矢澤 康二
松戸駅
つけ麺
全国のラーメン好きの聖地“中華そばとみ田”にやって来ました 開店前10時に来た時にはもう本日分の食券は完売というあり得ない状態でさすが全国に名を轟かせてる名店 今回はネットで予約しといたので良かったのですが予約してなかったら松戸まで来てうなだれて名古屋まで帰るところでした つけ麺並盛特選全のせ注文しましたが予約金合わせて2690円はさすがトップオブザトップラーメン 店内は和風テイストのカウンターで9席のみ座る位置も指定されます 店内の写真も料理とトロフィーのみだけ撮ってもいいそうでしたがトロフィーの数も半端ないです お店の人はテキパキと無言でしかしながら一杯毎に丁寧に一箸一箸仕事を加え仕上げていってくれます時間はかかるけどこれこそ最高ランクのクオリティーなんでしょう お客さんも無言で座っているので静寂な張りつめた時間が流れますなんて緊張するラーメン屋でしょう 水一杯にも丁寧な仕事が施されています氷も溶けにくいように純氷を丸く凍らせて1つ1つグラスに入れていきますここまでこだわるからトップクラスなんでしょうねすごい 入店してからかなり待ちましたがいよいよつけ麺とのご対面 最初に店員さんから説明された通り麺を1口そのまま食べて見ました歯応えのある太麺をそのまま食べるという理由がわかりました麺自体がしっかり美味しいこれは麺が別物でした その後麺を半分ほどだけスープに浸けて麺の美味しさを味わいながら啜ってみましたがしっかり魚介なのにそれでいて魚介臭さが抑えられて上品なスープ、でも麺の力強さに負けないしっかりな味わい何もかも忘れて夢中で啜ってました 特選全のせの内容はバラ=箸で切ろうとするとバラバラになりそうなくらい柔らかく煮てあります 肩ロースとランプ=これは炙ってあることで香ばしい香りがたまりません 外モモ=叉焼と呼ぶには上品過ぎるほどに仕上がった煮豚 肩ロース赤身と内モモかシンタマ=生ハムのような少し歯応えのあるレアチャーシューのような食感 心の味焼売=箸で割ると肉汁か溢れてきてこれがメインでもいける逸品です5種類全のせのトッピングだけでも満足できそうな一皿でした実際これでビールを飲んでた超常連さんもみえました あまりの美味しさに夢中で啜りすぎてスープがなくなってしまいましてスープ割りがあるのをすっかり忘れていましたがスープがなくても大丈夫ですよ!の粋な一言をいただき器を預けるとスープを少し継ぎ足してスープ割りを絶妙な割合で出していただきました 柚子の香りが魚介出汁にマッチして食べ終えてからも楽しませてもらえました ここでもお店の方の一流の気遣いが伺えました 今まで食べてきたつけ麺とは何もかも別格、超一流そして全国のつけ麺を生業とする職人さん達はこの味を目指して日々精進しているのでしょう、ですが更に上を目指して精進されているのでいつまでも追い付けない存在なのでしょうね ここはラーメン屋というよりも麺料亭と言った方がいいのでしょうか、味も去ることながら職人技とも言えそうな仕事、お店のたたずまい、職人さん達の立ち居振舞いそして人柄、全てが一流の粋に達した料亭だと思いました 次はいつ来れるかわからないけど必ずまた来てみたいです