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てだこ浦西駅
メキシコ料理
「タコスの何たるか?」を知りたければ、この店へ、沖縄へ、向かうのだ! 2泊3日の沖縄旅行にて、道中色々な沖縄料理を食したが、その中でも一番感動的に美味かったのが、何とこのタコスであった(旅行に同行した他2名も同意見)。 店は街の外れ、決して賑やかなエリアではない。お客もまばらだ。 ドアをくぐり席に座し、メニューを問えば、何とも硬派にタコスオンリー。このあたり、都内の某餃子屋を彷彿とさせる。 運ばれてくるタコスは、一人前で小サイズの物が4つ。それにお好みで、とチリソース(自家製?)がついてくる。具材はシンプルに、挽肉・レタス・それにトマト。何の変哲もないただのミニタコスだ。 が、これが妙に美味い。1つあたり一口二口でいけてしまうこのタコス、あっという間にペロリと平らげ、皆「もう一皿持ってコーイ!」とおかわりを要求。2皿目もすんなり平らげてしまった。 何故、このタコスはこんなにも食欲をそそるのか?と少し考えてみた。挽肉の肉汁やチリソースも美味いのだが、本質は別の所にあるのでは?と一つの結論に達した。 皮(トルティーヤ)が、美味いのだ。 思えば、餃子が本当に美味い店、というのは、ほぼ例外なく皮が非常に美味い。モッチリした食感が感動を与え、また皮の旨みが具材の味に力を与える。今回のタコスもまた、同じではないか!食感、旨みともに、他のタコスでは味わい難い。 ああ、思い出の沖縄旅行。海遊館や戦史関連施設もよかったが、まさか至高のタコス発見の旅になるとは…