プロフィール カバー写真
大崎 裕史

TOP USER

大崎 裕史

Pro

ラーメンデータバンク取締役会長

株式会社ラーメンデータバンク 取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。自称「日本一ラーメンを食べた男」として雑誌やテレビに出てます。ラーメン以外でもうまいものが大好き。音楽はJ-POP好き。

  • 2555投稿
  • 871フォロー
  • 16946フォロワー

好きなジャンル

  • ラーメン
  • 寿司
  • 丼もの
  • フレンチ

MY BEST

  • エリア(すべて)
  • />
    ジャンル(すべて)
大崎 裕史

大崎 裕史

excellent

新宿三丁目駅

ラーメン

2023年6月20日オープン。株式会社ココロオドルの経営。(nobodyknows+の歌で私も好きな「ココロオドル」という歌があるけど関係あるかな?)イタリアンやバーなどを複数店舗経営しており、ラーメンは新宿御苑前の「Rahmen Eddie」に続いて2店舗目。同じラーメンでもまったく違うジャンルを出してきた。排骨担担麺専門店。 店名は、俳優のロバートデニーロから取っており、彼の映画の中でも「タクシードライバー」がヒントになっているんだそう。 メニューにはデニーロのように“痺れるカッコよさ”をラーメンで表現したいという情熱が込められている。 デニーロはもう昔の俳優になってしまったかな、と思いきや先日、79歳で7人目の子供ができたことで話題になった。(その数日後、今度はアルパチーノが83歳で4人目の子供が誕生。元気な二人だ。二人が共演した「ヒート」は名作。) 主なメニューは、PA-KOH・D・担々麺 小辛 1380円、白胡麻担々麺 小辛 980円、バタージャージャン麺 1380円、細切り野菜の冷し和え麺 シチリアレモンだれ 1180円、ラードライス 780円、排骨肉(パーコーロウ) 650円、よだれ排骨肉(パーコーロウ) 850円など。 トップメニューの「PA-KOH・D・担々麺 小辛」に麻薬煮たまご200円を追加。 まず最初に小さなグラスで青汁登場。ラーメンを食べ終えたら、飲んでください、とのこと。辛さをやわらげる役割とか。最初に野菜の飲むのはいいので、少し飲んでおいた。飲みやすい青汁だった。 煮たまごは別皿で登場。甘辛い味付けで個性的。 ラーメンの方は写真映えするビジュアル。ラー油とテーブルの赤、ワイルドな排骨、やんちゃな揚げ麺。SNSで店名と共に受けそう。 麺は菅野製麺所製のもちもちした中太麺、スープは濃厚でパンチあり、干し海老の旨味を加えた肉味噌や自家製ラー油がなかなかいい存在。小辛だったので程よい辛さと痺れだったが、中辛(同額)、大辛(+100円)もある。 スパイスが効いたリブロースの排骨も揚げ立てでおいしい。 サイドメニューのラードライスというのもウリらしいが780円だったのでボリュームも多そうだし、諦めた。しかし、帰社して調べるとラードライスハーフ480円というのがあり、麺類とのセットでいいかもしれない。「よだれ排骨肉(パーコーロウ)」というのも気になるし、やや地味だった「Rahmen Eddie」とうって変わってインパクトたっぷりのラインナップ。ちょっと突き抜けるくらいが印象に残っていいのかも?早速再訪したいくらい気になるメニューが多い。

