Kameyama Kenichiro

Kameyama Kenichiroさんの My best 2016

シェアする

  • facebook
1

静岡県

旅館

Kameyama Kenichiro

【2013年にリニューアルされてから毎年伺う大好きなお宿の素晴らしいお料理】 Retty記念冊子「全国のマイベストから選んだ厳選300店」の中でも紹介させていただいたお気に入り 2013年にリニューアルされてから毎年、私の誕生日の9月前後のこの時期に素晴らしい温泉と庭園に加えお宿のおもてなしを体感しに来てます それに何と言っても「なだ万」や「神楽坂 來経」で腕を磨いた立石真平料理長の独創的な”新”日本料理を毎回新しい感動で味わえるのが一番の楽しみで訪れます! 訪れてから一ケ月経ってしまいましたが.... 先ずは今夜の夕食から、本日のテーマは題して『旬彩 六感』 ●先附 「緑黄色野菜の恵み~柔らか葛豆腐にて~」  トマトソースも鮮やかに雲丹に乗った海老やエストラゴン、人参、南京、ブロッコリー、パプリカ、トマトを配した優しいお味で、まるで胃にシグナルを送るような前菜といっても良いくらいの和洋折衷のアミューズです 器は正にモダン・イタリアン・・・かな? ●前菜 「初秋の訪れを感じて・・・」  石板風の陶器に盛られるのは4種類の器に乗った正に「秋」「秋」「秋」「秋」 鯛と鮑にいくらが和えられた紅葉、無花果に鮪を胡麻で和えた三日月、蟹と湯葉に菊花と菊菜が和えられカボスの風味が際立つ菊、鯖寿司に酢蓮根の乗った栗 など四つの秋 この四品だけでもお酒が進みます お酒と言えば、今回は昨年は無かったお酒の新たなプランですがお料理との融合をテーマに「マリアージュプラン」に「セレクトドリンクプラン」などそれぞれのお料理に合ったお酒を提案してくれました 私は5種類の違った味をお料理に合わせてグラスで頂きました ◆先附&前菜:静岡麦酒(クラフトビール)にロジャーグラート・カヴァ(辛口・白) ◆お椀とお造り:宮城・伯楽星(純米吟醸)に秋田・天の戸(純米酒) ◆プリフィクス:シャトーモンベラ・ルージュ 相方は沢山飲めないのですが愛知の今や欧米でも好まれる ◆「醸し人九平次 大吟醸」 を単品で頂きました 錫で作られた竹酒風の器に冷やされてでてきます ●お椀 「THUMIRE」汁 お出汁がとても美味しい中に鰯のつみれにお麩、加賀人参、九条葱、柚子が添えられたお澄まし ●お造り「秋 海」 本鮪 アオリイカ 鯛 細長い信楽の器に彩り良い野菜をアクセントにまるで絵画の様に盛り付けられてます また、瓢箪を重ねた様な醤油皿には刺身醤油だけでなく魚醤と裏メニューの烏賊墨醤油の三つの味わいが楽しめます メインのお魚とお肉のお料理は以前から同じスタイルのプリフィクスでそれぞれ3種から選びます 魚料理は二人共 ●稲取産金目鯛 新鮮な金目鯛をソテーして皮まで香ばしく、コクのあるパプリカソースで和洋折中の味が楽しめます お肉料理は相方は和牛ヒレ肉のソテーでわたしは ●富士の国 豚 ポワレ 静岡のブランド豚を低温調理で赤身を残し柔らかくしたものを厚切りにしてメレンゲ風に泡だてたハーブ散りばめた和洋折中のソースで味わいます 変わってるのは添えられた雪花菜にフォアグラが練りこまれて口の中に変化を与えてくれます ●お食事は「秋刀魚ごはん」お米は山形つや姫に生姜と木の芽を和えた焼き秋刀魚の炊き込みご飯 焼き秋刀魚の香ばしさと脂が炊き込みご飯に絶妙に絡んで味わいのあるご飯に 残ったご飯はおにぎりにして夜食としてお部屋へサービスされますが、これがまたお出汁をかけて香ばしいお茶漬け風の秋刀魚ご飯に変身、ついついいただいてしまいます ●デザートは「巨峰×柚子〜風味親和力〜」 ライトアップされたお庭を望むテラス席でバースデープレートと一緒にひんやりと心地よい風を感じながらいただきました さて今宵は蔵を改装したBARで食後のカクテルをいただいてから、三日月が照らすお部屋の露天風呂で寛ぎましょう 今回も素晴らしい一期一会のお料理との出会いで、新たな驚きと感動を沢山分けてもらいました‼︎

