Maya Ishii
京成船橋駅
居酒屋
【山椒入り白身魚冷麺】 以前、同じビルの2階にある「幸せのパンケーキ 船橋店」に行ったときに、「餃子酒場」も気になっていました。 初めて「餃子酒場」を訪問した日は、日射しがジリジリと強く、お昼に何を食べようか同行者と話し合ったところ、「冷やし中華が食べたいね」と希望が一致。 「栄華光」か、まだ未訪問の「大輦」か、考えながら歩いていると、ふと目に留まったのが「餃子酒場」の冷やし麺の写真付きメニューの立て看板。 中でも一番心惹かれたのが「山椒入り白身魚冷麺」でした。 お店の入口の前に行くと、店員さんが「どうぞ」と招き入れてくださいました。 席に座って、壁に付いているボタンを押して店員さんを呼びます。同行者は「醤油冷麺」(いわゆる一般的な冷やし中華)、私は看板の写真を見て気になった「山椒入り白身魚冷麺」を注文。 待っている間卓上のメニューを見てみると、種類が豊富で変わった食材の一品料理も多く、四川料理を中心としたかなり本格的な中華料理のメニューがたくさんある印象でした。 「山椒入り白身魚冷麺」は、小麦粉か片栗粉をまとわせた一口大の白身魚を湯通ししたようなものと、茹でもやし、キクラゲ、パクチーがのせられています。冷麺とありますが白身魚だけは温かいので、全体的にはつけ麺のような温かさです。タレは醤油ベースで、油通ししたみじん切りのネギとにんにくと荒く刻んだ唐辛子の味わいが深みと香ばしさを出していて、ネギ油のような風味もします。酢は入っていなくて酸味はありません。山椒が効いていて、適度なしびれる感じがあります。味付けは濃すぎずにんにくの風味も強くなく、粗く刻んだ唐辛子の辛さも強くありません。もやしとキクラゲの歯ごたえもアクセントとなり、パクチーの風味も良く、終始美味しく頂くことが出来ました。卓上に酢があるのでかけても美味しいかもしれないと思いましたが、そのままの味が美味しく味変の必要を感じなかったので、かけずに頂きました。 個人的には具材も味もとても好みの一品です。 同行者の「醤油冷麺」(冷やし中華)も具だくさんで、鶏肉やチャーシューに高級感があり、錦糸卵もふっくら美味しいとのことでした。 ボリュームも価格以上で、味も本格的な中華料理の味わい。 期間限定の冷やし麺は「山椒入り白身魚冷麺」「醤油冷麺」の他に「盛岡冷麺」「よだれ鶏冷麺」「ジャージャー麺」「坦々冷麺」があります。 冷麺を食べてみて他のメニューもきっと美味しいだろうなと期待が高まりました。