Yuki Kusama

Yuki Kusama

ライターとして「食」を中心にアメブロ、Facebook、食べログで情報発信をしています。活動地域は西麻布、広尾、六本木、銀座が多く、仏・伊・中の地方料理が大好きです。 ブログでは、海外グルメも紹介しています。http://ameblo.jp/cuisine-3137301/

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恵比寿駅

日本料理

恵比寿「くろいわ」おもてなしが心に残る懐石料理。 画像付きの説明はブログに書いています: https://ameblo.jp/cuisine-3137301/entry-12372459540.html 二十四節気を素晴らしい料理で表現し、ミシュランガイド東京で2014,15年と2年連続1つ星を獲得した恵比寿「くろいわ」 。 予約がとりずらいお店ですが、常連さんにお誘いいただき伺いました。   この日はいつものように食関連の友人と一緒ではなく、食事を介して個室でゆっくりとお話をすることが目的だったので、お料理一品一品の説明を細かくメモすることはしませんでした。   でもあまりにも素晴らしかったので、画像だけでも紹介を。     タレはつけずにフレッシュな山椒といただく穴子。       椀物     土佐醤油のジュレといただくお造り。     目を奪われたプレゼンテーション。     まるで、春を愛でに野掛けにでかけたよう。 器は笛を模っています。     玉手箱の中は魚の卵。     真ん中の雲丹のジュレが辛口の日本酒によくあいました。       今年最後の筍だそうです。 こちらも山椒を効かせてあります。     口直しのジュレ。     伊勢海老のしゃぶしゃぶ。 身をお湯にくぐらせほんのり温かくなったところを、海老味噌のタレでいただきます。   聴覚を抜かした四感を総動員して堪能しなければ・・・と感じるお料理が続きます。       土鍋で三合炊いたご飯。 香の物のあとは卵の用意もあります。 残りはおむすびにしてお土産に。     鮑蕎麦。 これは初めての鮑のいただき方。     干菓子     お薄と一緒に女将手作りの半生菓子。 料理長の故郷での山菜採りを表現したそう。 お茶室に移動していただくこともできるそうです。   2Fがカウンター、1Fと3Fが個室。 この日は1Fの個室にいましたが、配膳されるたびに料理長か女将がいらして丁寧にお料理の説明をしてくださいます。   何故このお料理にしたのか、日本の四季折々、二十四節気を交えてのお話は、和食の奥深さを実感させてくれます。 旬の美味しいお料理をいただくというだけではなく、食文化に触れて食事ができる醍醐味は、またこちらに伺いたくなる大きな理由。 紹介してくれた友人も、私がそこを楽しむだろうと思ったそうです。   まだお若い料理長と女将の息の合ったサービスと心遣いで、初めて訪れた私にもおもてなしの心意気が120%伝わってきます。(これは友人にも感謝なのですがね。) これもミシュランの星を獲得した一因でしょう。   色々な意味で「特別」だった一夜。 大切な会食には、私もこちらにお客様をお招きしたいと感じたお店でした。     【恵比寿くろいわ】 住所: 東京都渋谷区恵比寿4-11-12 電話:  03-5793-9618    

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千石駅

イタリア料理

千石「ヴォーロ・コズィ」ため息がでるほどエレガントなイタリアン 画像入りブログはこちらです: https://ameblo.jp/cuisine-3137301/entry-12371695845.html 食の師匠、もしくは兄貴分と慕っている友人と打ち合わせのランチ。 「最近イタリアンはこちらだけ」という千石「Volo Cosi ヴォーロ・コズィ」 に伺いました。             パリッとしたカルタダムジカのあとはストゥッツィキーノが続きます。       「フォンティーナのチーズフォンデュ」     小振りの野菜をくぐらせて、トローリ熱々。     野菜が終わっても、自家製パンで最後までフォンティーナを楽しみます。       パイ生地にのっているのは、キャヴィアのようなトリュフ。 口当たりはキャヴィア、香りはトリュフという何とも贅沢な食材です。     グラナパダーノ、ケーパーのパウダーで美味しさを引き出したアスパラガス。   仕事中なのでサンペレグリーノにしていますが、早くもディナーはいつ予約をしようかと頭の片隅で考えました。 ワインとあわせていただきたい!       「ヴェネツィア風魚介の前菜盛り合わせ」 素敵すぎ!!     天使の海老、毛蟹、ヤリイカ。     器に入った菜の花と雲丹、カジキのマリネ     蛸好きにはたまらない蛸のゼリー寄せ。     魚のミニチュアハンバーグを乗せたズッキーニのグリル、白魚とマッシュポテト。     海老のグラタン、柔らかい小骨までもが美味しい鰻。     そしてポレンタ。 トウモロコシの粉を煮込んだシンプルなものですが、今までに一番美味しく感じました。 ポレンタにこれだけ風味をつけられることが驚きです。     10種の前菜をいただいて感じたのは、美味しさが味蕾をやさしく包み込み、スッと喉を通りますが、ラストノートはとても印象的だということ。 フレンチのエレガンス、和食のような出汁の使い方のエッセンスが絶妙に融合されたイタリアンです。       「ポレンタとタレッジオのラヴィオリ」 ラヴィオリの中はポレンタのみ。 なのにタレッジオのソースが絡まると、とても迫力と複雑さのある味わいに。 これには思わずため息。     「自家製トンナレッリのトマトソース」 トマトの酸味とコクのバランスがとてもよいしっかりとしたソース。 それをどっしりと受け止める力強いパスタ。   2種ともシンプルなのに、食材そのものの美味しさの引き出し方、組み合わせによる美味しさの掛け算によって、今までの中で最高とも思えるパスタです。     「自家製サルシッチャ」 ハーブやニンニクがきつすぎず、肉の旨みがやさしく舌の上に広がるサルシッチャ。 下にはこれまたポレンタが。   お料理を通して塩加減が絶妙なのも、印象に残ります。       ドルチェは、木苺ソースがかかったプルップルのパンナコッタ、ほおずき、オレンジとヘーゼルナッツの焼き菓子。       エスプレッソをいただきながら     最後にグラニータ、ホワイトチョコレートのカップに入ったキャラメルクリームを。   ワインなしでも120%満足です。 繊細なのに大胆な美味しさで、「イタリアンはこちらだけ」の意味が完璧にわかりました。       テーブルも広々とした設え。       アールヌヴォーの外観も大好きです。 次は週末にゆっくりディナーで伺いたいです。   【