2

北海道

寿司

Kameyama Kenichiro

【さすが北海道一と言われるお寿司の名店に伺いました】 『北海道の休日シリーズ』第3弾は富良野から登別温泉へ移動するところ、こちらの本店でお寿司をいただくためにわざわざ札幌へ寄り道です 事前にカウンター席の予約を入れていた日曜日の12:30、円山公園に近い環状通り沿いの一軒家 高級料亭に似た佇まいのお店前に到着、早速若い女性の係の方がお出迎えに駐車場まで先導してくれます 立派な門構えの入口から丸石が敷かれたアプローチを通り暖簾を潜りカウンターに案内されます カウンターは重厚な白木の一枚板の付け台、店内の照明は明るく調度品や絵画も置かれ全体にゆったりとした清潔な造りに、使われている器も備前や志野など中々の物ばかり 高級感溢れた食の空間がありました‼︎ 板前さんは両脇2名に中に補助的な1名の3人体制 動きがキビキビとして居ながら落ち着いたさばきが気に入りました ランチはおまかせ寿司コースが竹 3564円 10貫、松 5400円 11貫、旬 8640円 12貫に、懐石風なコースのお昼膳 6480円 事前に聞いていたところ、夜は銀座の超一流寿司屋並みと聞いてましたが、お任せでなければ意外にランチコースはお得なんです⁈ コースのお値段の差は1貫ずつの違いだけでなく、使う食材が反映されているとの事でした と言う事で寿司コース松をお願いしました 内容はお寿司が11貫に野菜サラダ、お椀にデザートが付きます 先ずは、運転中なのでノンアルビールで喉を癒します ガリは丸漬けした甘酢ショウガを都度いちいち薄く包丁で捌いて4-5枚ずつ供してくれるのは新鮮でした 握りは一口サイズで一貫ずつ供されます まずは道産の高級魚 *襟裳の松皮鰈(カレイ)から 旨味がある夏の北海道の白身の王様ですね! 板さんと言うかピシッとした職人さんと言う雰囲気 一貫ずつ、これは煮切り醤油をつけてますとか、これは塩だけでと案内があります 続いては旬の肉厚の*苫小牧の北寄貝、*釧路の時不知鮭、*戸井の本鮪の中トロと続きます 繊細な握り方といいさすがに旨い‼︎ その後は*留萌の甘いボタン海老、鯛より旨い*稚内のソイ、旬の利尻の溶けるような*ムラサキ雲丹 その後はこれまた肉厚で食感の良い*日高のつぶ貝、*羅臼のイクラは軍艦ではなく小鉢に盛られてだされます 唯一の道産外は*宮城の穴子 ふっくらとした煮穴子で詰めの具合も抜群です シャリは赤酢を使用して米は*山形のつや姫を使っている様で意外でしたが山形の米もレベル高い! 最後はカステラの様な焼き目がフワッとした*玉子焼が出されて握りはお終い 最後までゆったりとした感じで美しい握りが供されるのがいいですね お吸い物の後はお茶の種類も変わりお手製の*最中アイスクリームのデザートで締めとなります 以上、ノンアルビール2本含めて二人で13068円は納得価格! 豪華な落ち着いた内装、白木の凛としてドッシリとしたカウンター、清潔な白い制服を身に纏い丁寧に仕事をされる職人さん 道産の旬の地魚を味わい楽しませていただき素晴らしいひと時になりました わざわざ来た甲斐がありました さすが北海道を代表する「北の迎賓館」と呼ばれるミシュラン二つ星のお寿司屋さん 次回はゆっくり道産の地酒でもいただきながら味わいたいと思いました ご馳走様!