大崎 裕史

大崎 裕史

excellent

新横浜ラーメン博物館『あの銘店をもう一度"銘店シリーズ"』第18弾として2023年6月27日(火)~7月17日(月)に出店。 その初日(6/27)に食べてきました。 11時20分頃の到着で20人待ち、ラーメンが出てくるまでに20分ほどでした。 主なメニューは「玄界灘塩らぁ麺」950円(大盛り1150、ミニ650)、味玉入り+150、玄界灘ちゃーしゅー麺1250円(大盛り1450、ミニ無し)、魚ロッケ400円。 頼んだのは、玄界灘塩らぁ麺+魚ロッケ(1350円)。 まずは、お店の背景及び紹介。 新横浜ラーメン博物館では、創館15周年(2009年)企画として『新ご当地ラーメン創生計画』の第3弾を進めていた。そしてその対象地を佐賀県「唐津市」に決定。プロデューサーはあの「支那そばや」創業者である佐野実氏で本人最後のプロデュースになる。 その企画で2009年9月に誕生したのが「らぁ麺 むらまさ」である。唐津にもラーメン店はたくさんあるが、同じ九州の地なのでご多分に漏れず豚骨ラーメン隆盛の地である。そんな中で佐野さんが選んだ味は、なんと玄界灘の塩を使った『塩味』のラーメンだったのだから驚き。 かねてより「料理で一番大切なのは水と塩」と言って憚らなかった佐野さん。そんな佐野さんが選んだのが玄界灘に囲まれた加唐島で作られる「一の塩」。塩の専門家と言っても過言ではないくらい塩に精通した佐野さんが絶賛した塩である。 佐野さんと言えば“鶏”にも詳しく、ラーメン業界に銘柄鶏を持ち込んだ人であり、鶏ベースのスープが多い。ところが、このラーメンは“豚”中心で構成された。豚を主体に使いながらも他に佐賀産のミツセトリを加え、アゴ(トビウオ)、昆布などの魚介系もブレンドしてコクのある清湯に仕上げている。そこに合わせる麺はしなやかでなめらかな国産小麦を使用した中細ストレート麵。そして素晴らしい塩らぁ麺が完成した。 かの豚骨ラーメンの地で10年以上愛され続けてきた「塩らぁ麺」。それが進化してラー博に戻ってきた。 私も食べるのは10年ぶり。いや〜滋味深く、実においしく完食完飲。名物の魚ロッケもおいしかったので一緒に頼むことをオススメしたい。

大崎 裕史

大崎 裕史

excellent

東池袋駅

ラーメン

2023年4月12日オープン。 「六感堂」の跡地に「五感」って、これが偶然だというのだから面白い。 修業先は「力の源ホールディングス」で12年勤務の猛者!「五行」(5年)を始め、商品開発、他。「一風堂」自体は少しだったとか。 普段の昼は12時前に食べることが多いのだが、この日はいろいろあって、店着が13時11分で外待ち7番目。かなりゆっくりの前進。ご対麺が13時45分なので34分待ち。店主と女性一人体制。キレイに片付けて清掃してからの次の人を入れている。空席が目立っても先に入れることはない。ラーメンは私の頃は一杯ずつ、普段は2杯ずつかな?それも含めて丁寧で回転の悪さはしばらく我慢。 都内の新店なのにラーメンデータベースの初レビューがなかなか出てこない。(14日の16時現在無し) 主なメニューは、醤油らぁめん1000円、塩らぁめん1100円、地鶏味玉150円、ワンタン300円、チャーシュー600円、特上+400円、炭火おにくごはん500円、地鶏TKG350円、ごはん200円、他。 特上を頼むつもり満々だったが、券売機の写真を撮ったのが13時32分でその時には「特上」は売り切れ。ちょっと愕然。開店して2時間経ってないのに。聞くと予想以上に特上が出て、特上のみに入る鴨チャーシューがなくなってしまったとのこと。 そこでワンタンの塩らぁめん1400円を選択。券売機先頭は醤油だが、それは次回に特上で頼むことにした。 スープは無化調でさらに「無酵母エキス」まだ明記しているところがユニーク。地鶏出汁は名古屋コーチン、岩手産いわいどり、鳥取大山どり、みつせ鶏と羅臼昆布。貝出汁は天然蛤、天然浅利、しじみ、ホタテ貝柱など。国産天然物にこだわっている。 チャーシューは3種類、デフォで2種類、特上で3種類。豚ロース(炭火焼、薫香)、鶏むね肉(炭火焼、低温調理、仕上げに再炭火焼)、鴨ムネ肉(炭火焼)。ワンタン(岩手鴨ミンチ)、味玉(奥久慈)、メンマ(糸島)、麺(大成食品特注品)、醤油(本醸造5種類)、九条ネギ、輪島の塩、国産柚子。 器は四季火土のオーダーメイド。 ワンタン塩らぁめんが到着。具はワンタン4個だったかな?(3個かも)、チャーシュー2種(豚と鶏)、海苔、メンマ、白髪ネギ、三つ葉。 見た目も素敵だが、飲んでみても地鶏+貝出汁のスープが豊潤でおいしい。麺はなめらかでしなやかな細麺。スープとの相性も良く、お見事。ワンタンはチュルチュルで鴨の餡が小さいけど美味。しっかり味がある。ネギものりもメンマもそれぞれこだわって使っているのがわかる。 かなりの高水準だったのでいくつか聞くとサイドメニューの「おにく」は「飯田商店」、メニューの「特上」は「Breakbeats」リスペクト。「ホントは味も飯田商店を目指したかったんですけど、さすがに無理でした(笑)」と。でも、最近の清湯系では素晴らしくおいしく、ビブグルマンを狙えそう。すでに並びができているが、いずれ記帳制になるかもしれないくらいのウマさ。駅から少し離れているけど、池袋なので「遠い」なんて言ってる距離ではない。湯河原や青梅に比べれば近い近い(笑)。 今でも30分以上待ちますが、それも今のうちですよ。(すぐにもっと並ぶか、記帳制か、予約制か、、、。) 方向性としては、「飯田商店」「FeeL」「Breakbeats」とかのジャンル。

