Mai Tanaka
大崎駅
フランス料理
ずーっと行きかったカンテサンスへ訪問。 (行きたいリストに入れて早2年ちょい。なかなか機会に恵まれず行けなかったカンテサンス・・・) メインダイニングはお写真NGです。 今回は個室にてお食事だったのでお写真OKでした。 白紙のメニュー。 岸田シェフにこだわりがとっても感じられます。 ドリンクは、ぶどうのジュースにしました。 すこしシュワシュワした感覚がシャンパンを連想させます。 アミューズはトマトのスープとムール貝です。 さっぱり冷たいスープが火照った体にうれしい・・・ パンも、水分量が多くもっちりしっとりしていながら食事の邪魔をしないシンプルなパン。 カンテサンスのスペシャリテの山羊のババロワ。 山羊のミルクのババロワの上に百合根・マカダミアナッツが乗っておりオリーブオイルとお塩で頂くものです。 ひとくち口に入れると感動するほどの、シンプルだからこそおいしさがダイレクトに伝わる逸品です。 マッシュルームと雲丹のケークサレ。 お菓子みたいな感覚ですが、とっても満足感があります。マッシュルームの味付けや雲丹の甘さ、ケークサレのサクサクしっとりした感じ・・たまりませんでした。 お魚は真魚鰹です。 やわらかに焼き上げられた真魚鰹と付け合わせの万願寺とオクラ。 メインは、豚肉。火入れにとことんこだわり何度も出し入れをし火入れをしているそう。 そのためしっとりやわらかくどこも均等に火が入っております。 脂身があまり得意ではないわたしも、この脂身のおいしさには感激しました。(上品な甘さ・・・!) アバンデセールは中国茶のアイス。 なめらかな舌触りと自家製のレーズンがアクセントになっています。 メロンのタルト。メロンもいちばん甘い部分だけくり抜いて使用しています。 運ばれてきた瞬間にメロンの甘い香りがふわっと部屋中に広がりました。 「すごくいい香り!」とみんな口を揃えて言っちゃうほど(笑) やっぱりお料理は目で楽しみ、舌で楽しみ、香りで楽しむということなんだなぁと改めて感じました。 いい香りがして、食べる前のワクワク感とどんな味なんだろうどんな食感なんだろう何を感じるんだろうって思うこと、 美しいお皿を楽しんだり、いろんなものが複合したその空間を楽しんだり。 おいしいものを食べるって、ただ「食べる」だけではないんだなと思います。 その時間やその空間を誰と過ごすかとか、なにを感じるかってこともすごく大切なことですね。 「美味しかった」という言葉だけで終わらせたくないほどの、そんな感動がありました。 予約的に1年に1回くらいしか来れないお店なので、つぎはいつ訪問できるかちょっとわからないけどもまた必ず伺いたいお店です。 (大切な人と来たいお店ですね♡)