3

宮城県

寿司

Kameyama Kenichiro

【久々の仙台の夜、仙一の美味しい料理と寿司、また親方に会いに来ました】 盛岡でイベント参加の帰りに久しぶりの仙台で待ち合わせ お気に入りの仙一さんへ久方ぶりに伺いました 事前にカウンターを予約していたので真ん中の2席を空けておいてくれました 私は親方お任せコースを相方は刺身と寿司コースをいただきます 先ずは麒麟生ビールの仙台作りで乾杯です ●お通しは春だけと思っていたのは私の感違いだった、七ヶ浜の生白魚を生姜醤油でいただきスタートです 閖上、塩竈、松島、石巻、女川、気仙沼などの名漁港を抱える宮城や三陸は復興も徐々に進んでまだまだ大変ではありますが、昔の姿を取り戻しつつある様で嬉しい限りです またこれから寒くなり魚介類がどんどん美味しくなる季節でもあり楽しみでもあります ●次はこの秋初物のあん肝 丁寧な下ごしらへの後に調理されてとても柔らかくとろける様な食感に大根おろしの辛味がポイントになり今までと違ったあん肝の旨さが広がります ●つづいては鱈キク(白子)のポン酢和え ピンク色のキクは一度火を通されてもプリプリで噛むとジワ〜と白子の新鮮な旨味と甘みがポン酢と調和してそれはたまりません ●お待ちかねの黒鮑の柔らか煮が登場 なんと周りは煮凝りで埋め尽くされた三陸黒鮑がとろけるほどに柔らかくなって鮑の旨味と磯の香りが口一杯に広がります ●お料理の最後は松島穴子 煮穴子ですが出される直前に炭火で炙って胡瓜の酢の物の上に乗って出て来ます ちょっと本わさをのせていただくと穴子の甘みと香ばしさに甘口のお酢の味がマリアージュしてエモい割れない旨さが広がります ◆これらの肴に合うお酒はやはり東北や宮城の銘酒でしょう まずは青森の田酒に始まり宮城の綿屋、山形十四代と数々のの名酒が600〜800円でグラスでいただけて止まりません ●つづいてのお造りはまずは国内最高級と言われる宮城・閖上の赤貝から 醤油では無く焼き塩でいただきます まだシーズンになったばかりで水揚げが少ないとか、それでも素晴らしく瑞々しい閖上の赤貝は甘く磯の香りもほんのりと冷凍物の赤貝に慣れた口を驚かします ●他に驚いたのは親方が言われる通りの本鮪に負けない位美味かったバチマグロトロやビン長マグロ 今までの物はなんだったのでしょうか? ●お刺身は他にアイナメや〆さば、脂の乗った戻りカツオに赤いかなどどれも新鮮で秋深くなって美味しくなった魚ばかり! ひろきの純吟が旨い ●最後ににぎりとネギトロなど10貫ほどいただきましたが、中でもこの時期には無いはずのバフンウニは夏場だけでなくこれから出る物も美味しいと教えられ、まさしく絶品で驚きました 親方は強面ですが優しい方で昔我が社の仙台でのゴルフコンペに毎回参加された時の話や楽天イーグルス、星野仙一元監督の話など周囲のカウンター客も入って盛り上がり楽しかった上に、色々と沢山サービスしていただきました 本当にご馳走様でした 楽しくて美味しくて!仙台の夜は更けていきます

4

北海道

日本料理

Kameyama Kenichiro

【北海道一と言われる登別温泉の名旅館に初逗留です】 『北海道の休日シリーズ』も第4弾! 富良野から札幌経由で高速道路を使い訪れました 登別温泉は2年振り、前回の宿泊は全室スイートルームで有名な「望楼NOGUCHI登別」でしたが、今回はやはり北海道を代表し大正6年から続く老舗高級旅館「滝乃家」さんへ ともかく私はこのために北海道へ再訪に来たといっても良いくらいです 2008年にリニューアルしてからも部屋数が少ないせいか、中々週末は予約が取れない老舗の宿で有名ですが、今回ラッキーな事に一番豪華な庭園露天風呂付の和風スイートルーム92平米-DWタイプ「音羽」にお世話になりました 生憎小雨交じりの少し肌寒いお天気でしたがスムーズにチェックイン 客室「音羽」は、2Fの一番奥に12畳と6畳の和室二部屋にソファーチェアーがお庭を望むリビングの付いた和風スイートルーム お庭の先は登別の森が眼の前に広がります お庭に向かって右手奥はパウダールーム、お庭に面して独立したシャワールームのその奥に源泉掛け流しの白濁の湯を湛える2-3人でも十分な露天風呂があります 反対側の左手にはTVや冷蔵庫が配備された客室ダイニングルーム(配膳専用の入り口まである)が用意されています 館内の温泉は、地下(といっても1Fみたいなものですが)の白く濁った硫黄泉と鉄泉の内湯に白濁の地獄谷から沸く硫黄泉の大露天風呂、また最上階の天空露天風呂は鉄泉(男湯)全て源泉掛け流しです 露天風呂は、小さな滝や姫マスが泳ぐ池と登別の緑に囲まれ、硫黄の香りを感じながらの入浴はどれも心が安まり、またお部屋の露天も緑と庭に囲まれて大変寛ぎます (今までいろいろ訪れた各地の部屋付き露天風呂の中ではこちらがBEST of bestでしょう!)   食事は緑の森と苔むしたお庭を望む客室の専用ダイニングルームで頂きます ◆山ブドウの食前酒 ◆先付 冬瓜の含め煮 千草あんかけ ◆前菜・八寸 トマト土佐煮、ササギ胡麻和え、蓬麩田楽、北海縞海老の塩煮、南瓜クリーム寄席、ゆかり揚げでしたが残念ですが特に印象はありません ◆吸物  玉子豆腐、白玉餅、エリンギ、短冊人参などが入ったお吸い物 出汁が良く出て美味 ◆向附 函館産鮑、天然本マグロ、室蘭の平目 鯛 紫雲丹 珍しいホイップした醤油が付いてこれに本山葵を乗せて刺身につけると少々変わった味で良いです ◆強肴は 和牛の煮込み OR 毛蟹の半身をチョイスですが登別で採れた毛蟹をいただきました やはりカニはどうしても寡黙になって毛蟹へ集中です ◆焼肴 きんき(吉次)の焼き物 はじかみ これは時鮭から変更になったメニューでしたが変更になって大正解!! 脂の乗ったきんきの腹身は皮まで香ばしく最高でした! ◆煮物 茄子の味噌煮、帆立、椎茸、小松菜 ◆酢の物 カニの錦糸巻き、蕪甘酢漬け、蛇腹胡瓜 ◆ご飯  豆ご飯 味噌汁 香の物 ◆デザート  道産のフレッシュメロン入りクリームソーダ ◆飲み物 ビールはサッポロクラシック お酒は大雪の純米吟醸酒 ディナー全般の評価としては前身が料理旅館としても著名なお宿ですし、料金もかなりの金額ですので大変期待していましたが、「感動」するまでには至らず  お味は良かったのですが「優良」まではいかず「良」ということでしょうか 高級旅館で売っているのですからもう少し食材の質や煮物や酢の物、前菜や食事に工夫と技量アップを求めたいところです 懐石担当の板前さんとフレンチシェフの二人体制との事ですが、フレンチシェフはどうしたのという感じでした 但し、サービスに関しては、親しみのある仲居さんでとても良かったです  望楼NOGUCHI登別との優劣では「モダン度や設備面」では望楼さんが優 「食事」お味面で滝乃家さんが少し優 「お風呂と温泉」では滝乃家さんが優 というところでしょうか ですが全体的には安いお部屋ならともかく、価格的には高額な滝乃家さんにはもう少し頑張ってもらわないといけません! 来年からJR東日本がスタートさせる 『TRAIN SUITE 四季島』の指定旅館にもなっているわけですので数ある関東の名旅館の水準位にはレベルをもっと上げて欲しいと思います #登別温泉の最高級宿 #最高の温泉 #素晴らしいお部屋

