレーシア料理 #テイクアウトできる #バナナリーフ #組み合わせ豊富 #姉妹店 #ワンプレート #食べるべきメニューあり #行列してでも食べたい #話題のお店 #お一人様OK #大手町