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銀座駅

フランス料理

銀座「クルーズクルーズ THE GINZA」昼下がりの情事のように(笑)心がときめくランチコース 写真付きのブログはこちらです: https://ameblo.jp/cuisine-3137301/entry-12369820432.html 週末一緒に仕事を頑張ったメンバーと、翌月曜日は自主代休をとって銀座でランチ。 華やいだ雰囲気にひたろうと銀座「クルーズクルーズTHE GINZA」 に伺いました。 美しい色合いの女性好みのコースが人気のフレンチです。   この日お願いしたのは「カラフルパレットラグジュアリー」 、全7品、5月15日までのメニューです。     「ポタージュ・クレシ― スパイスのアクセント」 春を体現化したような温かい色合いの人参のポタージュに、色鮮やかな野菜のクルトン。 ガラムマサラの香りが食欲をそそります。       お疲れ様ランチなので、シャンパーニュから。 永遠の意味をもつドゥソーの「レテルニテ」 は、キリッとした口当たりの中にエレガンスを感じます。     スペシャリテ 「カラフルパレットオードブル ”五色のコントラスト”」 このコースの神髄観たり!と言えるカラフルな前菜。 緑→橙→赤→黄→紫 の順でいただくのかオススメだとか。     緑:緑のバヴァロワ 生海苔のクリスピー えんどう豆と明日葉、クリームチーズのトロンとしたバヴァロアと対照的な食感のアイスプラントとカリット揚がった生海苔。 生海苔の塩気がよい調味料。       橙:キングサーモンと新玉葱のリエット ふんわりクリーミーなリエットは新玉葱の甘味が広がります。 スポイトに入ったオレンジ果汁を時折注入し、キャロットラペの酸味とともに味のバリエーションを。       赤:ビーツと鶏のメランジェ スモークの香り ビーツ以外に紅芯大根、ゴジベリー、マジックレッドとスーパーフードも入った赤の食材。 タバスコが入ったオリーブオイルで和えてあり、スモーク風味とよくあいます。 酸味と辛味でスッキリとした後味。       黄:ゴールデンパインとハムのピンチョス パイナップルとポークは鉄板の相性。 黄ズッキーニのスライスで包まれたハムを、金魚草、パインと一緒に、ゴールデンビーツのピュレをつけて。       紫:紫キャベツと真ダコのマリネ 紫キャベツで色づいた真ダコに寄り添う花穂紫蘇。 ブルーベリーソースがかかり、絵画のように美しい紫のグラデーション。     五種の前菜にあわせてソムリエに選んでいただいたヴィラ アンティノリ 。 白花弁の中に少し柑橘を感じるアロマ。 ミネラル感タップリのラストノートが好みです。       温製オードブル「オマール海老のフリカッセ」 フリカッセなので少し重いかな・・・と思いましたが、ソース・アメリケーヌの口当たりが軽いこと! 魚介の旨みだけを抽出し、サッとソースに仕立てた感じです。     かなり大きな身の立派なオマール海老。     こちらにはシチリア プラネタのシャルドネ 。 どっしりとした樽香は、ソース・アメリケーヌに対する定石的なチョイスです。       魚料理:「鰆のロースト 桜海老のガレット サンジェルマン」 桜海老のパリっとしたガレットに、えんどう豆のヴルーテ(後方の緑)をつけていただくと口の中で春が炸裂。   鰆の香ばしく焼けた皮、その下の脂がシャルドネとピッタリ。       肉料理:「佐賀牛のローストビーフ」 しっとりとした熟成赤身のローストビーフは58℃の低温調理。 柑橘系のジャポネソースが爽やかです。   最後が軽めのお肉料理は、嬉しいです。     そしてお肉料理にやはりシチリア ドンレカ 。 シラー、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、カルメネールのブレンドで、オーク樽の香りがありますが、フルーティーさがあり比較的フレッシュです。 昼間に嬉しいミディアムレンジ。       デセール:「名物GINZA和三盆プリン」     和三盆のカラメルソースは、さらっと舌の上で溶けて行き上品な甘さが残ります。       食後は、スペアミ https://ameblo.jp/cuisine-3137301/entry-12369820432.html