5

静岡県

旅館

Kameyama Kenichiro

【今年のプライベートな忘年会は伊東の人気宿で過ごしました】NO.600! 明けましておめでとうございます 2017年最初はRettyキリ番投稿600回目となる伊東のラグジュアリーなホテルから こちらのホスピタリティ溢れるサービスと素敵で美味しいお食事、ユッタリと寛げるお部屋と温泉で2016年一年間の疲れと身体や心の垢を流しました ホテルに車で到着すると係の女性が待っていたかの様に駐車場へ誘導には驚きました! チェックインは高い天井から相模湾を望むラウンジでスパークリングワインを飲みながらゆったりと お部屋は和洋折中のスイートルーム、ベッドルームにはマッサージチェアーがいつでも使えます 遠く初島を望むバルコニーには24h掛け流しの一人用の陶器の露天風呂に丁度良い湯加減のお湯が張られています お風呂は室内にも広めの檜風呂が用意されてますし、最上階には二つの貸切りで寝や付きのお風呂がフリーで空いていればいつでも使えます さて夕食は最上階の相模湾を望むダイニングルームで相模湾や伊東港に上がった新鮮な魚介類がメインの会席コースをいただきます なんと食事の際のドリンクやアルコールは全て飲み放題のフリーなんです! 先ずは ■ 5種のウエルカムドリンクでスタートです 梅酒、アロエワイン、山桃酒、りんご酢レモンミックス、コムブッカ ■ 先付は桜海老の黄味おろし ■ 前菜は7種 秋茄子、鯵寿司、太刀魚利久焼、カステラ焼、石狩漬け、蟹味噌豆腐、蓮根煎餅 どれも少しづつお酒の当てにピッタリの前菜です ■ お椀は甘鯛進丈でサッパリと胃を馴らします ■ 御造りは三種のお醤油(刺身醤油、白身醤油、土佐醤油)で本マグロ、皮を炙った鰆、桜鯛の三種 伊豆天城の本山葵を長次郎のサメ皮の擦りおろし器でおろしていただきます ■ 焼き物1は伊勢海老の鬼がら焼き ちょっと身が軟らかなのは残念でした □ ここで別注料理の金目鯛の煮つけが登場  30cm大の大き目の金目鯛はこれからが旬、甘辛く煮つけられ白髪ねぎと生姜の先切りと一緒にいただきましたが身が締まって新鮮さが実感でき、目玉や内臓の肝まできれいにいただきました、 ■ 焼き物2は金目鯛の塩焼き 脂が乗っていてレモンを絞りパリパリの皮までいただきました ■ 中皿 金目鯛の湯引きというか金目のしゃぶしゃぶです 脂の乗った金目鯛はそのまま刺身で食べられるもの  ポン酢でさっぱりといただきましたが金目の身はプリッとして濃厚でした これら金目鯛尽くしはとても美味しく満足しました ■ 煮物 三島産もち豚の吉野葛あん ■ お食事 松茸ごはんに赤出汁にお新香 この時期に香り高い松茸ご飯がいただけるのはありがたい ■ 甘味 栗饅頭の美味しい煎茶で〆です □ フリードリンクでいただいたのは ビールはプレモルの生、万大酒造のあらばしり冷酒、花の舞の燗酒、ワインはカルロロッシ・カリフォルニア 食後はお部屋で寛いだり温泉に入ったりして10時からラウンジBARでこれまたフリードリンクのカクテルを伊東の夜景を見ながらいただきました 最後にラウンジでは塩ラーメンの無料サービスまであり、これがまた美味しい事!! 明日の体重計がヤバイ!? 今回、高級ホテルを専門とするネットサイト「Relax」を利用しての旅でしたが以前にいただいていたRelaxクーポン券1万円引きを使って、特別料理の金目鯛の煮付けをプラスしても2名で52900円でした 後で知りましたが、Relaxの2016年全国人気NO.1に選ばれたホテルがこちら「風の薫」でしたが、なるほどね!と納得でした 特に女性には人気があるのではないでしょうか #年末年始 #旅ごはん