大崎 裕史

大崎 裕史

excellent

大門(東京)駅

ラーメン

2023年4月2日オープン。「はっちゃん」ではなくカタカナの「ハ」なので読みは「はちゃん」。 ベトナム出身の店主は「麺処ほん田」で9年修業。厨房がよく見えるカウンターに座ったが、店主の所作が実に素晴らしい。まだ1カ月未満の新店でここまで見事な動きは久しぶりかも?と驚いた。メニューには醤油と塩があり、ネギも醤油と塩では変えており、トッピングもいろいろある。つけ麺もあるし、それなのにほぼ迷わず、的確に適切に作業が進んでいく。行列ができる人気店だが提供も早い。「ほん田」時代も相当な戦力だったのではなかろうか。私が新店に行くのが早過ぎるのか、「あそこをもう少しこうすれば待ち時間も少なくなるのに」と思うことが多々あるのだが、今回はまるでなし。もう数年くらいここで営業していたのでは?と思うくらいのスムーズさ。 そんな店主が作るラーメン、おいしくないはずがない。そういや、ちゃんと途中途中でスープの味もチェックしているのにも感心。 チャーシューも3種類あるが、その都度カットなので瑞々しくジューシーでおいしい。

大崎 裕史

大崎 裕史

excellent

2023年4月27日オープン。(2023年8月31日まで) 「ミシェランガイド北海道」に掲載された名店が、「東京ラーメンストリート」の期間限定入れ替え制ショップ「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」第7弾(最終回)に登場。 「富良野 とみ川 」は1997年7月10日オープン。百貨店催事や東京ラーメンショーなどのラーメンイベントでも食べているが、本店にも行っている。遠いところ、よく行ったなぁ〜と懐かしい。 地産地消にこだわり、富良野の食材を中心に使用、無化調スープで自家製麺。「ミシュランガイド北海道ビブグルマン2012・2017」と2連続掲載。(2回の発売に間があった) GW中、16時頃のアイドルタイムだったが、他は行列や待ちがある中、こちらはタイミング良く、スムーズに入れた。 注文したのは、基本メニューの「石臼挽き中華そば」に見映えの良いアスパラをトッピング。アスパラは長い一本そのままが丼に乗っかって出てきた。 スープはさらさらの無化調清湯醤油味。スープは根室産短元昆布、⼲し椎茸、鰹、鯖から出汁を引いた透明で澄んだ鶏ベースのスープと煮⼲出汁の2 本⽴てを使⽤するこだわり。タレも北海道産食材を使用。あっさりとした和風出汁だが滋味溢れる優しい味わいでおいしい。老若男女幅広い層に受け入れられそう。 最大の特徴が自家製麺で、富良野産100%の小麦粉を石臼で挽いて全粒粉を練りこんだもの。ストレート中太タイプで風味が良くシコシコ食感。上質な日本蕎麦に近い感覚で咀嚼のたびに小麦の風味が香る好みのタイプ。 期間中に他のメニューも食べてみたい。