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新宿「はなけん」聞きしに勝る!効果抜群の薬膳もつ鍋 写真付きのブログはこちらです: https://ameblo.jp/cuisine-3137301/entry-12370381714.html 以前より薬膳もつ鍋が美味しいときいていた歌舞伎町の「はなけん」。 なかなか機会がなかったのですが、先日近くのお店のレセプションがあったので、帰りに伺いました。     30席ほどのこじんまりとしたお店ですが、活気にあふれていて日本語以外のアジア系言語もきこえます。     お通しは「うずら卵のピータン豆腐」 。 ありきたりでないのが嬉しい。     薬膳鍋の前に何皿かお願いしました。     「トロナンコツ」 これは初めて! 軟骨のまわりにほどよい脂肪がついています。     コリコリとした軟骨をトロリとした脂肪が包み込み、初めての食感です。 好みでピリ辛味噌をつけても美味しそうです。       「大根と水菜のサラダ」 梅酢を使っているのかな。 ほどよい酸味でお肉との相性がバッチリです。       「厚切りタン」 ガーリックと胡椒の味付けのタンをサッと焼いて、ごま油ベースのタレと一緒にいただきます。 厚切りなのでタンステーキのように、噛みしめ噛みしめ旨みを堪能。 鮮度のよさがすごくわかります。       「ナムル」 焼肉の時にはお約束。 シットリと味がしみ込んだナムルです。     「霜降りロース」 薄切りでシュッと縮んだところをすかさず頬ばると、ジュっと旨みが弾けます。       お待ちかね、「薬膳もつ鍋」 の登場です。   棗、カルダモン、ハスノミ、龍眼、クコノミ、四川唐辛子、タカノツメ、花椒、生姜、大蒜の10種類の薬膳が入っています。 新陳代謝がよくなりますよ~。       えのき、エリンギ、ニラ、キャベツ、ニンジン、玉ねぎ、蓮根、冬瓜、長ねぎがセットです。     「牛生ホルモン」 は、コラーゲン、ミネラル、食物繊維が豊富です。 野菜と摂るのがお約束。     キレイに処理されたプリップリのモツ。     白湯、麻辣、それぞれ具を分けて入れてみました。 キャベツと白湯、麻辣とニラ、冬瓜の相性が美味しかった~。     白、黒キクラゲもメニューでみつけて追加。 白キクラゲは保湿、黒キクラゲは血流を整えるので、薬膳鍋には必須。       満席でお客さんでごった返す人気店。 一見味付けが濃そうに見えますが、いやはやどうして全ての味付けの塩梅がよくて驚きました。 そして肉類の新鮮さ、下ごしらえのうまさも特筆すべき。   歌舞伎町に用事があれば、絶対にまた伺います。         【ホルモンはなけん歌舞伎町店】 住所: 東京都新宿区歌舞伎町1-13-9 電話: 03-3209-9380  

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青山「サンタマリア」バカンス気分を味わえるアンティークに囲まれたイタリアン。 写真付きのブログはこちらです: https://ameblo.jp/cuisine-3137301/entry-12370707777.html 周りの友人の評判も上々で、横を通るたびにずっと気になっていた 「トラットリア フィレンツェ サンタマリア」 。 やっと伺うことができました。 フィレンツェの郊外にあるトラットリアのような雰囲気が素敵です。       今回面白い仕事を紹介してくれた友人を、お礼のランチに誘いました。   週末は、パスタ5種、魚・肉料理各1種から選ぶランチセット、お任せコースがあります。       パスタランチセットのスープ。 この日はジャガイモのクリーミーなスープ。 香りの良いオリーブオイルをテーブルで一垂らし。   キリリと冷えたスプマンテとよい感じ。       前菜は、生ハムのクロスティーニ、豆腐のアランチア風、ジャガイモとシーフードのマリネ。 こちらもなかなか食べごたえがあります。       パスタはヴォンゴーレに。 身がプリプリしたあさりがたっぷり。 アルデンテのパスタに、あさりの旨みがたっぷりと染み出した白ワインソースが絡みます。 イタリアンパセリのフレッシュな香りもヨーロッパの夏を思い出させてくれます。     この日は中央ヨーロッパの晴れた夏のような気候だったので、陽射しを受けてお店の外観もより素敵に思えました。   こちらを紹介してくれた友人、なんとこの日のディナータイムにお店を貸切でパーティーをしたようです。 やっぱり素敵なお店は友人たちと一緒に過ごしたくなりますね。   次回はディナーに伺おうと思います。       【トラットリア フィレンツェ サンタマリア】 住所: 東京都港区南青山4-1-1 電話: 03-5772-8085