6

北海道

オーベルジュ

Kameyama Kenichiro

【富良野滞在1日目は50種類以上のお野菜が楽しめるというオーベルジュ・イタリアン】 『北海道の休日シリーズ』第2弾は1日3組限定の中富良野にある最近話題の「オーベルジュ・エルバステラ」へ7月も終わりの週末宿泊しました Rettyでは意外に初投稿のようです⁈ 若い夫婦二人で切り盛りするこのオーベルジュはオープンから丸3年が過ぎて4年目に入ったとの事 売りが「非日常」と「感動」の体感だそうですが、率直に言って至る所に「もう少し」の感じはあります しかし、全体的に一所懸命二人でやられているのには好感が持て、チェックアウト後お暇まする時に二人で手を振ってお見送りされた時には「頑張って!」 と本当に声を掛けたくなりました 先ずは「非日常」、お部屋は「chic」という30平米の天井の高いシンプルなお部屋 アンティークな戸棚なども置かれてます ですがTVは無くその代りにチェックインの時にお借りしたモダンJAZZのCDがお部屋で良い音を奏でるのを聞きながら数多くの富良野を題材にした写真集などを見たり周囲の自家菜園やお花畑を眺めたりのんびり過ごします さて、「感動」の夕食は6:30からと決まっていて宿泊3組同時にスタートです レストランは内装やテーブルなどこれまたシンプルで高級感は特にありません 私はスプマンテ、相方はソフトドリンクで乾杯の後 自家菜園を持つ野菜ソムリエの若いオーナーシェフが丁寧に作る50種類以上のお野菜達を中心に アミューズ、前菜2種、パスタ2種、本日の魚料理、本日の肉料理、ドルチェ&カフェと約3時間強の時間を掛けて供してくれます どのお料理もパステル画を思わせるような色とりどりの野菜の盛り付けとシンプルなイタリアンのソースで素材を生かしたお料理でした 自家製のフォカッチャはもちもちで美味しく、お料理のインターバルが長いのですがその間、道産の優れたワインをいただくことが出来て満足でした 但し残念だったのは、お酒を飲めない人にはこの3時間強も要する長いインターバルは苦痛です また、肉料理が牛のワイン煮込みでしたがパサパサしてあまり感心しません それ以外は「感動に近いお料理」をいただけたと思います コーヒー一つにして自家焙煎で一人一人コーヒサーバーで抽出するというこだわり また、お部屋の冷蔵庫にある飲用のお水も近くの湧水にこだわるという徹底ぶりでした シェフであるご主人の優しい人柄も好感を持ちました 奥様も可愛らしく感じの良い方で少々神経質さが見え隠れしますがお若いのでこれからもっと良くなるでしょう お支払いしたのは二人で6万円強でしたが決して高いとは思いませんでしたが、CPが良いとも思えません ですが何故か完成された近くの有名なホテルにはない好ましさと新鮮さを感じました 次回、さらに3年後?どのように成長され、さらにお料理もホスピタリティーも素晴らしいものになっているか是非再訪して確認してみたいと思いました #素敵なオーベルジュ 富良野の自然 非日常 感動 今後のさらなる発展を期待!

