Akira Sugihara

長男、おかわしゅん@錦糸町！ 京成八幡の「長男、もんたいちお」、江古田の「長男、ほそのたかし」に次ぐ長男シリーズ3号店！ 他のニ店はつけ麺店だが、錦糸町の「長男、おかわしゅん」はまぜそばに特化している。 みたらし@950円！ 桑田佳祐とユーミンがタッグを組み、1986年と翌1987年のクリスマス・イブのゴールデンタイムに放送された伝説の音楽番組『メリー・クリスマス・ショー』。 その番組内でジャズの名曲「テイクファイブ」に勝手に日本語の歌詞をつけて完全な下ネタで「みたらしドピュッとね〜♪」と歌った。 「みたらし」というワードを聞くと、どうしてもこの歌を思い出してしまう。 さて、麺は浅草開化楼製のストレート極太麺。 ゴワ感は少なくツルっと感とモチモチ感で喰わせるタイプ。 タレはまさに「みたらし」が言い得て妙で、甘辛タイプ。それでいてしつこさは皆無。 レンゲに盛られた背脂と一緒に親の仇を取るべくぐちゃぐちゃに混ぜて食すと、具と麺の一体感が増してさらに美味しい！ 次回は気になるカレー味を食べると心に誓い、新聞紙にくるまって寝た。

日吉屋〜♪ 日吉屋〜♪ か〜ぜに吹かれて〜♪ 日吉屋@亀戸！ おりも正夫、飯島愛、華原朋美、持田香織、ヘンリー塚本…などを輩出した事からも分かる通り、亀戸という町はなかなかディープである。 そんな亀戸に渋い佇まいの町蕎麦屋があったので、入ってみた。 大村庵、朝日屋とともに、日吉屋という屋号の蕎麦屋は多くはないが、たまに見かける。 近隣の亀戸天神やくず餅屋はすごい人なのに、日吉屋は案外空いていた。 カツ丼セット@950円！ 桜も散り、晩春の日差しが初夏をも感じさせたので、蕎麦は久しぶりに冷たい「もり」にした。 半カツ丼と蕎麦のセットかと思っていたが、どちらもほぼフルサイズのボリューム感。 カツも揚げたてで、玉子でとじられているのにも関わらず、カツの衣がサクサク感を残している。 特筆すべき点はない町蕎麦風情ではあるが、つるりとした蕎麦も悪くない。　 ガラガラだったお店に、子連れのファミリーが数組やってきて、いつの間にか席が埋まった。

笠岡ラーメン一元堂@神保町！ 2024年3月15日オープン！ 岡山県笠岡市のご当地ラーメンとしてじわじわときている笠岡ラーメンの東京進出！ 笠岡市で養鶏業が盛んだった頃に誕生したために、豚の代わりに鶏を多用したのがはじまりらしい。 鶏がらスープに、鶏チャーシュー、備中手延麺から派生したパッツンストレート麺と青いネギが特徴だ。 味玉笠岡ラーメン（醤油）@990円！ 鶏出汁スープに、笹岡ラーメン店御用達の丸新麺業製のストレート細麺。 シンプルなお味でなかなか美味しい。 鶏チャーシューは思いの外、かたい！ 香川県の「骨付鳥 一鶴」の親鳥みたいな食感。 コレはコレでキライぢゃないが、汁モノ麺類の具としては鶏チャーシューの咀嚼時間が一番長くなる。 麺と一緒に食べた時に、口内に鶏チャーシューが最後まで残る。 ご当地物なので、郷にいったら郷に従えの精神で食べた。 でも可能であれば、野口五郎に従いたい。 今日この頃です。

築武士（つきぶし）@神田！ 築地の食材と京風出汁を特徴とした立ち喰い路麺。 経営母体は株式会社築地魚河岸氷販との事。 飲食店やホテル、築地場外や豊洲市場の仲卸などへ氷やドライアイスを供給している会社だ。 そんな訳で築地や豊洲に出入りする仲卸と顔が利くので、扱う食材は言わずもがな。 オーナーが関西出身で関東の黒いルーシーに違和感を持ち、京風出汁の路麺を出したかったという事らしい。 のどぐろ天そば@550円！ 高級魚のどぐろの天ぷらが3枚入って550円！ 激安！ 京風出汁に合うようにネギは青ネギ。 個人的には蕎麦にはやはり関東風の黒いルーシーが合うように思うが、選択肢が広がるのは悪くない。 ミニまぐろ丼などのお魚を使ったサイドメニューが気になる！