Shuzaburo Arashi
新橋駅
居酒屋
「新橋って侮れないなぁ」と確信に至ったきっかけの店。 肉割烹と呼ぶにふさわしく、こだわりの肉と手間暇かけた仕込みが秀逸。 牛鍋の前に頂いた牛タンの柔らかさに驚いた。銀座や麻布、恵比寿でも食べたことのない舌触り(この舌は僕の舌)。厚みがあるからか、あまり良くない表現だが「自分の舌を噛んでる錯覚」に陥ったくらいソフトだった。 店員さんも皆気さくで知識も豊富。 話も面白く、距離感もちょうど良い。焼けるまでの時間を上手に使い、こだわりの情報を小出しにしつつコチラの期待感を高めてくる。 リンゴや山芋を加えた割り下と、脂具合の上品な肉との相性はとても心地よい。 A5でも下品なサシが入っていない所がまた好印象でした。 デートか女子会か、上品な友人たちと上品な空間を楽しみたい人にオススメかな。とはいえ敷居は高くなく、店の空気は新橋らしく温かいです。