7

東京都

イタリア料理

Kameyama Kenichiro

【555回投稿は第7回Retty 京王線グルメの会に参加して】 今回3回目のレビューは大好きなDonBravo! 「京王線グルメの会」初参加での記念すべき555回目投稿です 当日8月27日土曜日は小雨交じりの中、今回幹事の桐山さんやリーダー石神さんはじめ10名のメンバーで6時から開宴です 初めての緊張感と期待に胸を膨らませて登場した当日のメニューは珠玉の全8品のコース@6000円なり ▪️カプレーゼ 山形のフルーツトマトにモッツアレラ 赤紫蘇ソースとバニラオイルにレモンの泡立て ▪️カルパッチョ カツオの叩きの厚切り エシャロットソースにマジョラムオイル ゴルゴンゾーラのシャーベットを添えて ▪️イワシのサルディンサオール ヴェネチア郷土料理のイワシの南蛮漬け風 ▪️鮎の高温コンフイ 95度のオリーブオイルで真空で8時間煮て漬けて骨までとろける状態で身をほぐして供される マスカルポーネときゅうりのソースと一緒に キュウリと鮎のコンフィのマリアージュは新鮮な味わいが ▪️パスタ ムール貝と赤ナスの冷製 加賀野菜のナスのスライスにオクラの花弁が珍しい パスタはカッペリーニでしっかりとした味にオクラの花は小さな驚き ▪️ピッツア マルゲリータ いつもの全粒粉とヨーグルトの生地で焼き上げられたモチモチの食感 少し焦げていたところは苦くて残念 ▪️メイン 佐賀産のブランド豚 酵素ポークの薪焼き 低温で1時間掛けて焼かれ ソースはフォンドヴォーとフランボワーズソース イギリス岩塩でいただきますが柔らかくて味が濃いお肉は豚肉では無い様な感じさえします ▪️ドルチェ フルーツポンチ パンナコッタにフルーツのピュレ アニス酒 多数のハーブが添えられて目からも口からも楽しませてくれます ▪️ドリンクは飲み放題@2000円で特別に 生ビール、赤白のワイン、コーラ、ジンジャーエール、ウーロン茶 とにかく最初のカプレーゼから最後のドルチェまで一つ一つのお皿にはシェフの感性豊かなメッセージがまるで魔法の筆で描かれた絵画の様に表現されて感動を呼びます いただきながら考えました シェフにとってこの料理の一つ一つはどこから発想したひと皿なのだろうかと?  その位それぞれが個性豊かで斬新なひと皿ひと皿なのです 中でもカルパッチョは厚切りにしたカツオの叩きを エシャロットソースとマジョラムオイルだけでなく 更にそのお隣にはゴルゴンゾーラチーズを、何と!シャーベット状にしたソースで楽しめる凝った物 このひと皿に出会えただけでも参加してよかったと思いました 料理との出会いは正に「一期一会」 しかも料理人のメッセージは食べたものにしか伝わりません われわれは、料理人の料理に触発され、感動や喜び、そして生きる勇気を与えられるのです 平シェフ、感動をありがとうございました それらを体感できた素晴らしい料理と それを分かち合える素晴らしい仲間に逢えた それは素晴らしい会でした‼︎ #食欲の秋

Kameyama Kenichiro

「チョットサボって遅れた500回目の切り番投稿」は 【本場トスカーナの雰囲気とお料理が味わえる】 リストランテ エノテカ リヴァデリ エトゥルスキ ★リストランテ紹介☆彡 イタリアで最高とも言われフィレンツェで最も有名で現地では唯一ミシュラン★★★の名店【エノテカ ピンキオーリ 本店】の味を受け継ぐ南青山の一軒家・高級リストランテ 「エノテカ」とはワイン蔵とかワインを主体にしたリストランテのことだそうですが、舌かみそうな店名のこちらは2010年にリニューアルオープン その名の通り、トスカーナ中心に400種類、2000本以上のワインストックを持ちワインリストも百科事典のような厚さです 南青山の裏通りにテラコッタ調の屋根瓦が印象的な2階建ての瀟洒な建物は、外装だけでなく内装も本場の調度品に囲まれトスカーナ地方の高級リストランテの雰囲気を楽しめます 1Fのフォーマルなサーラジネストラでオーガニックな本日のディナーを楽しみます 2Fはサーラローザではトラットリア風の気軽な造りでランチはビュッフェで、ディナーもリーズナブルなお値段で楽しめます ★名シェフと名パティシェ☆彡 シェフとパティシエ共にエノテカ・ピンキオーレ時代(フィレンツェ)からの名コンビのヴィットリオ・コッキ(シェフ)とピエトロ・アンドローゾ(パティシエ)両氏が伝統的なトスカーナ料理にモダンなテイストと和を加えて楽しませてくれます ★乾杯☆彡 先ずはスプマンテとイタリアンビールのモレッティで乾杯!最初のドリンクは1Fを事前に予約するとサービスされます ★コースディナー☆彡 ディナーはコースでいただきました  私は「Ponte Vecchio」を選択@10000円~  アミューズ アンティパスト パスタは2種 魚料理か肉料理 ドルチェ カフェ ✴︎アミューズはハマグリの...ハマグリは美味しかったですが特に印象は無く思い出せません(笑) ✴︎アンティパスト ソプレッサータ(トスカーナ地区特にシエナ地方の豚のモツの煮凝り風のパテ)に彩りプティトマトと燻製オリーブオイルの粉末添え】 .....正にトスカーナの田舎料理の一つですがコラーゲンと豚のモツの旨みがたっぷり凝縮されたソプレッサータを薄くスライスしてサラダ風に仕立ててあるので濃厚な中にもアッサリと頂けてこれはワインに合いますね ✴︎パスタは2種類 最初のプリモピアットには自家製手打ちスパゲッティ フォンティナチーズに黒トリュフの香り .....もちもちの自家製スパゲティに濃厚なチーズが絡みトリュフの香りがたまりません セコンドピアットにはかぼちゃのラヴィオリ アマレッティとスパイスの風味ホウレン草のソース ....ラヴィオリのモッチリとした食感にほうれん草のアッサリとしたソースとトマトソースが絶妙に絡んで深い味わいです ✴︎魚料理 サーモントラウトのハーブ風味ラルド巻き、マスカルポーネとレモンの香り .....新鮮でプリプリのサーモンはハーブの香りが味を引き立て、さらにマスカルポーネとマリアージュして爽やかな味わいをもたらしてくれます ✴︎肉料理 ウマフイレ肉のロースト、スペイン産レタスとアーティチョクのグリルと白トリュフを添えて .....このローストされた口に入れると甘く柔らかくて桜肉とは思えない香り豊かなフイレ肉に絶妙なソースとトリュフの香りに温野菜の組合せが素晴らしい ✴︎ドルチェとカフェ パイナップルのカンノーリにパインのマリネとバシリコ、ココナッツのソース .....シャキシャキとした生地にくるまれたゼリー状になった甘い果肉にパインの香りとココナツ風味が合わさったデザートは、見るからに水彩画を思わせるような盛り付けで目でも楽しませてくれます エスプレッソも完璧でした!  相方は「San Lorenzo」コースで@8000円、パスタが1種に魚料理を選択です ワインは単品でもソムリエが料理に合ったものをサーブしてくれます@1200~3000円くらいですか  モンタルチーノのアルジャーノを味わいました 食後はチョコレートとクッキーのサービスが好きなだけいただけます グラッパも楽しめます  ★サービス&雰囲気☆彡 プロのサービス、素晴らしいです 店内装や家具、飾られている絵画や什器備品、食器類もジノリなど質が高く、少々暗い白熱球照明は落ち着きます 但し、お料理の写真には苦労させられましたが こちらのお店はイタリア政府から認定されているレストランと言う事で日本人の口に合うイタリアンと言うよりも、本場トスカーナの味付けや食材も近い物を堪能できるリストランテのためかこれまでの評価がやや低い気がします もう少し評価を上げてあげたいと感じさせる素晴らしいクオリティの数々でした☆☆☆

9

東京都

イタリア料理

Kameyama Kenichiro

【吉祥寺ではおそらくお料理ではベストな本格的イタリアンレストラン】 出来ては消えていく吉祥寺のレストランの中で7テーブル18席と比較的小さなスペースで、すでに10年以上の歴史を持つリストランテ 若くしてフイレンツエで長年修業され有名な今井康ニ郎オーナーシェフが、吉祥寺の少し外れた住宅街で名店の趣きのあるまでに見事に仕上げたリストランテです 開店以来気に入っているお店の一つですが、午前中井の頭公園でたっぷりお花見の後にランチに予約して久々に訪れました 予約の12:30に訪問も私達の席以外は店内は平日にも関わらずほとんど満席です 本日のお料理はA@2160円〜C@5940円までのコースからコースBの@3560円をいただきました ディナーはそれなりの料金ですが、ランチはお得な料金で今井シェフの味が楽しめます! ・ドリンクは先ずはスプマンテにアサヒの生ビール、その後南トスカーナ産のモンテプルチアーノ赤2012年物グラスワインで ・本日の前菜は 【パルマ産生ハムとリーフサラダ】に相方が【真鯛のカルパッチョ】 ・本日のスープ 【大分湯布院産の完熟人参のポタージュ】 ・本日のパスタ   こちらのパスタには【ウニのタリエリーニ クリームソース】が有名ですが  前回もいただいているので今回は、 【大分産あおりイカとホウレン草のスパゲッティ、カラスミと一緒に】 相方が【飛騨牛のラグーソースのタリエリーニ】 ・本日のメイン(お魚orお肉のいずれかチョイス)  【飛騨旨豚ロース肉のローストにフルーツトマトとダブナードのソース】 相方が【大分産ヒラメのローストにシャンピニオン、ビュルロット茸と天使海老のレモンソース】    ・本日のデザート【チョコラータのジェラート】にコーヒーとミルクティー それぞれのお料理についてはスープが少し塩分が強かった以外は相変わらずどれも素晴らしい内容でした また、リストランテでランチ・タイムにリチャード・ジノリの食器を使用する店舗は中々ありません! 殆どのお料理がヴェッキオ・ホワイトで供されます‼︎ 店内は2名でサーブされますが、着席から食後の帰り際までさりげなくかつ気が利くサポートで忙しいにもかかわらずお店の外まで見送りされるのも相変わらず好感大です 一点残念なのは、4人グループの主婦たちが昼からのアルコールの影響なのか大声でお喋りされるのは勘弁してほしいね!ファミレス感覚なのは困ったもの! このお店狭いので最低限のマナーは守ってほしいものです!? とは言え吉祥寺にふさわしい素敵なイタリアンを供する店なので、今後もずっと大切にして行きたい場所です【店評価4.0】

Kameyama Kenichiro

春の沖縄編③ 沖縄初日のディナーは、宿泊してるテラスクラブアットブセナからカートで送迎してもらい事前に予約していたブセナテラスの3F 鉄板焼き龍潭へ伺いました オフシーズンなので先客は半分程度の入り 過去ブセナテラスのこの鉄板焼きへは2回来てますが久々の再訪は大分時が経ってしまいました 10年振り位になりますか⁈ 沖縄で鉄板焼きといえばリッツカールトンの鉄板レストラン喜瀬とこちらがお気に入りです! テラスクラブのBARでアペリティフを充分楽しんでから伺ったので、既に夕日が沈んで外の海は赤みを少し残している程度でかなり暗くなりました 店に入ると以前は鉄板を囲むカウンターが二つだった記憶がありましたが、大分以前に拡張した生簀の水槽がある青い照明がシックなロングカウンターの海側の景色の良い席が用意されていました 大分広い店舗空間になったという印象です さて、お料理はコースがいくつかありアラカルトもありますが、今回はオマール海老と県内産和牛・本部牛のコース(@15700円)をお願いしました こちらの鉄板焼きはステーキだけでなく沖縄の郷土料理を鉄板で調理してくれるのが特徴でしょうか 先ずは調理前にカウンター正面の生簀からロブスターをシェフが早速網で取り上げてから真っ二つにされたロブスターや和牛肉、その他の料理の食材を先ずは確認させてくれます 前菜は沖縄モズクが最初に出され、その後に沖縄の珍味・豆腐よう、スモークサーモンのいくら乗せ、アグー豚のミミガー入りのテリーヌの3点盛りが出てきます それに合うのは今帰仁酒造の琉球泡盛5年物の古酒(クースー)【古龍】をロックでいただきます サラダはグリーンサラダにゴーヤ、ミニトマト、赤い新玉ねぎがスライスされて乗ってドレッシングはシークワーサーのサッパリドレッシングでいただきます そろそろ鉄板ではロブスターが調理されていきます カナダ産のロブスターはとても大きく、しっかりと味噌もあって爪肉など身がプリプリ! 身は甘みがあってレモンだけでとっても美味しい 付け合わせに海ブドウがたっぷりと供されます 次にフーチャンプルーがシェフの巧みな鉄板でのコテさばきで仕上がります パパイヤの細切り、豆腐、沖縄麩にSPAM、玉子、野菜などが入っており味は薄めでしたがパパイヤとお麩と島豆腐の食感の変化と素材の味に変化があって楽しいです 次はメインのステーキ、本部牛 相方とサーロインとフィレをシェアしていただきました 石垣牛まではいかなくてもとても柔らかく脂が甘みのある癖のない味です 地元の塩に本わさびをつけていただきます 泡盛・古龍のオンザロックがすすみますね 締めのガーリックライスは和牛の脂身をカリカリにして玉子とあえているのでどちらかというとチャーハン風、お味噌汁と一緒にいただきますが、さすがガーリックライスは既に満腹気味で食べきれないで残念! デザートはクリームブュリュレとフルーツをエスプレッソと一緒にいただきます 我々の鉄板は貸切状態でしたのでシェフの方と色々なお話しをしながらの食事は丁寧で好感が持てました。 材料はほとんど沖縄のものを使っているとのことでチャンプルーや豆腐よう、海ぶどうなど沖縄独特の料理や素材もいただいて満足です また訪問したいです # 本部牛/石垣牛 チャンプルー オマール 沖縄テイスト/鉄板焼き